なのはさんの魔法の現状と魔法について再確認。
オリジナル設定があるので注意
それではどうぞ!
先日は家族全員にわたしが今まで隠していた秘密を全部暴露した。
気持ち的には全部話して実に清清しい気持ちだった。
・・・もっともあの木の被害が時効ってことで秘密になったことが、心が痛い・・・
まぁ、大怪我をしてきちんと反省してるからと納得した。
あれからわたしたちは頑張ってジュエルシードを集めていた。
件の「魔力散布」・・・あれが結構便利で、割と簡単に集まっていた。
全21個という数字にはまだまだ遠いけれど・・・・・・
それでもすでにユーノくんが最初に封印したものを含めて、
占めてジュエルシード6個を回収、封印し終わっている。
ちなみにユーノくん曰く、
わたしの魔力散布は「
ユーノくんも今まで見たことも聞いたこともない技術だそうだ。
なんだか特別感があってちょっとうれしい。努力の賜物なんだけどね。
ただ、ちょっとした問題点もあった。
この技術での魔力の散布スピードが最大で秒速340m・・・まぁ、大体音速なことだ。
わたしの能力は撒くだけではなく、
認識し、脳内にマップとして表示することが一番重要だ。
つまり音速だと理解できる範囲がわりと狭い。
今のところ最大で半径500mが限界。それ以上は精密さという面で難しい。
だからこの小さいジュエルシードを認識するのはわりと骨が折れる作業だった。
さて、そんなわたしですが現在はいつも訓練に来る山に来ています。
周りはユーノくんが張ってくれた結界で少し雰囲気が変わっています。
ここで何をするかと言われれば、魔法の特訓です。
わたしが現在まともに使えるのは「飛行魔法」と「浮遊魔法」
そして光の球改め「ディバインシューター」だ。
そしてわたしは魔法と言うものをきちんと理解しているわけではない。
だから、今回一段落しているときにきちんと教わっておこうと思ったのだ。
「じゃあ、さっそく説明するよ。
まず魔法の僕たちの世界での定義はこうだよ。
世界のほとんどに存在する魔力素を特定の技法で操作し、
なんらかの作用を発生させる技術体系のことなんだ。
そしてそれを施行するのがプログラム。
用意されたプログラムは詠唱・集中などのトリガーにより起動されるんだ。
なのはの場合は基本的に数式だね」
「ふーん、親友曰く割りとメルヘンな能力だと思ったけど
以外と科学っぽいね。というより・・・疑似科学かな・・・」
「そう思ってもらって構わないよ。
基本的に魔導師・・・つまり魔法を行使する人は理数系の人間だ。
なのははもともと才能があって、かつ数学が得意だから
この年齢でこれだけの魔法を使用することができるんだよ」
数学・・・か・・・なるほど。
あの本を読んでから魔法が使えるようになったのはそれが理由か・・・
「で、本来なら基本的に魔法使用には魔法陣を出す必要があるんだけど。
なのはの場合は脳内で全部クリアしてるから
さっきの『ディバインシューター』くらいなら魔法陣は必要ないんだと思う」
ふむふむ、なるほど
「他には?」
「他はそうだな・・・魔力量とリンカーコアについて説明しなきゃ」
「リンカー・・・コア?」
なんだろう。聴いたこともない単語だ。
ただリンカーは多分「Linker」・・・
何かしら結合させるものなのかな?
「リンカーコアというのは魔導師が持つ、魔力の源のこと。
リンカーコアという名前は『連結する核』の意味で、
大気中の魔力を体内に取り込んで蓄積することと
体内の魔力を外部に放出するのに必要な器官なんだ」
「なるほど・・・ちょっと魔力量の前に質問。
前にユーノくんが言ってた魔力素っていうのは?」
今聞いた話では最初に単語しか出てきていない。
だけどユーノくんがフェレットモードで居る根本的な理由なのだから
ここで聞いておいても損はないだろう。
「あぁ、そうだね。魔力素っていうのは
世界のほとんどに存在するものというか粒子と言うか。
これが存在する空間で生活することで体内に魔力を蓄積できるんだ。
ただ、僕の場合地球のと相性があまりよくなくて・・・
慣れるまでリンカーコアに魔力を蓄積しにくいんだ」
「そういうことなの・・・」
つまりはユーノくんはハンデを背負っている状態ってわけなのか。
「続けるよ。次に魔力量・・・これはリンカーコアが溜めておける最大の魔力の量ってこと
瞬間最大出力っていうのもあって、それは瞬間的に出せる魔力量ってこと」
「わたしのはどれくらい?」
「割と・・・いや、かなりあるよ。
きちんとした機材で計測すれば詳しくわかるだろうけど・・・
レイジングハートはわかる?」
ユーノくんがレイジングハートに聞いてみた。
レイジングハートは了解と言った後にわたしの魔力量を調べ始めた。
そして返ってきた答えが・・・
《大体Sランク相当です。すばらしい資質ですね》
「Sランク!? それはすごい。管理局でもめったに居ないよ」
Sランクという言葉にユーノくんがテンションを揚げながらそう言った。
「そんなにすごいの?」
「うん、すごすぎって言っていいよ!
というよりこの年でここまで魔法が使えて
魔力量もこんなにあるって凄いよ!!」
「えへへ、ありがとう」
ほめられることは何でもやっぱりうれしいものだ。
「それで、他には何かある?」
「あとは・・・どうだね。なのは自身のステータスかな。
魔力資質って言うのがあるんだけどこれは個人的にかなり差異があるもので、
得意な魔法技術の種類のことなんだ。
圧縮とか放出とか魔法技術の様々な面において顕著に現れるんだ。
なのはの場合は『魔法操作』と圧縮・・・いや『集束』に適正があるね」
魔力操作と集束・・・・・・?
「えっと・・・つまり?」
「まず『魔法操作』だけど。これは文字通りの意味で
魔法の性質を自由に操作できるんだ。もっとも希少技能の一つ
変換資質とはまた違って、魔法の性質自体にだけどね。
あっ変換資質って言うのは魔力の変換を意識せずに行えることなんだ。
なのはの場合は意識的に出し、変換資質もちは純粋魔力の大量放出は苦手
なのはとは真逆の存在だからね」
「変換資質はわかったけど。性質の変化って何が違うの?」
例えば水の性質を変えるといったら、普通は味とか成分を変えるとかだろう(多分)
もしくは状態変化。気体、固体、液体の変化もまた性質の変化といっていいだろう。
「例えば・・・そうだな・・・なのはの場合・・・簡単に言えば・・・光を音にできる・・・とかかな?」
・・・予想外の展開来ました。
「え、えっと。つまりこういうこと?
わたしが操作すれば、魔力を音と同じような性質。
例えば速度が空気中で秒速340mになるとかってこと?」
「ざっくり言えば」
「・・・むしろこれのほうが魔力散布よりもレアスキルじゃない?」
「厳密に言えば、これもレアスキルかな?
とはいえなのはほど汎用性が高い人は聞いたこともないけどね。
普通の人は氷結変換とか、炎熱変換とかそういうシンプルなものだけど、
なのはの場合は自分が理解できる範疇の性質に変えることができるからね」
どういうことなんだろうか・・・
まぁ、応用しやすい技能ではあると思う。
物質の性質にはそれぞれメリット、デメリットがあるが
それのメリットだけを生かすこともできるのだから。
「次に集束だね。
これは文字通り・・・といっても圧縮と区別がつかないか
まず圧縮だけど、もともと魔力を使用するときは魔力を圧縮して使うんだ。
効率よく魔法を行使するためにね。
レイジングハートを使うたびにダクトから出る煙は実際には圧縮された魔力の残滓なんだ」
「なるほどね・・・それで集束って言うのは?」
「集束って言うのは周りのその残滓魔力を再度魔力にして
集束する技術のことさ。術者自らの魔力のみならず、
周囲に散らばった魔力を集めて放つ魔法ってこと」
「へぇ・・・便利と言えば便利だね」
「まぁ、適正があるとはいえなのはの体に負担がかかるからあまりお勧めはしないけど」
「了解なの。無理はする気はないよ」
あんな怪我二度としたくない。
「まぁ、魔法知識はこれくらいでいいと思う。
あとは魔力散布と魔力操作。実際に使って鍛えていこう」
「うん、そうだね。がんばるよ!!」
こうして講義も終わり、わたしは魔力の訓練をしていったわけだ。
無論、御神流の特訓も忘れない。
レイジングハートは砲撃型だけど。体術は実戦でも役に立つはずだ。
・・・でも・・・近接型のデバイス・・・ほしいなぁ・・・
《S,Sorry,Master...》
「あ、ごめんごめん。大丈夫だよ。気にしてはいるけど平気平気。」
もう拗ねちゃうなんて、レイジングハートはかわいいなぁ、もう!