ダーティーフェイト 1
こんにちは、俺の名前は御手洗 雲高(みたらいうんこう)
高校生で高司の幼馴染みでもある。
そして奴に途方も無い恨みを持っている一人の男でもある!!
小学生や中学生の時は割と仲良くしていた、しかしある日あの事件のせいで俺のあだ名は、・・・俺のあだ名はぁなぁ!!!
『ウンコマン』になってしまったのだー!!
許すまじ高司!絶対に許さない、憤怒バーニングサンダーファイヤーウルトラスーパーローリングストームグレートファッキンストリームDXである!
だから俺は図書館に何故かあった、【超強力悪魔召喚術、魔王編】ってのを借りて、悪魔を呼び出し奴を懲らしめる事に決めたんだ!!
だがそれからは大変だった、血液を1リットルため魔法陣を書くとか、蛇を20匹捕まえて四隅に5匹ずつ置くとか色々やった・・・。
そして遂に俺は魔王級の悪魔ベルゼブブの召喚に成功したのだ!!!
ウンコマンというあだ名になってしまった俺に蝿の王が召喚されるのは、なんとなく不条理を感じるがこれで百人力だ!!
「ハッハッハ!アッハッハッハ!!ゴホゴホッ!ゴホ」
「何してるんだい、雲高君」
「あぁ、高司の苦しむ姿を想像して高笑いしてただけだ。」
「君もよくやるね、というか憤怒の担当は僕じゃなくサタンがするんだけどね・・・僕の担当は暴食だから」
「そうだな、確かにお前はその小さい体のどこに入るんだってぐらい食うし俺の仕送りは全部お前の胃袋のなかだしな、・・・」
「その分は君の願いを叶えてあげるから、投資だと思って我慢してよ。しかしこの町は何だか色々と大変な事になってるね・・・。」
「ん??、どこが大変なんだ、こないだちょこっと森がいきなり出て消えたみたいな都市伝説が俺の友達の間で出てたけど、所詮都市伝説だろ?」
「それが大変なんだよ、雲高君、それは多分僕達悪魔または人間以外の魔獣、そして天使が関係していると思うんだ。」
「はぁ、悪魔の存在もあんまり信じてないのに、魔獣や天使なんかもいるのか・・・一部のエリートたちは魔法を使えるみたいなのは聞いたことがあるけど、世の中わかんねぇな、
ま・・・俺は高司に復讐できればいいけどね!!」
「じゃあ、その高司君とやらに会いにいくとするかい?」
「んーーアイツとは違う高校だし、家はわかるけど上手く会えるか??」
「その点は大丈夫だよ、僕の蝿をこの街に放ってあるからね」
「そうか!じゃあ明日、学校の放課後あたり会いに行ってギャフンと言わせてやるぜ!!」
「そう言えば、雲高君、何気に流したけどこう見えても僕は魔王級の悪魔なんだ。」
「ああ、そうだな。何を今更?」
「いや、分かっているならいいんだ。で、君はさっき僕のこと“お前”って言ったよね?」
「え、そうだっけ?」
「うん、言った。こう見えても僕は魔王級の悪魔なんだ。だからさ、こう敬意て言うのをもって接してくれると嬉しんだけど。」
なんだこいつ?さっきからやたら魔王級の悪魔を連呼してんな。
「つまり?」
「いやだから、お前って言わないでよ。」
「どんだけ前の話してんだよ!なんだお前!魔王級の悪魔のくせに結構根に持つタイプか!?」
「違うぞ!ただ僕は魔王級の悪魔だからそれに合わせた呼び方をだな・・・」
「じゃあなんだ?魔王級の悪魔(笑)とでも呼べばいいのか?」
「いやなんだよその魔王級の悪魔(笑)って!?せめてベルゼブブでしょ!呼び捨てをする前に(笑)てなんだよ!絶対に僕をバカにしてるでしょ!」
「してねーよ。別に見た目小学生だから、何こいつほんと魔王級の悪魔 ベルゼブブ様(笑)とか思ってねーからよ。」
「いやしてるじゃん!絶対バカにしてるじゃん!いいだろう、表に出ろ!僕の力見せてあげるよ!」
「ハン!たかが小学生如きに負けるとでも?」
「あ~また言ったー!僕のこと小学生ってまた言ったよー!僕は魔王級の悪魔ベルゼブブなのに!」
こうして、何気ない一言から始まった俺とベルゼブブの喧嘩は庭での殴り合いへと発展した。
ちなみに最終的にお隣さんの
「うるさいよ!何時だと思ってんだい!」
の一言で俺とベルゼブブの喧嘩は終わった。あと説教された。ベルゼブブ涙目だった。
・・・ほんとにこいつ魔王級の悪魔か?
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