目が覚めたら、どうしようも無いくらいレガ様だった   作:ACS

26 / 29
番外3

#3 レガ様覚醒

 

 

ハッ!! ゆ、夢だったのか?

 

び、ビビったぁ〜、まさか別の世界で人生を一からやり直す事になるとは思わなかった、本気で夢で良かった、レガ様の意識が実はあったとかマジで恐怖でしかないよ。

 

 

––ふっ、本当に夢なら良かったのにね?––

 

 

アレ? レガ様から返事が返ってきたんだけど、気のせいかなぁ(白目)

 

––僕のお陰で元の世界に帰って来れたんだ、感謝して欲しい物だけどね––

 

 

帰って来る為に何やったんすか、レガ様(震え声)

 

 

––トリステインを丸ごと操って各国を滅ぼし、ルイズだったかに全ての虚無を覚えさせたんだよ––

 

 

は、ハハッ、丸くなったと思ったらやっぱしこえーよこの人、ミッドチルダに帰るために世界一つ滅ぼしやがった。

 

と言うか、一回子供から人生やり直してるのにどうやって戻っきたのか凄く興味があるんだけど(震え声)

 

 

––僕もその辺りの事はよく分からないけどね、とにかくそう言う魔法を作らせたんだ––

 

 

…………其処までして帰りたかった理由って?

 

 

––ヴィヴィオと映画を見に行く予定があったんだよ––

 

 

そんな事だろうと思いました(白目)

 

 

––という訳だから今日一日身体を返してもらうよ?––

 

 

僕が死ななきゃ大丈夫です、はい。

 

 

 

さて、これからはこの僕、レガート・ブルーサマーズが表に出る事になったのだけど、やっぱり自分の意思で自分の身体を動かせるのは良いね。

 

今までは僕と彼の思考がちぐはぐな所為で歯痒い思いを何度もする事になっていたが、偶にはこんな日があっても構わないだろう、毎日は面倒だから次からは週一で返して貰おうか。

 

身支度を整えた僕は顔を洗った後、洗濯物を干してからベッドで気持ち良さそうな寝顔をしているヴィヴィオを起こして二人で朝食を摂る、なのは達は六課の隊舎だから自分達で作った簡素な料理だけどね。

 

食事を終えた後、兼ねてからの約束通りにヴィヴィオを連れて外出、転送ポートを使いながら地球に向かい、あんぱんで出来たヒーローの映画を視聴する。

 

勧善懲悪の典型的なカトゥーンだが、この映画は相手が悪役では無く敵役と言った部類な為、最後の最後に手を組んだりする。 ヴィヴィオが楽しげに見ているから僕は何も言わないが、敵役の手段が甘過ぎるのであまり楽しめない。

 

長い映画が終わり、感動と興奮の覚めないヴィヴィオを連れて前作前々作のDVDを購入、近くのレストランで食事をしてミッドチルダへと帰還する。

 

僕の中に居る彼は暇を持て余して寝てしまっている、先程から親バカだの、デートですねだの、散々好き放題言ってくれていたから正直助かった、うっかり返事を口にしよう物なら変人扱いされ兼ねない。

 

家に戻った僕達は購入したDVDを再生、ヴィヴィオがそれを視聴して大人しくしている間に掃除を済ませ、洗濯物を取り込み、三時のオヤツにスコーンを焼く。

 

––つーか、レガ様って料理出来たんすか?––

 

 

当たり前じゃ無いか、君は僕が料理など出来ないと思っていたようだけど、ナイヴス様の口にする料理を作っていたのは僕だ、半身を潰されてからはクリムゾンネイルにその役を奪われてしまったが、今でも料理の腕は衰えていない。

 

––じゃああのステーキはオカマの焼いた奴っすか?––

 

アレは僕の手作りだ、身体が潰れた状態で作りはしたけど昔やってたどっちの料理ショーだったか見たいにクリムゾンネイルに負けてしまってね、仕方無しに自分で処理していたのさ。

 

昔話をしながらも丁度一枚目のDVDが再生し終わると同時にスコーンが焼きあがる様に調節、やる事が無くなった僕は手作りジャムの制作に取り掛かる。

 

マテリアル達は確か黒猫を探して街を駆け回っていた筈、糸を使ってジャムの材料を購入させる事にし、暇をしているナンバーズには紅茶の茶葉を持って来させる。 勿論全て高級品だよ?

 

––仕事中にも関わらずパシらされるマテリアルズとナンバーズに御冥福を(震え声)––

 

 

最速で家に到達する様に指示した為、スコーンの完成前にジャムを作る事が出来た、彼女達は息を切らせながら床に座り込んでいるけどね。 如何やら仕事を片付けてから僕の元に来たようだ。

 

 

––何気にみんなチートスペックだからねぇ、爆速で仕事終わらせて角が立たない様にしたんだね(白目)––

 

 

彼の呟きを無視しながらも、僕は完成したオヤツをヴィヴィオと共に下僕達と食べた後にヴィヴィオとおままごととする事になった。

 

内容は昼ドラを千倍濃縮した様なドロドロとした物で、明らかにシュテルが考案したと分かる代物、しかも濃厚なベットシーンがヴィヴィオを含めた全員分存在する、この娘は僕に殺されたいのだろうか?

 

 

––子供の前での殺人はNGだよレガ様!! すずかみたいに怯えられちゃうよ?––

 

 

そんな事は分かってる、此処でやらずに彼女が退出したら血だるまになって貰えば良いんだろう?

 

––そーですねー(震え声)––

 

 

ところでだ、僕は最近実子と言う物に興味が湧き始めたんだ、君は誰とシたいのかな?

 

––だ、誰とでも?––

 

 

そうか、だったらなのはから順番に作っていこうか、あの子なら喜んで産んでくれるだろうしね。

 

 

––平和な人生がレガ様に忠誠心以外の感情を芽生えさせた結果がコレである(白目)––

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。