おっちゃんは何となく気になるが、今は目の前のドラゴンだ、これ以上暴れられると流石に怪我人が出るのではと思うし
「やるぞ、ボンノー」
「おう、相棒!!」
俺はボンノーを刀背打ちが出来るように構えドラゴンに襲いかかった、しかしドラゴンは二度も捕まっているためか植物の鞭を出したがら逃げていく
「クソっ!ツタが邪魔で追いつけない、」
俺は蔦を切り刻みながらドラゴンに向かっていくがあと一歩で届かない!
ビビビビ~!!!
奮闘していると俺の背後から奇妙な音と共に真っ直ぐと光線のようなモノが現れ、蔦を華麗によけながらそのままドラゴンへと命中した。
次にそれはドラゴンの周りで瞬く間に鳥籠のようになってしまった。
「へぇ?」
何か拍子抜けで変な声が・・・
「何してんのよ、とろいわね。」
後ろでエピロが溜め息をついてる。あのビームみたいなのはエピロが撃ったらしい。
「そういうのがあるなら一番最初にしろぉぉ!」
俺の魂の叫びがここ一帯に響き渡った。
「だって、これ疲れるんだもん」
エピロがビームでできた鳥籠のようなモノを持ちながら答える。
その頃プロロさんはなんか見たこともない動物、多分犬か狸みたいなのに襲われている所だった。
「さぁ、帰るわよ」
ひと仕事終えて満足したのかエピロは植物を消してから家の方に歩き出した。
「プロロさんはいいのかよ、友達なんだろ?」
俺はなんか良く分からない犬みたいな動物に襲われているプロロさんを横目に見ながら言う。
「いいの、いいの、いつものことだから、関わると巻き込まれるしねー」
なんか親友ぽいエピロまでそんな反応なのか・・・
なんか可哀想だなプロロさん・・・まぁ俺も置いてくけど・・・
そう思い俺もエピロを追いかけた。
「こうしておけば逃げられないだろ」
俺はつかまえたドラゴンを首輪と鎖でつなぎ逃げられないようにしておくことにした。
「首輪の強度が心配だし、魔力なんかで強化できないか?」
「そういえば、この子がもっていちゃった私の魔力はどこにあるの?」
そういわれて気づいたが最初につかまえるまえからこのドラゴンは魔力をもっていなかった。
「まさか、回収し忘れた、とかいうんじゃないでしょうねぇ」
エピロが青筋立てながら詰め寄ってきた。するとボンノーが
「まずいな。このままだとあのカリエルだったか…が復活してしまうぞ。あいつらはエピロの魔力から生み出されたものだからな」
と、実に面倒なことになりそうなことをいってきた。
「ってことは魔力を天使にとられる前に回収しなきゃいけないのか」
「そうなるな。一度倒されたのだから、ある程度強化もしてくるだろう。
もしかするとまたくるようなふりをしておいてその後私の爆破でやられたので恥ずかしくてもう出てこないかもしれないがな」
「でもせっかくのふりを台無しにされて怒り狂って襲ってくるかもよ」
「もしかするとほかの天使と合体してくるかもしれません」
と3人でカリエルの予測をあーでもないこーでもないと言い合っている。
「うんうん、確かにお前らの言う通り・・・て何でプロロさんがここにいるんだぁー!?」
「とりあえずエピロの魔力を探してみよう」
そうして3人と一本でエピロの魔力を探しにいくことにした。
ドラゴン逃がさないようにつれていくことにした。
ザッザッザッ
俺達は、ドラゴンが暴れた場所に俺、ドラゴンとエピロ、プロロの二手に別れて行った。俺はビニール袋が無いか、注意深く探した。
探して探して探した挙げ句に探したが、結局魔力は見つからなかった。
俺が探し終えると同時にエピロ達から連絡が入った。
あちらも見つからなかったらしい。
「不味いな、これは天使が先に見つけて回収した可能性が高いぞ・・・」
「ああ、どうやらそのようだ相棒よ・・・これは予定を変更して急いで天使を追いかけた方がいい・・・。」
だが今日はもうボンノーの力を使いすぎて、賢者タイムは使えない・・・どうすりゃいいんだ?俺が考えてると空から女の高笑いが聞こえてきた。
「オーホッホッホッ!」
ヴン!!!
重い重低音が鳴り響くと同時に周りに結界が張られた。
「しまった!」
どうやら向こうから直々に俺をぶちのめしに来るらしい。
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