目が覚めたら、どうしようも無いくらいレガ様だった 作:ACS
やりたい放題のレガ様、原作に関わらないと言う当初の目的は瞬時に頓挫してますので死人を出さないように頑張ってます(但し一般人は除く)
#5 レガート・ブルーサマーズと言う少年
廃ビル内の最上階、其処はヒエラルキーの頂点として僕が居座る場所であり、たった一人の例外も無く立ち入る事が許されないエリアで、何故かあった原作レガ様の振り回していたゲルニカや、アイアンメイデン等の装備が置いてあったり、超高級ホテル顔負けの内装になっていたり、金目の物が山程積んであったりする。
理由としては僕が寝ている間は無自覚にプライベート空間に侵入する者を殺戮してしまうから、此処を拠点にする浮浪者達はこの事を重々承知しており、手癖の悪い者や新参には必ず立ち入るなと厳重注意を施すほどだ。
そんな僕が目を覚ますと足元にブツ切りになった二人分の死体が転がっていた、また怖いもの知らずのアホが忠告を無視して死にに来たのか、そう思って転がっている首を拾い上げると、見知った顔だった。
いや、正確には面識は無いでも僕はこの人達を識っている、そう、アレだ、リーゼロッテとリーゼアリアだ。
何で細切れになってんのぉぉぉぉぉお!! えっ!! 待って、僕は原作キャラだけは極力殺さない様にしてたんだよ!? 何時殺したのさ!? あ、寝てる間にか、じゃねえぇぇえ!! a'sオワタ\(^O^)/ また僕が黒幕やんなきゃなんないのかよぉぉぉぉお!! つーかまだ無印だろ!! 闇の書も未だ起動してないんじゃ無いの!? 何でこんなところに居てしっとりと死んでるんですかぁぁぁぁあ!!
一頻り混乱した僕は取り敢えず何かあった時用に設置してあった監視カメラと盗聴器のデーターを再生する。
それによって分かった事は初日にやった殺戮が八神家の近所だったらしく、彼女らは僕の事を超危険因子と見なしていた。
それで、よく分からん技術を使う男を付け狙って居た所、ジュエルシードをばら撒く姿を発見、その日の内に暗殺を決行、どんなに強くても寝込みを襲えば殺せるだろうとの判断からだろうが、返り討ちに合ってこのザマ、体の自由を奪われた後下に住み着いている浮浪者に延々慰み者にされた後バラされたらしい。
何というか、見られていた事に気が付いては居たけどまさかこんなに短絡的だとは思わなかった、どうしようかな。
取り敢えず解体された肉体を糸で繋げて人間の形に直した後、身体に電流を流して脳が記憶している事を全部喋らせる、声帯やら何やら色々動かしたら死体でも生きてるように見せられる事が判明した、ネクロマンサーごっこが出来るね(白目)
ギル・グレアムの所在とその転送ポート、変身の仕方、その他必要な事を吐かせた後は適当な大学からホルマリンを失敬し、解体された猫姉妹を瓶詰めする。
その作業を終えた僕はリュックに彼女達を入れ、転送ポートへと向かう、なのはの神社戦はその片手間でやった所為で少々手抜きな物となってしまった。
まあ、でもこの手抜きもレガ様的には手抜きと言うレベルであり、なのはは咆哮で耳と平衡感覚を潰された上に残像を伴うワンちゃんにボコボコにされながらも気配を読み切って勝利する、彼女も将来魔人の仲間入りなのだろうか?
何は兎も角、今僕はグレアム提督のオフィスでコーヒーを飲んでいる、組み立てた猫姉妹を椅子と机代わりにしながら(涙目)
だから無意識の内にこんな事やらないでよ!! もう骨の髄まで外道が染み付いてるから矯正は無理なのかなぁ(諦め)
そんな事を考えていると、オフィスの扉が開きグレアム提督が現れた、側には部下らしき人物が居る。
–––––やあ、お邪魔しているよ。
その一言と同時に部下の男が肉片になった、グレアム提督は咄嗟に懐のデバイスに手を掛ける、恐らくデュランダルだろうが、無駄である。
起動する前にグレアムの拘束を完了し、電気信号を操って強制的に脳へ暗示を刻み込み傀儡へと変える。
一つ、惨殺された部下は殺し屋から身を挺して庇った事にする。
二つ、リーゼロッテ、アリアの姉妹はそのまま地球に勤務、闇の書事件後アースラメンバーに合流させる事。
三つ、この場で出会ったレガート・ブルーサマーズについての一切を忘れる。
四つ、闇の書事件の終息と同時に心臓発作で死亡する。
五つ、以上の事に疑問は持たず、レガート・ブルーサマーズの命令は絶対に遂行する。
やっといて何だけど、コレは酷い(白目)
本当はね? 『おたくらの娘さんは僕が殺った、死にたくなかったら僕に従え』って言おうと思ってたんだよ、そしたら部下が付いてたから台詞飛んじゃってさ、そしたらコレである(涙目)
––––じゃあ僕は帰るから、後一年にも満たない人生を有意義に過ごすと良いよ。
そう言って僕は海鳴市に帰還した、後に残されたグレアムはそうとは知らずにレガートの操り人形となるのであった。
思い通りに事は運べど過程が全く思い通りにならず、不機嫌オーラ全開で帰宅する僕、人混みが二つに分かれるほど凄まじい形相をしている様だ、ショーウィンドウに映る顔は正に悪鬼、そして当然の様に覇気に当てられて砕け散るガラス、取り敢えず落ち着こう(震え声)
近くの店でたこ焼きを購入し、食べながら歩いていると迷子らしき金髪の少女にぶつかった。
––––––ごっ、ごめんなさい!! 道に迷ってしまって!!
––––––別に構わないよ、それより道に迷ってるんだってね?
自慢じゃ無いが僕はこの町を隅々迄知っている、道案内なら目を瞑っていても可能だ。
本当に申し訳無さそうにして居る少女に地図を書いてあげながらその顔をまじまじと見る、あっ良く見なくてもフェイトだ。
早いよ!! いや、拠点周辺の下見とか何やらがあるから早く無いのか? でもマズイな、僕に関わると碌な事にならないからさっさと逃げよう。
そう決断した僕はフェイトの視線を逸らすため指先で彼女の家の方角を指し、視線が外れた瞬間に地面と建築物の壁を蹴りながら拠点にまで一瞬で帰る、目撃者が居ない様に僕の移動ルートを視界に収めている連中には目を閉じる様に命令を出している、たこ焼きはフェイトの手に置いてきた。
自室の高級ソファーに腰掛けた僕は糸を使ってフェイトの耳に直接声を届ける、早い話が糸電話だ。
–––––お腹が可愛らしく鳴いてる見たいだからそのたこ焼きは君に進呈するよ、迷子のお嬢さん。
取り敢えず此れで良いだろう、後は勝手に僕を魔法使いか何かかと勘違いしてこの一帯には近寄るまい。
僕はホルマリン漬けの猫姉妹を冷蔵庫に詰め込み再び横になるのだった。
猫姉妹好きの皆さんゴメンなさい、だけど大規模な殺戮やってる奴を管理局の人間が見逃しはしませんよね(震え声)
その正義感が仇となったのだ(白目)
A'S編の猫姉妹は生きる死体になります(白目)