まぁタイトル通りなんですけど振られたらこの物語が成立しませんからね~。
ではどうぞー!
「ずっとずっと前からふうくんが大好きだったの!私と付き合ってくれませんか?」
「え?」
幻聴か?大好き、付き合って。シャルロットが俺に?前って言っても俺達が一緒に居たのはほんの一ヶ月弱。そんな俺にシャルロットが…どうして?
「どうして俺なんかを?」
「あの時にも言ったけどふうくんは唯一私を平等に接してくれた。それが本当に嬉しかった。それにあの後、私がロシアに行くまで毎日のように遊んでくれた。だから、だからふうくんを好きに、大好きになったの!」
「ごめん、俺はそんな風にシャロを見ていなかった」
やっぱりか…。ふうくんは他の人とは違った。だから私はふうくんがとても優しく思えたし嬉しかった。でもふうくんは違うんだよね。ふうくんは私に一人の友達として接していた。
「いいの。わかってた事だし」
「ごめん、気持ちはすごい嬉しかった」
「でも私は諦めないよ。ふうくんに友達としてじゃなくてちゃんと異性として振り向かせて見せる!」
言ってしまえばアピールし放題。そいたらあの二人よりも優位に立てる。私は負けない。絶対にふうくんを私のものにして見せる。
「お、おう」
まじか…。確かに告白されて嬉しかった。でもこれから振り向かせるって何する気だよ。
「それにこうでもしておかないと遅れをとるかもしれないし」
「遅れ?なんの事だ?」
「なんでもないよー。それよりも覚悟しておいてね!明日からは楽しくなるよ」
それは楽しくなるのか?覚悟が必要で楽しい事なんてないだろうと、思いながらも楽しみにしている自分がいるのはシャロには内緒だな。
「てか今日の事は誰にも言わないようにするだろ?」
「なんで?」
「いや、だって普通振った相手と仲良くする奴なんていないだろ」
「私振られてないよ?」
「は?さっきのは?」
「あれは保留とします!いつかふうくんに振り向いてもらったときのために残しておきます」
「意味わかんねぇ」
でもその方がありがたいな。転校初日に告白させた上に振ったなんてことになったら俺死んじゃうよ、クラスの男共に。まぁ保留する時点でやばいけど。
「でも明日は大変になると思うよ?」
「なんで?」
これだから鈍感さんは。普通に考えたら分かるでしょ。好きな人が告白されたらふうくんの事が好きな人達は嫌じゃん、取られたくないし。
「明日になってのお楽しみ~」
「焦らすなよ」
「やーだねー」
「てかもうこんな時間か、俺帰るわ。また明日」
「そうだね、また明日」
明日からは頑張らないとな~。ふうくんが他の女のものになってほしくないし。なによりふうくんの事を一番好きなのは私だしね。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「ただいま~」
「帰ったか、ついさっき直樹が帰ったんだが会わなかったか?」
「おじさんと?会わなかったよ」
「そうかまぁいい。すまなかったな」
「いや、いいよ。もっとヤバくなったから」
「ヤバくなった?」
「シャロ、シャルロットに告白されたから」
「おぉ!それで返事は?」
「なんか保留って事になった」
「まぁお前には春香がいるもんな」
「なんでだよ、てかもう寝る。おやすみ」
今日はいろんなことがあったな。幼馴染みが帰ってきたし、昔の知り合いと再開。そいたらその日に告白されるって、連が聞いたら面白そうだな。
この時の俺は知らなかった。まさか連とシャロがもう連絡先を交換していた事に。それによって起こる明日の出来事も、怒濤の告白攻めにあうことになるなんて事も。
次は誰がいくかな~、まぁもう決めてますけど。
ほんとはこの人を最初にしたかったー。
では次回お楽しみに!