高司君はどうやってもモテない リメイク   作:ヘンリー発生

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そろそろストックがきれそうです。センケツノキズナ 7


センケツノキズナ 7

一方高士サイドにて

 

ピカーーー!!!!

 

一気に勝負を決めるためにいつもより強力な賢者タイムをしたためか、輝きが違う。

 

「早速本気で来たか、はは、でも及ばない。」

 

「うるせぇ、俺だって強くなったんだ!前とは違う。」

 

「その通りだ、今の相棒は前よりも賢者タイムを持続出来る時間が10秒も上がったのだ。」

 

あれ、ボンノーがふやけてないな?

 

「それに今回は全力だ、我も直ぐにはふやけぬわ。」

 

へっ、そう言うことか。それじゃあ早速いかせてもらうとするかね。

 

「オラァ!」

 

「ムゥン!」

 

俺とカリエルは同時に飛び出した。奴は、懐から剣を取りだし攻撃を仕掛けてくる。

 

ガキンガキガキ!

 

剣VS剣、だが俺の方が上だね!

 

「おらよっと」

 

奴の剣を上手く弾いた。

 

ギュウィン!

 

「くっ」

 

前にボンノーが弾かれたからな、その仕返しだぜ。奴は空中に舞う剣を取ろうとするが、すかさず足を切ってやった。

ズバァーー!

 

「ざまぁ見やがれ。」

 

だが奴はそんなことは気にせず、ニヤニヤしながら剣をキャッチしそのまま体勢を整え次の攻撃へと移った。流石にその行動は予想外だったので油断した。

 

「まずい!」

 

しかしそこで俺の視界が茶色に覆われた。エンドだ。

 

グワーーーという音をたて、次々と木が生えてくるので奴はやむを得ず身を引いた。これで俺も向こうもお互いの姿を見失った。

 

「うーん、助かったんだけどどうしようコレ」

 

ただでさえ時間制限がある。ここで奴の姿を見失うことは、少しこちら方が不利になってしまう事になる。どうする?そう思ってると、向こうから何かが聞こえてくる。

 

ドーン!

 

「ギュキイイイ!!」

 

爆発音とエンドの鳴き声だ!

 

 

この森のなかで奴は、まさかエンドの位置を特定したのか?

 

「キィィイイイ!」

 

ドーン!ドーン!ドーン! 爆発音とエンドの鳴き声がが止まない。

 

「どーなってやがるんだ。」

 

「植物はエンドを中心に生え、その早さは距離に比例する。つまり姿が見えなくても植物が急激に生えてくる場所を狙えば良いのだ。」

 

ボンノーが解説してくれた。成程、じゃあ上から位置を探るか。俺はボンノーを地面に突き立てた。

 

ギュイイイイン

 

ボンノーを肥大化させ、かなり高い位置に昇ることが出来た。音源は東の方からだ、案の定木がどんどん生えておりかつ爆発が頻繁に起きていた。

 

ドカーン

 

「OK、つまりあっちだな。」

 

俺は方角を特定すると、ボンノーを一気に縮め、その方向へ一気に駆けた。賢者タイムのお陰で身体能力の他に動体視力、反射神経まで上がっている。木がいく手を妨げるが、どうって事はない。ノンストップで走るぜ!音も近づいてきた。

 

10秒程で、二つの物体と開けた場所が見えた。

 

「このクソドラゴンが!」

 

ドカァ!

 

エンドが奴に蹴られた。

 

「余所見してんじゃねーよ!」

 

俺は思いっきりボンノーを振りかざすが、間一髪避けられてしまった。

 

「フッ高士、遅かったな、ドラゴンは既に戦闘不能だぜ。」

 

エンドをみてみると傷だらけだった。爆発魔法でやられたんだろう。そして俺は奴を見て一つの疑問点が浮かび上がった。

 

 

“さっき切った筈の足"がある。

 

 

「何で足がある?」

 

そう聞くと奴は、とても愉快そうに笑いだし、

 

「ふっふははははは・・・」

 

「お主、まさか。」

 

「くくくくく、そうだ俺は復活の際にゼネシス様に神速の他にもう一つの能力、再生を加えさせて貰ったのだ。」

 

「固有能力の追加ってわけか。」

 

「そうだ、前とは違う。」

 

お互い強くなってからの再戦か、

 

「相棒」

 

ボンノーが話しかけて来る。わかってる、時間がねぇ事くらい。

 

「話は以上だ!」

 

俺は足に力を込め、奴へと突進した。奴は全く動かず俺の攻撃をわざと受けた。右腕を肩ごと切ってやった。

 

「オラァ!」

 

スパァ

 

「ふん」

 

このまま小間切れにしてやるよ。

 

「ウオオオオオアアア!」

 

いくら再生能力が身に付いたって、不死身ではないはずだ。俺は次の一撃を首に当てようとしたが、

 

「馬鹿め、タイムアップだ。」

 

奴の首にあたる直前でボンノーがふやけた。次に俺の体から一気に力が抜け、そのまま地面に倒れこんでしまった。糞が、立てねぇ。

 

「ご苦労だったな、自分のペットのために貴重な制限時間を使って。」

 

エンドを探すときに少し時間を使いすぎたか、それにしてもまずい。地面に這いつくばりながら奴を睨むと腕が再生をしてる最中だった。

 

「じゃあ、止めといこうか、爆発の魔法で。」

 

ヤバい、死ぬ。

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