それではどうぞ!!
「・・・ここは・・・またアースラの部屋かぁ・・・」
なのはが目覚めたのはあれから一時間経った後だった。
ダメージ自体は30分程度で回復していたが、治療薬の副作用で少しオーバーに寝ていた。
目覚めたなのはは頭を左手で抑えながら上半身を起こす。
そして手元のレイジングハートとブレイズハートを見て言った。
「負けちゃったね・・・」
《Yes》
「できれば・・・勝ちたかったかな・・・フェイトちゃん以来だよ・・・こんなに心が躍ったの」
お互いに死力を振り絞った戦い。本当の力を使えなかったのは痛いが・・・
「いや、わたしは最後焦っていた・・・レイジングハートに拘っていなかったら・・・まだ・・・」
そういうとなのははブレイズハートを起動する。
二つの小太刀の『クリーブモード』・・・だが、
これがほとんど通じなかったとはいえなのはは
ブレイズハートに隠された"もう一つ"のモードを使っていなかった。
「ブレイズハート・・・ガンローダーモード」
なのはのその言葉とともにブレイズハートが光の粒子となり、なのはの両腕に集まる。
その姿は剣の形から大きく変わり、肘まで覆う防御武装・・・拳を覆う籠手のようになっていた。
これが「ブレイズハート・ガンローダーモード」
手首部分に高速回転する歯車状のパーツがあり、これをローダースピナーと言う。
魔力を加速、回転の力を加えて撃ち出す、あるいは打撃の威力強化を行う機構を持っている。
それだけではなく防御用魔力をここに集中することによって、
スターライト・シェードに匹敵する防御性能を誇る。
なのはが格闘技が得意なわけではないが、御神流には剣を使わないものもある。
それを扱うのにはこのモードがあるといろいろと便利だし、
防御性能をさらにあげられるからこそ取り付けたモード・・・
さらにこのモードならばレイジングハートと同時に使用できるのだ。
なのになのははこのモードを今回の戦いで使用しなかった・・・
しかも作戦があったわけでもなく・・・
「焦らずに・・・このモードを・・・使わなかった・・・負けて当然だよねぇ・・・
自分のポリシーを無視して戦っちゃったんだ・・・シグナムさんには悪いことしたなぁ・・・」
フルドライブやリミットブレイクは使用しないと最初に言っておいた。
だからまだ良いのだが、これに関しては完全に自分の落ち度だ。
そう考えながら、なのははブレイズハートを待機モードに戻す。
そして・・・なのはは数分反省すると両頬をパチンッと叩いてから言った。
「よしっ、何時までもくよくよしていられないね。
レイジングハート、今回の戦闘の問題、羅列」
反省を終了し、吹っ切れたなのははレイジングハートにそう言う。
今回の戦いを次に生かせなければ意味がないのだ。
レイジングハートは少し待ってくださいと言った後、問題を言っていった。
《今回の戦闘の問題点ですが、最後の焦りを除けば・・・
やはり、砲撃の速攻性ですね。今回はディバインバスターを速射型で打ちましたが
シグナム氏の防御魔法に簡単に防がれてしまいました。
次の十分に威力を溜めたタイプもあのシュランゲフォルムのレヴァンティンに
防がれてしまいました。ディバインバスターの特長はなんといっても
精密な射撃とバリア貫通能力です。本来ならば速射や連射には向いていません》
「と、なると・・・ディバインバスターよりも威力が高くて、
精密さとバリア貫通能力をオミットして、代わりに速射向けの砲撃を構築すれば・・・」
なのはがそう言って具体的な魔法の術式を構築、作成する。
術式を自ら考えるのは久々だ。最後に考えたのは・・・一年前だったか・・・
完成したそれを受け取ったレイジングハートはシミュレーションを行いその答えを言った。
《駄目でした。速射型としては申し分ないものになりましたが、
着弾時の威力と魔力が今のままでは不足しています。
消費魔力が大きくこのままでは使用はできません。
カートリッジでも足りないレベルですので、残念ですが・・・》
「そっかぁ・・・だめかぁ・・・」
なのははそう言って落胆し、頭をベッドに置かれた枕に当てる。
腕で目を覆い、あ~あと言いながらうじうじしていた。
しかしその時、なのはにある希望の道筋が見えた。
なのはは急いでレイジングハートに言った。忘れないうちに
「レイジングハート!仮にさっきのをフルドライブで放てば!?」
《少々お待ちを・・・》
なのはのとっさの発想。今のままでは足りないとレイジングハートは言った。
今のままでは・・・ならば、今より基礎魔力を上げればどうか?
フルドライブでなのはが持ちうるすべての魔力を出し切れば・・・
そして、レイジングハートから答えが返ってきた。
《結果が出ました。使用は可能です》
「よっし!」
その答えになのははガッツポーズをとる。
《速射性はそのまま・・・いえ、1.25倍にまで上昇しました。
そのうえで威力はディバインバスターの1.2倍に上がっています。
消費魔力は変わりませんが、フルドライブ状態の魔力で使用可能です。
カートリッジを使えば、強化も可能です。》
「完璧だね。それじゃあ、名前を考えてあげないと・・・
発動のキーワードにもしたいし・・・うーん。どうしよう・・・
ディバインバスター・・・いや、ディバインバスターを基にしたけど
これはもう違う魔法だよね。レイジングハートは何か案ある?」
なのはの言葉に、レイジングハートは数秒考える。
やがて、何か思いついたのかレイジングハートは答えた。
《一つ思いつきました》
「なになに?どういうの?」
《フルドライブでのみ使用可能という点から、フルドライブ形態の名をとって・・・
『エクセリオンバスター』・・・などはどうかと・・・》
「・・・・・・・・・」
エクセリオンバスター・・・その名を聞いたなのはは数秒悩んだ。
やがて・・・顔を上げたなのははニヤリッと笑いながら言った。
「うん、うん!いい名前だよ、レイジングハート!
エクセリオンバスター・・・この魔法の名前はエクセリオンバスター!」
なのははそういいながらとても気持ちのいい笑顔を見せた。
「よっし、調子が出てきたぁ!
おちおち寝ても居られないね。ブレイズハート!」
なのはのその言葉とともにブレイズハート・ガンローダーモードが起動する。
ベッドから降りたなのははベッドの隣でシャドーボクシングを始めた。
・・・のだが・・・そのとき病室の扉が開き、フェイトが入ってきた。
すべての行動を停止し、お互いに見つめあう二人。
フェイトの目にはどことなく怒りの表情が見え、
なのははその表情に頭から冷や汗をたらたらと流す。
そして、先に覚醒したフェイトがなのはの元へと近づき・・・
ペチンッ
「あたっ」
なのはの米神に向けて、デコピンをぶち当てた。
イツツ・・・と痛がるなのはを見ながらフェイトはため息をつき、言った。
「なのは・・・人に心配かけさせといて・・・起きたのに連絡もしないの?」
フェイトにしては珍しい、怒りの表情を見せながら言った。
それはわたしがする表情な・・・となのはは思いつつもそんな余計なことは言わない。
「ごめんなさい、フェイトちゃん。心配かけさせちゃって」
「うん、よろしい。はい、私が作った甘さ控えめで少し苦いカカオケーキ」
フェイトはそう言いながら、前になのはがシュークリームを入れた箱をなのはに渡した。
なのははそれを受け取りながら、驚いた顔をしながら言った。
「・・・だんだんお菓子のクオリティー上がってきてない・・・?」
「実はなのはのビデオレターとは別に桃子さんにお菓子作りの指南をして・・・」
「・・・お母さん・・・娘に黙って何をやっているのか・・・」
自分ですらビデオレターだったというのに・・・となのはは憤る。
「ほら、リンディさんってあんまり料理の味に信用が置けないというか・・・」
「いきなり本音ぶち撒けたね。それに関してはわたしも同感だけど・・・」
「あんなに糖分摂取して・・・よく太らな・・・」
フェイトがほとんど言い切ってしまいそうになった瞬間、艦内放送がかかった。
『フェイト・テスタロッサさん。高町なのはさん。
至急、第二会議室まで来てください』
「第二会議室・・・?」
「なんだろう?私はなのはが起きてるかどうか確認するように言われてきたけど」
「とりあえず、行ってみようか?」
「うん、そうだね」
そう言って二人は部屋を出て、第二会議室へと向かっていった。
第二会議室の前へと来たなのはたちはドアの前に立ち、
暗証番号を入力して、会議室の扉を開けた。
その部屋を見ると、そこに居たのは二人。
一人は紫の髪をした大人の男性。もう一人はなのはたちよりも小さい銀髪の少女だ。
フェイトは曲がりなりにも管理局員らしく挨拶をした。
「失礼します。アースラ所属管理局嘱託魔導師 フェイト・テスタロッサです」
「特務五課民間協力者 高町なのはです」
それにあわせてなのはも挨拶をする。
それを聞き届けた男性は同じく挨拶を始めた。
「やあやあ、初めまして。私の名前はジェイル・スカリエッティ
管理局最高評議会の勅命でここに来たんだ。よろしくね」
どことなく着ている白衣や挨拶の仕方から・・・所謂マッドなアレを想像する二人。
そして次に銀髪の少女が挨拶を始めた。
「チンクだ。ドクターのもとで働いている。
今回は本来の助手の変わりにドクターの助手としてきた」
「どうも初めまして」
なのはは無難に挨拶するも、その身長が気になる。
自分よりもかなり小さいのだ。なのはとしては気になる。
それに気づいたのかチンクはなのはに問いかけた。
「・・・何か?」
「えっ、ううん。なんでもないですよ。決して何歳かなんて聞いたりは・・・ハッ」
「ちょっと、なのは」
もろに言ってしまった・・・となのはは口を押さえる。
だが、チンクは気にせずに答えた。
「私の年齢は6歳だ。あなたたちより三歳ほど年下ですね」
「はは、そうですか・・・」
気を使わせてしまった。となのはは気にしてしまう。
が、スカリエッティはそんなことは気にせずに話題を進めてしまう。
「さて、私が今回ここに来た理由を言おう。
君達『特務五課』は今回、闇の書の事件に終止符を打とうとしてるね?」
「はい、そうです」
「今回、最高評議会は闇の書のバグの処理に私を指名したのさ。
もっとも本来は私は生物方面が専門なのだがね。いろいろと機械にも詳しいのさ」
「そうなんですか・・・あの、少し余談なのですが良いですか?」
「私に答えられる範囲であれば、構わないよ」
フェイトの問いかけにスカリエッティは許可を出した。
なのはとチンクはその姿を何事かと傍観する。
そして、フェイトが切り出した。
「・・・あの・・・プレシア・テスタロッサと言う人物について・・・ご存知ですか・・・?」
「あぁ、知っているよ。前に一度だけだが会ったことがあるね」
フェイトの質問。そしてスカリエッティの爆弾発言になのはは心底驚く。
ちなみにチンクは何のことだかさっぱり理解していなかった。
「・・・生物方面が専門と言ってました・・・よね・・・?」
「ああ、なるほど。君が聞きたいのはプロジェクトFのことかな?
確かあれは
『数ある魔導師の分析データを基に人が制御できる人造魔導師を完成させる』
というコンセプトで太古の昔『アルハザード』にあった計画を
『人物を記憶ごとコピーする記憶転写型クローンを作り出す』と変えて
最高評議会の命令で私が基礎理論だけは完成させたが、
興味を失ったので、そこら辺に捨て置いた計画だね。
それを彼女・・・プレシア・テスタロッサが見つけて利用したと聞いているよ」
「そう・・・ですか・・・」
スカリエッティが語っていくことはフェイトにとってもなのはにとっても衝撃的だった。
厳密に言えば、もともとのプロジェクトFとスカリエッティが新たに定義したものは
どちらも出自がアルハザードということでのみ共通していたのだが。
アルハザード時代では権力者が自分の予備として
記憶転写型クローンを作ることは常識であった。
それをスカリエッティがプロジェクトF.A.T.Eと名づけ新たに定義したに過ぎない。
「なるほど・・・資料では見てはいたが・・・君がそうかい?」
「はい、そうです」
フェイトは先ほどまでの態度とは違い、はっきりと答えた。
なのははそのフェイトの態度に驚きを隠せず、念話で話しかけた。
【フェ、フェイトちゃん?】
【ん?どうしたのなのは】
【いや、あの・・・さっきまでとフェイトちゃんの態度が違ったから・・・】
【・・・私決めたんだ。私はアリシア・テスタロッサのクローン。
それは変えられない事実・・・だったら・・・それを受け入れようと思って。
ジェイルさんにプロジェクトFについて聞きたかったのは・・・】
そこまで言い終わったときに
「聴きたいことはそれについてです。
プロジェクトF・・・仮にもっと推し進めた場合・・・
母さんは・・・プレシア・テスタロッサの計画は成功していましたか?」
フェイトが聴きたいこと・・・それはプレシアの計画が成功するかどうかだった。
どうしても気になっていたのだ・・・自分がもし成功体だったら・・・
また、違った未来が待っていたのではないか・・・と・・・
しかし、スカリエッティが言った答えはそれを・・・否定するものだった。
「無理だろうね。あと数年あればアルハザード時代の科学の知識がある私ならともかく
プレシア・テスタロッサは病に冒されていたし、知識も足りない。
プロジェクトFを完成させただけでも素晴らしい科学者だ。
それ以上を望むと言うのは野暮だね」
「そうですか・・・」
(アルハザード時代の・・・知識・・・?)
フェイトはスカリエッティの答えにどこか納得した表情を見せながら俯いた。
しかし、なのははスカリエッティの言った
アルハザード時代の知識・・・という言葉が気になっていた。
それについて問い詰めようとしたとき、チンクが話を切り出す。
「ドクター・・・そろそろ本題に入ったほうが・・・」
「ん、ああ、そうだったね。構わないかな?フェイト・テスタロッサ」
「あっ、はい。構いません」
「それでは話そう。バグの処理・・・に関しては君達も知っているよね?」
「はい、闇の書の防衛プログラムの切り離し・・・のことですね」
「そう、だが防衛プログラムの名の通りそんなことをすれば不正アクセスとみなされてしまう。
だから代わりに正常なプログラムを強制的に上書きする」
「なるほど・・・でも正常なプログラムのデータなんて・・・」
闇の書・・・いや、夜天の魔導書の正常だった頃のデータ・・・
それはユーノが無限書庫で調べているが、まだ見つかっていない・・・
いや、そこにあるかすらわかっていなかった。
「ないね。だけど元のデータを推察することはできる。
今あるデータ・・・そして無限書庫から見つかる情報を元に作成するのさ」
「まるで粒子加速器で宇宙の始まりを演算するようなものですね」
「そう、その通りだ。もっとも正しいかどうかはわからないし
そもそもアクセスするには闇の書を起動しなければならないらしいからね。
結局は君が考えた通りの作戦になるだろうね」
「そうですか・・・」
「今回はそれに関して『君』と話すようにリンディ艦長から言われている。
今ここでね。フェイト・テスタロッサ君も同行してね」
「わかりました」
そして、四人は会議していった。
彼女を蝕む・・・ものの存在も知らずに・・・
次の日、今日は平日。学校があるのでなのはは朝早く起床した。
・・・起床したのだが・・・
「う、う・・・ん・・・」
(なんだ・・・か・・・気分悪い・・・のか・・・な・・・)
風邪・・・それとはまた違った気持ちの悪い感覚・・・
なのははそんな感覚を感じつつも、ベッドから起きる。
レイジングハートがそんななのはに挨拶する。
《Good morning,my mater.》
「うん・・・おはよう・・・レイジングハート」
《?》
なのはの様子のおかしさにレイジングハートは少しだけ感づくものの
なのはが特に何事もなくリビングへと向かっていったので
気のせいだと思い、静かに送り出した。
「おはよう、なのは」
「うん、おはよう。お父さん」
リビングではテーブルに父親の士郎が、キッチンには母親の桃子が調理をしていた。
「おはよう、なのは」
「おはよう、お母さん。聴いたよ。フェイトちゃんに料理教えてるんだって?」
「あらあら、バレちゃったの。二人の秘密だったんだけどね」
そう言って桃子は懐から何かを取り出す。
それは次元世界を超えても交信できる通信機材だった。
「何時の間に・・・」
「リンディさんからね。フェイトちゃんのお願いだったみたいよ。
私としても断る理由はなかったから・・・ね」
「ね・・・って言われても・・・まぁ、いいか。いただきます」
そう言ってその日の朝は過ぎていった。
朝食を食べ終わったなのはは学校へと向かっていった。
それは他愛もない・・・いつもどおり・・・二人の友達が魔法について知っているだけの
普通の・・・日常・・・そんな学校生活・・・だった・・・
しかし・・・その日常は・・・突如として崩れ去っていくのだ・・・
4時限目・・・今日のこの時間はなのはの好きな数学の時間。
私立でも難関校のここは小学校でありながら算数ではなくすでに数学だった。
もっとも難易度的にはなのはの敵ではない。しかしなのはは楽しかった。
だが、今日は違った。
「・・・であって、ここはこ・・・きを・・・い・・・」
視界が崩れる・・・教師のきちんと声が聞こえなかった。
なのはを今襲っていたのは小さな頭痛と・・・極度の疲労感だった。
(あ・・・れ・・・おかしい・・・な・・・シグナ・・・ム・・・さ・・・との・・・
決闘・・・で・・・つかれ・・・・・・ちゃった・・・の・・・か、な・・・)
今まで感じたことのない感覚で、なのはは今何が起こっていたのか
自分自身の頭で理解していなかった。いや、できなかった。
となりの席のすずかが、なのはの異常に気づいたのか
なのはを心配したように声をかける。
「なのはちゃん? 顔が赤いけど・・・大丈夫?」
「う、うん・・・大丈夫・・・・・・だいじょう・・・」
バタンッ
なのはは大丈夫・・・とも言い切れずに椅子からずり落ちて床に大きな音を立てて倒れる。
その大きな音にクラス全員がなのはのほうを振り向き、そして大きな悲鳴を上げる。
異常事態に気づいた教師が急いでなのはのもとに近づいていく。
「高町さん!? 大丈夫ですか!!? 凄い熱・・・月村さん。
あなたいま、携帯電話を持っていますか!?」
「は、はい。持っています!」
「それじゃあ、救急車を呼んでおいてください。保健室にくるように言って」
「は、はい!わかりました! 電源入れないと・・・!」
すずかは先生に言われて、急いでバッグから携帯電話を取り出して電源を入れる。
「ハァ、ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
熱そうな息遣いをするなのは。
その顔はとても真っ赤に染まっていた。
皮膚に触れると通常の体温よりも明らかに高かった。
とても大丈夫だとはいえない状態だ。
「待っててね。なのはちゃん!」
「な、なのは!大丈夫なの!!?」
すずかが119を電源が入った携帯電話にかける中、となりの席のアリサが多少正気に戻り
なのはに対して声をかけ続けていた。しかし、なのはは何の反応もできない。
「はい、皆そこどいて!皆さんは静かに自習していてください!!」
教師はなのはを抱えると急いで保健室へと連れていった。
二人が居なくなった教室では、静かに自習しているよう言われていても
とてもではないが静かにできる様子ではなかった。
そして保健室に連れて行かれたなのははたどり着いた救急隊員によって
主治医も居る海鳴大学病院へと搬送されていった。
原因不明の症状・・・
それはジュエルシードによって抑えられていた異常が
せき止められたダムを水が越えるように一気に発現したのが原因だった。
しかし、そんなことに病院の人間が気づくことは・・・なかった・・・
エクセリオンバスター開発秘話(大嘘)
プロジェクトFオリジナル設定。
スカさん予定通りキャラ崩壊。お前そんなキャラじゃないだろ!
そして超急展開!!はたしてどうなるのか・・・