『鎮守府の片隅で』を書いているArielです。今回、『鎮守府の片隅で』のスピンオフ作品として『鎮守府への道』を投稿する事になりました。このお話は、『鎮守府の片隅で』に登場する提督の若かりし頃を描いた作品になります。そのため登場艦娘は、日露戦争で活躍した時代の主力艦がメインの話になりますので、ほとんどがオリジナル艦娘という事になります。またこの物語の横須賀鎮守府には、史実の日本海海戦にて東郷提督が指揮した第一艦隊の第一戦隊が所属している形をとっています。
艦これの世界という事で…現実の歴史とは違う時間軸のため、史実の第一次世界大戦がない等、微妙に現実の歴史の流れとは異なりますし、各艦の退役時期や艦種変更時期なども少し異なりますので、ご了承ください(とはいえ、なるべく史実に近い形にする予定ですが)。また…提督の昇進が早すぎるぞ!というのは無しでお願いしますw。
一応この小説の艦娘ですが、艦の魂を人間の女性に降ろしている…ような存在で考えています。ですから艦娘の錬度=艦の精強さ…くらいな感じで捉えてください。そして艦の魂が、一般の人間の乗員達を妖精さんと考えている(艦の魂が気に入った特定の人間は、個別で識別していますし、士官と兵員の区別はついているようですがw)ような感じで物語を作っています。という事で、その辺りの設定は作者も結構いい加減にご都合主義で考えていますので、あまり突っ込まないでくださいw
『鎮守府の片隅で』は料理中心の小説ですが、こちらの『鎮守府への道』は、一部料理風景も出しますが、メインは提督の出世物語&金剛さんとのラブストーリー(?)になっています。金剛さんと『鎮守府の片隅で』の主役である鳳翔さんの関係については、二章以降で書きたいな…と考えていますので、第一章では鳳翔さんは出てきません。また、出来れば『鎮守府の片隅で』の『外伝1』『第四二話』『第六四話』『第七二話』辺りを読んでから、こちらの小説を読んでいただけると、より楽しめるかな…と考えています。
大まかなあらすじは以下のようになっています。
第一章(実際の歴史の1914年頃を想定?)(第一話~第七話)
『鎮守府の片隅で』に出てくる提督の新任少尉時代を書いた章になります。海軍兵学校を卒業したばかりの新任少尉として横須賀鎮守府に配属され、ここでの艦娘達との交流がメインの話になっています。この時代は将来の提督も一介の新任少尉ですし、将来秘書艦として暗躍する金剛さんも新人として先輩艦娘達に可愛がられており、どちらかというとギャグ要素の強い章になっています。とはいえ、この章の最終部分では、横須賀鎮守府秘書艦の敷島様との将来を賭けた舌戦が待っており、それなりに緊張感がある形で第二章に繋がります。
第二章(実際の歴史の1920~30年頃を想定?)(第八話~第十四話)
史実の海軍軍縮時代の章になります。『鎮守府の片隅で』に出てくる提督の佐官の時代を書いた章になります。帝国の経済状況に対して、あまりにも過大な軍備をどのように削減していくのか?軍縮を行うため、これまでお世話になってきた三笠様達を海軍から退役させなければならない立場となった若き日の提督が、様々な部署と利害関係の調整に奔走する章となります。そしてその結果、現役艦娘達の恨みを集めてしまうことに…。
第三章(実際の歴史の1940年代)(第十五話~第二十一話)
いよいよ主人公の提督が、艦娘の司令長官になるまでの将官時代を描いた章になります。これまで主人公が積み重ねた経験・経歴をフルに活かして、年次の壁を飛び越えて司令長官になるまでの「赤い巨塔」の章になります。またこの話の後の時代となる元小説「鎮守府の片隅で」の鳳翔さんと金剛さんの関係の切欠が描かれる章になり、この結果元小説のような関係に…。