リリカルなのはサーガ   作:DFGNEXT

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今回、少し多くなりそうだったので微妙に予定を変更してフェイト編が一話増えそうです。
前半と後半に分けました。後半は戦闘シーンばかりなので少し不安ですが・・・

それではどうぞ!!

・・・・・・おかしいなぁ・・・なんでフェイトちゃんの出番が増えているのかなぁ・・・どうしちゃったのかな
書きたいのはわかるけど、注意書きは破って良いものじゃないん(ry

フェイトさん単体の出番が増えそうw
実はプロット段階からこの活躍量は決まってたんだけど
プロットがForceまであるから、必然的になのはとフェイトの出番の比率はフェイトのほうが少ないんだけど。
A's編とオリジナル編だとフェイトの出番が多いから必然的に多く見えるんですよねw
Forceまで行くと、あれ?フェイトどこ行った?状態になるのですが・・・






SAGA 38「先導者と殲滅者」

 

 

海鳴へと向かったフェイトは結界が張られているのを見て言う。

 

「なのはと連絡がつかない・・・? アルフには伝えたのに・・・どういうこと?」

 

さきほどから念話を送り続けているが、なのはの応答がない。

エイミィからの通信には答えていたそうなのだが・・・

 

「なのは・・・ううん、今は大丈夫だね。信じてる」

 

今はなのはを信じ、フェイトは結界の中にある魔力反応の元へ向かっていった。

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

「フェイトちゃん・・・・・・」

「え、はやて!? どうしてこんなところに?」

 

フェイトは驚く。正体不明の結界。

その中にある魔力反応の元を辿ってみれば、そこにいたのがはやてだったからだ。

確か、はやては今、リインフォースと魔法の練習をしているはずだ。

 

何故ここにいるのか・・・フェイトがそう思っていると、

はやては悲しげな表情をしながら、呟いていく。

 

「ヴィータ達が、いないんよ・・・・・・

 シグナムやシャマル、ザフィーラも・・・・・・」

「そんな! まさかリインフォースも?」

「リインフォース? それって、何・・・・・・?」

 

そしてはやての言葉を聞いて、フェイトは再び驚く。

今・・・はやてはなんて言った・・・?

もう一度、聞き返すようにフェイトははやてに向かって言う。

 

「!? リインフォースだよ! はやてが助けた、夜天の書の・・・・・・」

「やてんのしょ・・・・・・? この子は闇の書や・・・そんな名前とちゃう」

「???」

 

夜天の書のことも知らない。本当にはやては一体どうしたのだろうか?

そうフェイトが思っていたときに、エイミィから緊急の通信が入る。

 

『フェイトちゃん! その子ははやてちゃんじゃない!』

「えッ!?」

 

はやてじゃない?そう思うフェイトに対し、エイミィは話を続ける。

 

『各地で結界を生み出している犯人。闇の書の残滓から再生した思念体!

 闇の書に関わった人達の記憶と願いを再生して、実体化しているの』

 

エイミィの説明を聞いて、フェイトはさらに驚くが、

そのことをさらに考える前に目の前のはやてが言う。

 

「うちの子たちにひどい事して・・・・・・どっかやったんは、フェイトちゃんか?

 そうだとしたら、いくらフェイトちゃんでも、許せへん!」

 

思念体はやてはそう叫びながら、唖然としていたフェイトに突撃してきた!

 

「くっ、どうすれば・・・ッ!」

 

はやてが振るう『杖』をフェイトはバルディッシュで防ぐ。

思念体といわれたが、一体どうすればいいのか、攻撃しても良いのか。

そう考えているとエイミィから続報が入る。

 

『フェイトちゃん!思念体の名前は『闇の欠片』!

 さっき言った通り、それは闇の書の残滓から生まれた存在!

 闇の欠片は魔力を集めて、闇の書の闇を復活させようとしているんだ!

 だから魔力ダメージを与えれば消滅するはずだよ!

 そのはやてちゃんも早く眠らせてあげないと悲しみがどんどん増すばかりだよ!』

 

その情報を聞いて、フェイトは頷く。

助ける方法がわかった。だったらそれを実行するだけだ。

 

「はやて・・・今の貴方がどんな記憶から生まれたか、私は知らない。

 ・・・・・・だけど、私はあなたを助ける。どんな形でも!それがなのはとの約束だから!」

 

フェイトは思念体はやての杖による打撃攻撃を弾き飛ばす。

そしてバルディッシュを正面に構え、叫ぶ。

 

「フルドライブ!」

《Zamber form!!》

 

フェイトの言葉と共にバルディッシュの姿がザンバーフォームに変わる。

バルディッシュ・ザンバーを振りかぶりながらフェイトは言った。

 

「一撃で倒す・・・ッ! あなたが見ている夢を・・・覚まさせてあげる!!」

 

フェイトは自らの光を振りかぶり、その剣身は天を指し示す!

そして力の限り、それをはやてに向けて振り下ろす!

 

「疾風、迅雷!! スプライトォオオ・・・ザンバァアアアアアアアアアアアアアア!!」

「く、きゃああああああーッ!」

 

その攻撃を受けた思念体はやては真後ろへと吹き飛んだ。

攻撃があたった部分をはやては手で押さえる。

 

「く、う・・・・・・ッ」

 

思念体はやての体が消えていく・・・足元から霞が消えるように

光の粒子となりながら、少しずつ・・・

 

「うちの子たちを、かえして・・・・・・なんで、ひどいことするん・・・・・・?」

 

涙を瞳から流しながら、はやては言う。

思念体とはいえ、そんな不憫なはやてを見てフェイトは言う。

 

「・・・・・・大丈夫、ヴィータ達、すぐにはやてのところに帰すから」

「ほんまかー・・・・・・?」

 

半信半疑な思念体はやての言葉に対し、フェイトは優しく答える。

 

「うん、本当」

「なら・・・よかった・・・・・・」

 

やがて体の輪郭が揺らいでいき、思念体はやての存在は完全に消滅した。

 

ピピピッ

 

そのときにフェイトに連絡が入る。

相手はリンディだった。

 

『ごめんなさい、フェイトさん。嫌な戦いをさせちゃったわね』

「いえ、リンディ提督、この状況は一体・・・・・・」

 

フェイトがリンディに聞いたとき、代わりに通信に割り込むものがいた。

 

『すまない・・・・・・ここからは、私に説明させてくれ』

「リインフォース!」

 

その正体はリインフォース。彼女はフェイトに今回の状況を説明する。

 

『今回の事態を引き起こしているのは闇の書の防衛プログラムの残滓だ。

 それが魔導師や騎士達の思念を再生し、力を蓄え・・・・・・

 もう一度、闇の書の闇として復活しようとしている』

『急いで叩かないと、増えていく可能性があるんだって。

 守護騎士のみんなも、ミッドから緊急出動してる』

『すまない・・・・・・本来であれば、私がしっかり責を持ち、

 退治して回るべきなのだが・・・まだまだ本調子でなくてな』

「ううん、大丈夫だよ。情報くれただけでも十分だよ。

 まだ静養中なんだから、しっかり休んでて」

『あぁ、すまない。恩に着る』

 

そう言ってリインフォースは通信を終える。

彼女も無茶をしそうだが、はやてたちもいるし大丈夫だろうとフェイトは納得させる。

フェイトはバルディッシュをアサルトフォームに戻すと海鳴の空を翔けていった。

 

結界は・・・まだあるのだから・・・

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

その後、私はたくさんの闇の欠片と出会った・・・

 

闇の書だったころの・・・悲しい記憶を持つザフィーラとシャマル。

今の二人を知っている自分としては、守護騎士とリインフォースは

はやてに会えて本当に幸せだっただろうと思ってしまった。

 

その次に会ったのはシグナムの闇の欠片。

途中でリインフォースから連絡が入り、そのシグナムは一度模擬戦を見て

なのは以外に私と戦ってみたいという、想いが具現化したものらしい。

 

それを聞いて、ちょっと嬉しいなとも思いつつ。

そのシグナムと戦った。さすがはベルカの騎士。

なのはとアレだけの攻防をできただけのことはある。

でも・・・私には約束がある。そしてその時には今度こそなのはに勝つ!

 

だから、ここで負けるわけにはいかない。

そして、激しい攻防の末に・・・ギリギリ私が勝った。

シグナムは自分が幻想の存在だと気づいていたらしく、

本物のシグナムと出会ったら、戦ってやってほしいと言って消滅した。

 

次に出会ったのは・・・まさかの本物のヴィータ・・・

・・・私と闇の欠片を間違えないでほしいな、少し傷ついたよ。

多少ぶっきら棒に謝られた後、ヴィータは別の結界のほうへと向かっていった。

・・・後々聞いた話だと、あのときのヴィータは過去の自分と戦っていたらしい。

なるほど・・・それは確かにイラつくよね・・・

 

そう思ってしまうのはその後、自分の闇の欠片と戦ったから。

 

それは母さんに頼まれてジュエルシードを探していた頃の私。

そのころのことを思い出すだけで、いろいろと・・・いろいろと感情が浮かんでくる。

後で聞いたらはやてから「黒歴史」と言われたが、そこはどうでもいい。

 

とりあえず、なのはに助けられる前の「弱い」私はこれ以上見たくない。

大量に今の自分の話・・・もとい自慢話をいろいろ語って勝った。

 

その時に入ったのが、アルフからの連絡だった。

 

『フェイト、無事!?』

「アルフ! 大丈夫だった? なのはとは連絡がついた?」

『あぁ、とりあえずエイミィの無差別通信に反応してくれた。

 さっき海上の特殊な結界のほうに向かうって言ってたよ』

「さっきの闇の欠片が集まっているって言ってたの?」

『そう、さっきその反応が消えたらしいんだけど・・・

 まだ、なのはとは連絡ついていないんだよねぇ・・・』

 

そんな!なのはの身に何かあったんじゃあ・・・

 

『フェイト、なのはのことはアタシも心配だけど、それよりも先に』

「先に?なのはよりも?」

『あぁ、闇の欠片がまた集まっているんだ。どうも反応がおかしいと思って

 リインフォースが調べてたんだよ・・・そしたら・・・』

「そしたら?」

 

一体、何のことだろう?そう思っていたらアルフが言った言葉は

私の心に残るのには十分すぎる情報だった。

 

『紫天の書・・・あれが関与しているらしい・・・

 闇の書の闇を逆に利用して、砕け得ぬ闇を復活させるつもりだ』

 

紫天の書・・・? それってナハトヴァールが言っていた!

 

『多分、当分紫天の書のマテリアルたちは復活を続けるみたいだ。

 闇の欠片はアタシや守護騎士に任せて、フェイトは向かってくれないか?

 はやてとリインフォースは大本を叩くらしいから・・・』

「わかったよ、アルフ。アルフも気をつけてね!」

『了解、ご主人様』

 

そう言って、アルフは通信をきった。

なのはに連絡がつかない・・・心配だけどなのはが負けるということはないはず。

 

先にマテリアルの子のもとに向かおう。

きっと・・・そこに答えはあるはずだから

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

たどり着いた先でフェイトがであったのは友人にとてもそっくりな存在。

といっても一目でそれが自らの友達「高町なのは」ではないとわかる。

 

髪型は異なりあの特徴的なツインテールがなく、眼もなのは以上にはっきりとした青色。

服はなのはのバリアジャケットの白い所は黒紫、青い所は牡丹色、

そしてなぜか金属チックななのはのバリアジャケットと違い。

胸にはリボンがあり、それは紫色、他にも赤だったところが紫になっていた。

 

「なのはじゃ、ないよね、どう見ても」

「貴方は私を知らないでしょうが、私は貴方を良く知っています」

「・・・・・・!?」

「終わりのない迷宮に迷い込んでも、悲しみと傷みを乗り越え、

 そしてまだ見ぬ未来に向かって走っていく強い魂」

 

マテリアル――S

 

彼女はフェイトをそう評価した。

闇の書の幻影の中で、確実な幸せを得てもそれを跳ね除けて

さらに自らのオリジナルの心を救った強き魂を持つもの、と・・・

 

それを聞いてフェイトは言い返した。

 

「それはなのはがくれたんだよ。あなたのオリジナルが・・・」

「なるほど・・・やはり、心あるナノハの強さは本物のようですね。

 今はまるで見る影もない、か弱き存在でしたが・・・」

「!? なのはと戦ったの!?」

「はい、激しい攻防の末に私は敗北しました。

 確かに彼女は強かったですが、あなたの瞳を見るとどうも揺らぎますね。

 是非とも、心ある強きナノハと戦ってみたかったのですが・・・」

 

目を閉じながらマテリアルSはそう呟きながら、ため息を吐いた。

 

「ちょっと待って、なんでなのはに倒されたのに、ここにあなたが?」

「よくわかりませんが、再び舞い戻りました・・・」

 

その様子を見る限り、本当に何も知らないようだ。

さきほどのアルフからの通信の内容、そして以前ナハトヴァールから語られた真実。

この二つを総合すれば、まず間違いなく闇の書の再生機構で復活したはずだ。

 

そんなことを考えているフェイトを尻目に、マテリアルSは

自らのデバイス「ルシフェリオン」を構えながら、話していく。

 

「さて、それでは答えてください。貴方は私と戦ってくれますか?」

「・・・どうして、そうまでして私達と戦いたいの?」

 

フェイトがそう聞くとマテリアルSは笑みを浮かべながら答えた。

 

「この私にとって、強者だけが真理。勝者だけが、正義であり友情です。

 だから強者であるあなた方と戦いたい・・・それが本音です。

 もっとも・・・その前に『砕け得ぬ闇』を手に入れる・・・?」

 

突然、マテリアルSの様子がおかしくなる。

 

「いえ、闇の書の復活が私の目的です?

 ・・・すみません。再生を二、三回ほどしたのですが、

 どうやら記憶媒体に不備があるようですね。戦いには支障はありませんが・・・」

 

目的・・・それを語るときの彼女の言葉はまるで語尾に?がついているようだった。

そんな彼女を見て、フェイトは彼女の身に何が起こっているかを理解した。

 

(そうか、この子は紫天の書のマテリアル・・・だけどナハトヴァールが言っていた。

 後付されて暴走した防衛プログラムに封じ込められていたって・・・・・・

 そして、防衛プログラムはなのはを操っていた黒幕・・・

 マテリアルたちを侵食しててもおかしくない――

 

 本来の目的の「砕け得ぬ闇」の復活と防衛プログラムの望む「闇の書」の復活。

 二つの思いが混ざりあっているんだ・・・・・・だから目的を言うときだけ変に・・・)

 

フェイトはそう思いながら、どうするべきか悩む。

彼女にとってはどちらも大切な目的のはず。どうすればいいか――

 

だけどフェイトは決めた。迷っているこの子と争いたくないと

なのはがかつて、自分に真実を打ち明けたように・・・この子にも・・・

 

「あなたの目的はそっちじゃない。「砕け得ぬ闇」の復活・・・それが本当のあなたの願い」

「そうでしたか?なぜあなたがそれを知っているのですか?」

「あなたのことは前に聞いていたから、あなたは防衛プログラムに利用されているんだよ」

「・・・あなたの言っていることが理解できません・・・いったい何が言いたいのですか?」

 

マテリアルSはいつの間にか、構えを解いていた。

フェイトは彼女のそんな言葉に苛立ちを感じていた。

真実を知らずに利用されている存在・・・見た目も含めて自分の友達に似ていたからか

自らに似ていたからか、フェイトは叫んで言ってしまう。

 

「忘れちゃったの!!?

 紫天の書のことを!!エグザミアのことを!!

 そして・・・・・・・・・システムU-Dのことを!!!」

 

「紫天・・・の、書・・・?システム・・・U・・・ぐっ」

 

フェイトの叫びを聞いた途端にマテリアルSは頭を突然襲う痛みに米神に手を当てる。

真実と嘘の狭間・・・今のマテリアルSのおかれた立場はそれだ。

 

ズキンッと痛む頭を抑えながら、マテリアルSは呟いていく。

 

「わ、たしは・・・紫天の・・・書の・・・構成体(マテリアル)・・・シュテ・・・・・・ぐぅ・・・が、ああ・・・あああ・・・」

 

そして今度は両手で頭を押さえて、うめき声を上げる。

何かから逃れるように、何かの支配から負けないように・・・

 

「がああああ、わたしは・・・わた、しはぁ・・・・・・ぐうう・・・」

 

絶え続ける彼女に突然それは起こった。

 

  闇だ

 

突然、彼女の周りに闇の瘴気が発生した。

それは次々と発生をし続け、マテリアルSの体を蝕んでいく。

闇が蝕むたびに、彼女の体がさらに黒く染まっていく。

 

「くぅうう、ぐ、がぁああああああああ」

「大丈夫!?しっかりして!!」

 

一応、立場上は敵なのだが、あまりのマテリアルSの苦しみ様に

フェイトも心配になって問いかける。依然、マテリアルSは苦しみ続けていた。

だが、彼女も抗っていた。近づいても、遠のいてしまう真実を掴むために

 

「や、め・・・なさい・・・わ、たしは・・・私は・・・私は・・・違う・・・これは違うッ!!」

 

そして、その叫びと共にマテリアルSは闇の瘴気の呪縛を解き放つ。

瞬間、闇が爆ぜると同時に彼女の体から圧倒適量の光が放出される。

 

やがて、その光は真っ赤に燃え滾る灼熱の焔へと変わる。

彼女は閉じていた瞳を、フェイトに向けて開け放つ。

 

その瞳には先ほどとはまた違った強い意思が込められていた。

先ほどまでのなのはと同じ桜色の魔力光が、真っ赤に燃え滾る深紅に染まっていた。

そして、彼女は改めてフェイトに向けて話しかける。

 

「ありがとうございます・・・おかげで支配から逃れることができました」

「やっぱり、防衛プログラム?」

「はい、申し送れましたね。今度こそ本当の私の名を名乗りましょう。

 私は紫天の書のエグザミアとそれを支える無限連環(エターナルリング)構築体(マテリアル)

 その一人、「理」を司り、殲滅者(デストラクター)の称号を持つ者。

 

 シュテル・・・・・・私の名前は星光の殲滅者(シュテル・ザ・デストラクター)です。」

 

彼女は名乗った自分の真実の名を・・・

それを聞いてフェイトは微笑む。

 

「シュテル・・・かいい名前だね」

「ありがとうございます。・・・さて、そろそろ私と戦ってもらえないでしょうか?」

「・・・本当に戦うの?」

「はい、先ほども言いましたが、私にとって強い戦士こそ真理・・・友であり尊敬する者です。

 だから、貴方と戦いたい。助けてもらっておいておこがましいとは思いますが・・・」

 

フェイトはそのシュテルの真っ直ぐな瞳を見て悩む。

確かにマテリアルである以上、フェイトに戦う理由はあるのだが、

正気に戻った彼女を素直に攻撃していいのか・・・フェイトはそう考えていた。

 

そこへ、シュテルが交換条件のようなものを出してきた。

 

「もし、貴方が勝てば・・・なのはが向かおうとしている場所をお答えしましょう」

「なのはが向かおうとしている場所!!?」

 

フェイトはそれを聞いて目を見開く、連絡が取れないなのは。

そのなのはが向かおうとしている場所を知ることができる。かなりおいしい情報だ。

 

だったら・・・答えは決まった。

 

「いいよ、()ろう・・・

 管理局嘱託魔導師 フェイト・テスタロッサとバルディッシュ・アサルト!行きます!!」

 

「行きますよ、ルシフェリオン!」

 

そして、次の瞬間にはぶつかり合っていた。

お互いの愛機(デバイス)を力強く、己の持ちうる全てを賭けて

ガキンッという大きな金属音が結界内に響き渡る。

 

 

黄金色に光る雷音と灼熱に燃え盛る焔紅

 

片方には轟雷を・・・片方には劫火を撒き散らしながら

 

運命の先導者と星光の殲滅者は今ここにぶつかり合った!!

 

 

 

 




 
なのはや+フェイシュテ+なのユー・・・になるかもしれない・・・ライバル的な意味で
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