目が覚めたら、どうしようも無いくらいレガ様だった   作:ACS

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最終話

最終話 安定の原作崩壊

 

 

strikersの原作崩壊をどうやって止めようかと日々頭を悩ませていた僕だったが、起動する度に洗脳されて行くナンバーズや、時間が経つ事に目が死んで行くスカさん、コレもう事件起こせないよね?

 

今は史実で言うstrikersの一年手前なのだが、ずっと居座っていた僕の所為でウーノ以外のナンバーズが教育済み、頼みの綱はヴィヴィオなのだけど、それも無理だろう。

 

 

–––––––どーしたのぱぱ?

 

 

僕の膝の上で不思議そうに此方を見つめる金髪オッドアイの少女、紛れも無くヴィヴィオさんです(白目)

 

前に脳味噌共を掌握したのは覚えているだろうか? はやてが六課設立に掛けてラストスパートを掛けていたのでそれとなく支援しようと連中を操った帰りにこの娘を拾ってしまったのだ(白目)

 

まさか事故現場にこの子が居るとは思わんぜよ(震え声)

 

その上圧倒的強さを察してか異様に懐かれるし、連れて帰ったら僕の側から離れようとしないし、挙げ句の果てにシュテルに何か吹き込まれたのかパパ呼びに変わるしで僕もレガ様も困惑してしまった。

 

今は割と満更でも無いのかレガ様はヴィヴィオに対してはあまり酷いことはせず、寝床に潜り込まれたり一緒にお風呂に入ったりとビックリするほど普通の親子関係を築いて居る、その所為でスカさんは迂闊に手を出す事が出来ず長年温めてきた計画が頓挫してしまった様だ。

 

その上、彼の夢である生命操作技術の完成だが、レガ様は他人の身体だろうと死人の身体だろうと自由自在に操作出来る為、有る意味では生命操作技術の一端だろう、その事を知った彼は心に多大な傷を残してしまっている。

 

三年ほど前に僕の技の正体を自力で暴いたスカさんは急に笑い声を上げたと思ったらそのまま机に突っ伏し、ウーノに背中をさすられながら声を殺して泣いていた。

 

その後暫くの間、スカさんは無気力になり、ウーノの介護を受けていた。 …………その所為でナンバーズの掌握が進んでしまったのだが、その事を責めるのは酷と言う物だろう。

 

今は新暦74年、しかしスカさんの無気力期間が長くガジェットの数は不十分、ナンバーズの9割がたは僕に忠誠を誓っている為スカさんの命令では動かない、反抗期かな?(震え声)

 

こんな様子では実質的にJS事件は不可能、第一ウーノと共に夢のスローライフを語り出している時点でスカさんにやる気は無い、脳味噌を僕が掌握している為彼は既に自由だしね。

 

 

虚ろな目をしたスカさんをウーノに任せ、僕はヴィヴィオを連れて街へ買い出しに出掛ける、スカさんのラボにはピッチピチのボディスーツしか無い為、大人バージョンのヴィヴィオなら兎も角子供の彼女には着る物が無く。 他のナンバーズも僕が持ち込んだファッション誌や美術書を読んで趣味やお洒落に気を使い出して服を買い込んではいるが、やはりサイズが合う物が無い。

 

 

結果としてヴィヴィオを肩車するレガ様と言う世にも珍しい姿が出来上がっていた。

 

 

何故か普通に成長しているマテリアル達を引き連れればちょっとした訳あり親子に見えなくも無いだろう、腕にしなだれ掛かってきたり、スーパーの特売に燃えたり、迷子になったりするので今回は彼女達を連れて来なかった。

 

特にシュテルは子供には見せられないよ、な状況になるのでヴィヴィオを連れての買い物には同行させられ無い。 …………ヴィヴィオがこの間裸エプロンで僕の部屋に上がり込んで来た時は本気で半殺しになってるのに懲りないんだよなぁ(白目)

 

 

子供特有のあれ何これ何攻撃を受けながら洋服を選ぶ事小一時間ほど、購入した新しい服に着替えたヴィヴィオを抱っこして店を出た僕は、偶々買い物に来ていたなのはと出くわした。

 

その時の彼女の表情はなんかもう、この世の終わり見たいな表情を浮かべたと思ったら糸の切れた人形の様に崩れ落ちた、街中の人通りのある場所でそんな事された為、周りの視線が一気に集まってしまった。 ……数年振りに会ったにも関わらずこの反応、流石忠臣(白目)

 

放心状態のなのはに糸電話を使って事情説明、スカさんの事は伏せて拾った訳ありの娘で実質的な父親代わりをしている事を伝えると、彼女は急に立ち上がり、ヴィヴィオに挨拶した後僕の腕に抱き付いた。

 

多分空いている母親ポジションを狙っているのだろう、ヴィヴィオと仲良くなる為に自己紹介とかをしながら親睦を深めていく、外堀を埋める気かな?

 

 

結局その後はヴィヴィオとなのはの三人で子ども用品店を見て回り、丸一日遊んだ後なのはの家に泊まる事になった。

 

この一件でなのははヴィヴィオとの距離を一気に詰め、自分の事をママと呼ばせる事に成功、擬似的な親子になる事に成功した。

 

 

…………この十数年間で唯一まともな出来事だったかも知れない、朝起きたら裸のなのはと一緒に寝ていた事以外はね(白目)

 

どう見ても事後です本当に有難うございましたァ!!

 

 

ラボに帰ったらスカさんが置手紙一つで失踪、『私は人生に疲れた、ウーノと共に辺境の世界でスローライフを送るから娘達の今後は君に任せるよ』と書かれたそれは非常に投げやりで、様々な機材が消えている所から前々から計画していた物なのだろう。

 

スカさんが消えたにも関わらず別に平然としているナンバーズ、しかもクアットロは僕からなのはの匂いを嗅いで夜這いに来るし、他のメンバーも似たような事をし始めてスカさんそっちのけ。

 

…………strikers、始まる前に終わっちゃった(白目)

 





取り敢えずの最終話です。

ここから先は引き続き番外を投稿するか、前言ってた様にこのレガ様を別世界に放り込むかは未定です。
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