リリカルなのはサーガ   作:DFGNEXT

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パル転がスランプ中なのでスランプ原因のこの作品を投稿し
スランプ奪回を目指します。一応この作品の部類はパル転のリメイクです。


注意事項


この作品は「パルキアに転生して、着いた世界はリリカルな世界」のリメイクに相当する作品である。

リメイクした部分はパルキアがいなくなったこと。それによるキャラ変化

基本的にネタには走らない(ガノタとかの設定がないと言う意味)

主になのはとスカリ博士のキャラが崩壊。他キャラは彼らに引かれて変わっている部分も

シリアスやギャグ、ついでに多少のグロ。たまにR-15があるかも

所謂パル転の「数学大好きなのは」をさらに強化にした作品

オリキャラあり

原作で曖昧な部分、または原作にないオリ設定アリ

フェイトさんの活躍が減る。どっちかと言えば『なのはや』

なのはとユーノは恋愛に関して朴念仁

相変わらずごり押し闇の書事件

一行でもいいからマジ感想ください・・・



以上が大丈夫!もしくは一部だけなら守ってやるよ!と言う人はどうぞ!!






そして始まりはなのはさん五歳。
あいかわらずここから始まるのです。
主人公はなのはですが・・・

それではどうぞ!!


序章:「魔法との出会い」
プロローグ「始まりの日」


 

 

 

 

あのころ・・・わたしは公園のベンチに座り、ただ呆然と前を見詰めていた。

じぃっ・・・と、ただただ公園で遊んでいるみんなを見る。

ただ・・・それだけをする日々・・・

まわりの皆は、みんな笑っていて、楽しそうだ。

 

けれどわたしは、そんなみんなをベンチに座って眺めているだけだった。

 

何度か仲間に入れてくれようとしてくれたけど、

わたしは結局どこにも入らなかった。

 

寂しいけれど、みんなに無理を言うことはできない。

わたしは『いいこ』じゃないといけないから・・・そう思っていた。

 

わたしは・・・胸に手を置き息を吐く、

ずきずきとする胸の痛みを押さえつける。

 

 

ちょっと前にお父さんが仕事で大怪我をした・・・

その日からなんだか家の中がぴりぴりしていた・・・

 

みんながみんないつもと違っていた・・・

 

そして「いいこ」にしていれば元に戻る・・・そう聞いた

 

だからわたしは「いいこ」にしていなきゃいけない・・・

そう・・・思っていたあの日々・・・

 

でもある日・・・一冊の本から、わたしの人生は変わっていったんだ。

 

 

 

 

 リリカルなのはサーガ・・・始まります

 

 

 

 

あの日はベンチにずっと座っていたら、

いつの間にか他の人はいなくなっていた。

 

公園は静かになり、耳に響くのは冷たい風の音のみ・・・

 

わたしもそろそろ帰ろうかな・・・

 

そう思って立ち上がろうと前を見ると

 

「あれ・・・なんだろう・・・」

 

目の前のベンチをよく見ると何か一冊の本とバッグが置いてあった。

忘れ物かな? そう思いわたしはその本に近づいた。

 

綺麗な本だった・・・と言っても表面には傷がちょっとついていたり

表紙の端っこや角は多少磨り減っている。

 

それでもわたしが綺麗だと思ったのはその本の表紙に描いてある図だった。

 

まるでわたしの体の中を電撃が駆け巡るような感覚だった。

今思えば、一目惚れというか、運命の出会いと言うか・・・

とりあえずなにかしら感じていたのだ。

 

落し物・・・というより、忘れ物なので

わたしはお母さんに教えてもらったとおり、

近くの交番まで行ってバッグと本を持っていった。

 

持って行ったときに警察官のおじさんからあめを貰ったりしていると

その落し物の主がその交番のところに来た。

わたしが見つけたと警察官のおじさんが言うと

その人はとても喜びながらわたしにお礼を言ってきた。

 

「本当にありがとう!!ついうっかり忘れててね。

 戻ってみたらなくなってたから驚いたんだ。

 君が持ってきてくれて本当に良かったよ。ありがとう」

 

二度もお礼を言ってくれていたはずだけど

わたしはただ空返事や心のない頷きをするだけだった。

わたしの目はただただその本に注がれていた。

もう二度と見られなくなる・・・そう思うとなんだか悲しくなっていた。

 

そんなわたしに気が着いたのか、

その人はわたしを見て、その本を見た後話し出す。

 

「もしかして・・・この本がほしいの?」

 

いきなり思っていたことをピタリと当てられて驚いたけれど

わたしは正直に・・・素直に頷いた。

 

するとその人は数秒、顔の顎に手を当てて悩んだ後、言ったのだ。

 

「良かったらこの本。君にあげるよ」

 

えっ?

 

「この本・・・買ったはいいんだけど。僕には難しくてね。

 君にも難しいとは思うけれど・・・。

 どちらにしろ古本屋に売る予定だったんだ。

 バッグを届けてくれたお礼に・・・君にあげるよ」

「あ、ありがとうございます!!」

 

今思うとなんてことをしているんだ。とは思うものの

あのときは本当にうれしくて、少し苦笑いしている警察官のおじさんを尻目に

わたしはその本を受け取って、胸で抱きかかえながら

とてもよい笑顔になっていた・・・

 

その日から・・・家でも、どこでも・・・

私の顔には笑顔に満ちていた・・・

 

確かにその本の内容は最初は理解できていなかった。

けれども書いてある図・・・それを見ているだけでとても楽しかった。

何時しか、近くの図書館へ行ったりしたりして調べたりした。

その本を理解していくうちに『何か』を手に入れていた。

とても嬉しくて、楽しい・・・そんな幸せな日々だった。

 

そんな日々が終わったのは・・・あの日だった・・・

 

 

 

 

 

 

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