ペペさんと、砂城さんが攻撃の準備を整えてから扉に手をかけた
ガチャ、少し重い音がしながら扉が開く
「ハロハローー!!」
聞き覚えがあるウザイ声がした、とりあえず唖然としているペペさんと、砂城さんに少し下がってもらって扉を閉める。
「ボンノー、あれ見たことあんだけど、幻覚??」
「あれは、多分あいつだろ、しっかり殺った筈なんだがな」
気を取直して、もう一回扉を開けてみる
「ハロハローー」
そこにはカリエルとほか三人がいた
「あなたがたがここ一連の魔力上昇の原因ですね?
少しお話よろしいですか?」
砂城さんが相手を問いただすすると、初老の執事のような格好な男性が奥にいる女性に声をかけた
「ゼネシス様、ここはこのヴァルル・モントにお任せくだされ。」
「そうか、わらわが直接手を下しても良かったのだが、この神を愚弄する者共を。まぁわらわはこのあとする事もあるから、そなたらに任せるとしよう。」
そう告げたあと、奥にいたゼネシスと言う女はどこかに消えてしまった
「相棒、今消えたやつが女神だ」
少し震えた声でボンノーが言う、あまりに強大な力に少し蹴落されたのかもしれない。
先程まで、女神と話していた男性がこちらに振り向き砂城さんに声をかけた
「そちらの女性は少し勘違いしているみたいですが神とその神に仕える我らは別に魔力を糧に生きているわけでも、その量が膨大な訳でもないのですぞ」
「はぁ?」
砂城さんが素っ頓狂な声を出す
「そんなわけ、あるか俺の元いたエクソシスト部隊だって魔力を元に悪魔共と、戦ってたんだぞ?」
「それとこれは話が別でございますよ、我々にとって魔力とはあと付の武器でしかごさいませんし、悪魔共と違い魔力だけでしか戦えないわけでもごさいませんしね、
例えばそこの、カリエルの神速と言う高速移動の能力は魔力に頼らない天使固有技でございます。
まぁこれも制限などがございますし、天使で多くて6つ程しか持てません。」
「えぇぇ?まじか、俺カリエルの神速は俺の賢者タイムの劣化版だと思ってた」
「神は魔力を表に出されることはありませんなのでここ一連の魔力上昇はそこの、青年の周囲にいる、悪魔共が原因ではございませぬか」
グウの音も出ない正論である、なんだこのじじい死ね!
「お前らが俺の一族に呪いをかけて、更にエピロの魔力を奪ったことの説明はどうつけるんだ!!」
「その通りだ!」
おれと、ボンノーが声をあげる、
「完全に輩ですね、まぁそこまで恨むならしょうがないでしょう、我々もこの古川家にお邪魔してたわけで不法侵入と言えば不法侵入ですし」
遂に、非を認めたがなんか完璧に宥められた気分である、なんなんだこのじじい死ね!
「お相手して上げましょう、場所を移動してもよろしいですか?」
「あぁ、いいぜ、こんなところで闘う訳にも行かねーしな、あとこれ言ってもあんたは否定するだろうがあんたのとこの女神さんは色々な事件を起こしてんだぜ、証拠もある。」
「そもそも、天界の人等が人間の世界に降りてる時点でダメなんですよ!!」
砂城さんがプンスカ怒っていた。
「我らが主が何をしようと我々がその意思を止める事は出来ませんしね、それに人間共は黙って神に従っていればいいと思いますぞ。」
「ほぉ。」
ペペさんが言った。
「まぁ、こんなくだらない話は止めてササッとやってしまいましょうかね、行きますよプリム、カリエル。」
「「は!!ヴァルル・モント様」」
「私のことはヴァルさんでいいと何度もいっているんですがね、まぁいいでしょう。」
「あのーー」
そっと砂城さんが手を挙げている
「なんですか。」
「どうやって移動するですか?」
「あ!!」
考えてなかったらしい、このクソジジイあんだけ格好つけといてなんにも考えてねーな。
「どうしましょう、今から移動用魔法陣書くのも面倒ですし、私の固有能力もそういう系統の物ではないですし、カリエル、プリムの能力も違いますしね、あなた方は移動用魔法をお持ちではないんですか?」
「あいにく、結界系しかないな、移動用魔法陣書いた呪符は使い切りの一枚しかねぇ。」
「自分も無いです、ないから聞いたんですけどね。」
2人答えてこちらに目線が来た
「ボンノー持ってるか。」
「持ってるわけなかろう。」
「だよな。」
ということでみんな持ってなかった、なんなんだこの魔術師どもは、
「しょうがないですね徒歩でいきますか、ちょっと歩いたとこに人気がない広い所がありますし。」
なんでかわからないが敵である天使達と一緒歩いて行くことになってしまった。
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