SIDE スオーノ
「それで、説明って?」
「君達にアルコバレーノのおしゃぶりを渡したことや、属性の炎の特徴、呪いなどの話だよ」
「まずはおしゃぶりを渡した理由から話そうか。まず、この時代に吹雪の炎を持つ人間が とても少ないんだ。そして、吹雪の属性を持つ人を探してぶらぶらしているときに、見つけたのが君たちだった」
ぶらぶらしてるときに見つけたからかよ!?嘘だろ?そんな理由かよ!
「本来のアルコバレーノはひとつの属性につき、何人なんですか?」
「普通は一人だけだよ。けど、さっきも言ったように吹雪の属性の人間はなかなかいない。そして、いつまたおしゃぶりを託せる人が生まれるかも分からない。だからこそ、二人とも持っていたから一人ずつに渡したんだ。半分に分けるのではなく一つ一つを」
なるほど。でもなんで髪の色まで変わってしまったんだろう?
「なんで僕らの髪の色まで変わってしまったの?」
「それはユリアも知りたい!!」
「細かくは分からないけれど、恐らく呪いの影響でしょうね。おしゃぶりを渡したことによって、あなたたちには呪いがかかっています。呪いの内容は、君らの場合は、一定の歳になると、年を取らなくなり、死ねなくなるという俗に言う不老不死です。だから、君達は、何年、何十年、何百年の間、自分達の知り合いに何時までも置いていかれることになってしまう。それが君達にかけられた呪い。殺されかけても、おしゃぶりを無理矢理引き剥がされるか、呪いがとけない限り、死ぬことすらもできません」
呪いの内容が重すぎる。
「スオ兄、ユリア怖いよ!」
「そうだね。でもまだ死にたくはないでしょう?ユリア」
「そうなんだけど………」
「呪いの内容はそれだけ?」
「はい。次は炎の属性の特徴と種類を教えますね。まずは、君たちの持つ属性である吹雪です。吹雪の炎は、色が三色あり、それぞれ特徴が異なります。白い炎の特徴は、“凍結”です。これは炎に触れたものや、武器などで纏ったところに当たれば、当たったところや触れたものや場所が凍ります。薄い灰色の炎は“消滅”です。炎に触れたものや、炎を纏ったところに触れたものが消えます。水色の炎は“変化”です。これは吹雪以外の七つの属性に変化し、それぞれの炎が使えます。本来の属性の持ち主に比べてどの程度使いこなせるかは、人によって変わります。吹雪は結果的に、“雪”の属性二種類と“風”の属性一種類を使いこなさなければ行けません。嵐の炎は“分解”です。色は赤ですね。次は大空です。大空の炎は“調和”です。色は橙です。次は晴れ。晴れの炎は“活性”です。色は黄色。雷は緑で特徴は“硬化”です。次は雨で“鎮静”、色は青です。藍色は霧で“構築”です。雲は紫で“増殖”です。君たちが戦うことになっても、属性を組み合わせるといいかもしれませんね」
いやいや、はいじゃないでしょ!しかも説明長すぎるし!ユリアはもうわかりません(-.-)ってなってるし!?僕が説明を聞いておいていつか説明しなきゃいけないな…
「次はこれから長い間、君達にしてほしいことを言います。おしゃぶりを守ってください。それだけです。正直に言ってしまえば君達は人柱です。そんなことをしてでも、それは守らなくてはいけない。子供の君達に言うのもおかしいのかもしれませんが、お願いします」
うん、もう人柱云々は聞かなかった事にしようそうしよう!でないと僕もわかんないよ!いっぱいいっぱいだよ!子供にこんな長々とわかりにくい話をしやがって!というかそもそも子供を人柱にすんなよ!
「ちなみにこの時代で同じようなおしゃぶりを持つ人と会えるの?」
「さぁ?君たち次第ですよ」
「そっか、分かりにくかったけど、多分分かったよ。またおじさんと会うこともあるのかな?」
「どうなんでしょうね。まぁ、きっといつかは会いますよ」
別に会わなくてもいいけどな。
「会うとしたら、呪いを解くときでしょう」
あっ、それ大事!!しまった、おじさんが長々話すから忘れてたよ。
「では、またいつか」
またどっか行ったし。まあ話もやっと終わったし
「ユリア、このあと………!?」
嘘!?そこまで長く話してたっけ?どうやら暇すぎたみたいで疲れてたのもあって寝てるし!しかも立ったまま。相当疲れてたんだね。
「さて、これから行くとこもないし、どうしよう?」
取り敢えず、ユリアをおぶって移動するか。
明らかにユリアは幼く書いてるのに、スオが全然子供っぽくない!!そしてユリアはほとんど空気。おかしい。どうしたらいいんだろうか?本当に子供かな?次回は多分時間が飛ぶ。では次の機会まで失礼します。
途中で書き直して特性変化と種類をひとつ増やしました。
オリキャラ紹介も消しました。