勉強やだよ~。
って事でハーメルンに逃げてまーす。
予定では12話辺りから本格的にハーレムになると思います。
ではどうぞ。
シャロ、そして橘、この二人が俺に告白をして来た。生まれてこのかた俺は一度も告白をされた事がない。まぁ告白をした事もないが。そんな俺が突然告白をされた。
これは夢なのかとも思った、だが何度頬を捻っても目が覚めない。どうやら本当に告白をされたらしい。やべ、めっちゃ嬉しい。昨日はハーフで美少女なシャロ、そして朝は学校のアイドル的存在の橘。なにこれ最高じゃん!
とまぁこんな事を四時限目が終わってから心の中でばか騒ぎしている。ん?お友達が呼んでるって?そんなの知らないな、だってそれどころじゃないもん。でもなんでか保留という訳のわからない収め方になっている。
「…た…うた」
うるさいなぁ~。俺は今気持ちが絶頂なんだよ!黙ってろよ。だが、ある放送により俺のこの気持ちは消えその代わりに恐怖と言う恐ろしいものがやってきた。
「一年E組白石くん、一年E組白石くん至急風紀委員室まで来てください。繰り返し放送します。一年E組白石くん、一年E組白石くん至急風紀委員室まで来てください。来なかったら……だぞ☆」
まじかよ…。風紀委員に呼ばれるなんて。この学校には風紀委員が存在する。風紀委員とは学校の風紀を正すものであり全生徒に恐れられる存在である。ただこの学校は少し…いやだいぶ違う。なんせ風紀委員長である東久世成美(ひがしくぜなるみ)がその風紀を乱しているからである。
その自由かつ楽天家な委員長様に俺はお呼びだしをくらってしまった。クラスの連中は何したんだ?とかどんまいっ!とか西園寺さんに告白された罰だー!とか言っている。最後のうざいな。うん、うざい。
ちなみに俺はなぜか委員長と面識がある。あ、面識じゃないか喋ったこともあるし。なぜかはまた今度にでも。まぁもう皆様もお気づきであろう、あの人もお嬢様だ。それとあの人もこの学校の五本の指には必ず入ると言われている。まぁ確かにあの人は可愛いしスタイルも抜群だ、ただあの性格が全てを台無しにしている。
「お、俺ちょっと行って来るわ…」
「どんまい、まぁ罰だな。自業自得だ!」
連にもひどい言われようだな。優紀がなんか言っていた気もするが遅れるとめんどくさい事になる。はぁ~。鉛でも入っているのかと思うぐらい重くなった足を引きずって俺は風紀委員室まで来た。風紀委員室と生徒会室は隣り合わせに作られている。それと今年度は生徒会長、風紀委員長の両方が女と言う異例中の異例らしい。
「失礼します」
「やぁ~風太くん☆元気だった?」
「はぁ、まぁ元気ですよ。それで話ってなんですか?」
「ならゲーム形式にしよう☆当ててみて☆」
始まった…。この先輩はすぐに話を変なところへ持って行く。そんなんだからダメなんですよ。でもまぁやっぱり人気はすごいある。明るいから気持ちが良くなるし話していて楽しい。まぁその分疲れるけど。
「検討もつきません、お手上げです」
「えーつまんないよー☆なら仕方ないなぁ、ヒントあげるよ☆今日の朝休憩の時の事だよ☆」
今日の朝休憩?俺は確か登校してすぐ連にあの時の事を聞かれて、それで、その後は橘に呼ばれて屋上に言ってこ、告白されて。だったよな?この中で先輩と関わりそうなものなんてあるか?…あ、もしかして…。
「先輩って今日の朝休憩どこにいましたか?」
「屋上で青空見てたよ☆きれいだったな~☆」
やっぱり…。って事はあの時の会話を全て聞かれてたって事か?え?何それ、ちょー恥ずかしいじゃん。いやまぁ俺は告白をされた立場だけど、でもなー橘がこの事を知ったら…。
「わからないなら今から放送してみっよか?」
「え?い、いや大丈夫ですよ、わかりましたから」
「そっか☆なら言ってみてよ☆」
「こ、告白の件ですか?」
「せいか~い☆良くできました~☆」
「でもなんでその事で呼ばれるんですか?先輩には関係のない事ですよね?」
「大有りだよ!風紀委員長として不純異性交遊は認められません!」
「え?そんな事言ったらこの学校どうなるんですか?」
「ん?なんの事かな?」
「先輩、とぼけないでください」
「まぁ風紀委員長として見逃す訳にはいかないので風太くん!君は私と付き合いなさい!」
「は?」
今なんて言ったこの人?私と付き合いなさい?いやいやいや、なんでそんな事になるんですか?意味わかんないですよ?一体俺が橘に告白された事となんの関係があるんだよ?
「昨日転校してきた西園寺さんにも告白されたんでしょ?」
「は、はい」
会話全てを聞かれたんならその事も知ってますよね。
「まぁ私と付き合いなさい!」
「いや、無理ですよ。まず先輩の事好きじゃないですし、てか先輩も俺の事好きじゃないですよね?」
「え?私は風太くんの事大大大好きだよ☆☆☆」
「え?う、嘘はよくないですよ先輩」
「嘘じゃないよ、なんなら証拠見せよっか?」
「しょ、証拠ってなんですか?」
「キス…する?」
「は!な、なに言ってるんですか!そんな事しませんよ」
「え~、私はしてもいいのにな~!」
「もし!もし本当に俺の事が好きなんだとしたらなぜなんですか?」
「それ聞いちゃうの~、恥ずかしいな~。風太くんが面白いからだよ☆」
「は?そんな事ですか?」
「好きになるのに大層な理由なんているの?」
「まぁいりませんけど…多分」
「ならそれでいいじゃん☆それで付き合おうよ☆」
「いや、それはちょっと。さっきも言いましたけど別に先輩の事好きじゃないですし」
「なら二人見たいに私も風太くんに好きって言わせればいいんだよね?」
「え?そ、それは…」
「ふーん、あの二人は良くて私はいけないだ」
ひぃ!先輩そんな声出るんですか。今めっちゃ怖い顔してますよ。
「い、いえ。全然大丈夫です!」
「良かった、これでもしもダメって言われたらベランダから飛び降りるところだったよ」
「な、なに怖い事言ってるんすか。それよりも先輩は良いんですか?」
「良いって?あー、あれね☆全然良いよ、負ける気がしないし☆」
「ならいいんですけど」
「そうだ!良いこと考えた!」
「なにが…ってなにしてるんですか!?」
「二年D組東久世成美は一年E組白石風太くんの彼女に立候補します!二人なんかに負けないから!」
「は?え?ちょ、先輩なにそんな事放送してるんですか?」
「宣戦布告ってやつ?あー緊張した☆でもこれで私も風太くんにイチャついても大丈夫だね☆」
「イチャつくって…」
「これからはよろしくね!風太くん☆」
俺がこの後教室に帰った時の事は言わなくてもわかるだろう。
これでやっと三人目!
あとは幼馴染みと義妹ですね。
何人まで増えるかな~?今のところは8人っすけど。
では次回。