でも、時止め中は精神やらのエネルギーもゼロのままだと思うんですよね。そうだったら『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』の能力も使えないから、そのまま無駄無駄になるわけで。
『ザ・ワールド』の方が強いって考えるのは、やっぱりDIO様のカリスマの所為かなぁ?
凰鈴音にとって織斑一夏は特別な存在だ。
小学四年生の時に中国から引っ越してきて、日本の生活に慣れず軽いイジメにあっていた鈴を救ってくれた。まるで童話の王子様のようで、惚れるのに時間はかからなかった。
我ながら単純だとも思うが、しかし彼を恋い慕う感情は不快ではない。むしろ感情が暴走しないように毎日気を遣うほどだ。
中学二年生の時、都合で中国に帰らなければならなくなってつい抑え切れずに爆発させてプロポーズまがいのことを言ってしまったが、それも後悔していない。
それほどに、凰鈴音にとって織斑一夏の存在は大きいのだ。
では、五反田弾とはどういう関係かと問われれば、少し考えてこう言うだろう。
親友であり師だ、と。
善くも悪くも、五反田弾という存在は凰鈴音に多大な影響を与えた。
強くあれ。凰鈴音と織斑一夏が五反田弾と知り合い、行動をともにし始めた時に言われた言葉だ。
それは物理的な強さであり、精神的な強さ。なにものにも決して屈せぬ大樹のような優しさを兼ね備えた強さだ。
五反田弾が何を思ってそう言ったのかはわからなかったが、見るものを惹きつけて止まぬ太陽のごときその姿に憧れた。憧れ、自分を研鑽しようと努めた。
凰鈴音の在り方を指し示してくれた故に、尊敬の意を持って師と呼ぶのだ。決して本人の前では言わないけれど。
きっと、五反田弾に関わった全ての人が差異はあれどそう思っているはずだ。織斑一夏の実姉、世界最強と称される織斑千冬でさえも、傍目にはわかりにくいが確かに彼には敬意をはらっている。
だからこそ、思うのだ。
私たちが彼を目標にしているのならば、彼は何を目標としているのだろうかと。
実際、何の意味もない問いかけなのかもしれない。本人に聞けば、適当にはぐらかされる程度のものなのかもしれない。
けれど、想像せずにはいられない。
到達点からはどんな景色が見えるのだろうかと、思い描かずにはいられないのだ。
>>1
凰鈴音は中国の国家代表候補生だ。本来IS学園に入学する予定はなかったのだが、『ISを動かせる男性』が確認されたため、急遽編入することになった。
四月の暖かな夜風になびく艶やかな黒髪は側頭部で左右一つずつにまとめられ、小柄ながらきりっとした目が彼女を只者ではないと感じさせる。見る人が見れば、ただの大人びたちびっこにしか見えないだろうが。
学園のゲート前におかれた大き目のボストンバッグは見た目を裏切らない重量を持っているはずだが、鈴はそれをひょいと持ち上げる。
「えーと、受付ってどこだっけ?」
そう言って鈴はポケットからくしゃくしゃになったメモ用紙を取り出した。『本校舎一階総合事務受付』と書かれているが、そもそもそこがわからない。このメモは役立たずのようだ。
「自分で探せばいいんでしょ、自分で」
愚痴をこぼしつつ、鈴は歩きだす。考えるよりはとにかく行動。それが鈴のスタイルだ。
そのせいで第二の故郷ともいえる日本での思い出の地を散策し、そして学園に到着するのが夜になってしまったので自業自得といえるが、『考えるな、感じろ(Do not think, feel)』である。悔やんでいては仕方ない。行動あるのみだ。
しかし、転入手続きも終わっていないうちは学園内でISを展開することもできない。もともとISの展開は制限がかけられているが、外交問題にすら発展する可能性があるので迂闊に空を飛んで受付を探すという手も使えないのだ。
鈴はそっとため息をつく。今回鈴が学園に来ることになった最大の要因であるアイツは、今どうしているのだろうか?まぁ、織斑一夏の朴念仁は筋金入りだから、周りが女子だけでも間違いは起こらないだろう。
もう一人の方はどうか。五反田弾はその性格からしていろいろとやらかしてしまう印象があるが、なんだかんだ言って律儀な男なのだ。ちゃんとした手順を踏むだろう。
こう考えると、意外と心配な要素はないようだ。
「ふっふーんっ」
幼馴染みであり、鈴が思いを寄せている一夏の顔を思い出すだけで、不思議と体が軽くなる。胸が躍り、ISがなくとも空に向かって羽ばたいていけそうだ。恋ってすごい。
「だから……でだな……」
ふと、声が聞こえた。訓練施設から生徒が出てくるようだ。丁度いいので受付の場所を聞こうと小走りに近寄ると、ぼやけて聞こえていた声がはっきりと聞こえた。
「そのイメージがわからないんだよ」
不意を突かれ、鈴はびくっとふるえてそのまま硬直する。
男の声、それも忘れることのないアイツの声だ。予期しない再開に、鈴の鼓動は急ピッチでペースを上げていた。
不安と喜びを胸に、少女は歩みを再開する。
「いち――」
「一夏、いつになったらイメージを掴めるのだ。先週からずっとだぞ」
「説明が雑すぎるだろう。『くいって感じ』ってなんだ」
「……くいって感じだ」
「意味不明だ――あ、おい待て箒!」
歩みを早める女生徒を、一夏が追いかけていく。それを見て、鈴の心中からは先程までの昂揚が嘘のように消え去り、冷たい感情といらだちが雪崩れ込んできた。体が鉛のように重くなる。
ふらふらと歩いていると、総合事務受付はすぐに見つかった。訓練施設のすぐ後ろにあったようだ。
愛想のいい事務員の言葉を、鈴はほとんど聞いていなかった。それどころではないのだ。
――決めた。
――決めてやったわよ、一夏。
「ぶっ潰す」
>>2
「織斑くん、クラス代表決定おめでとう!」
「おめでとぉ!」
クラッカーの鳴る音が寮の食堂に響いた。夜の自由時間を使ってクラスの皆が織斑一夏のクラス代表決定を祝ってくれているのだが、当の一夏は全くめでたい気持ちではなかった。
やりたくなかったのに就任パーティーまで開かれてはやるせないだろう。さらに断りづらくなってしまったし、もう腹をくくるしかないのだろうか?
「……はぁ」
「景気の悪い顔してるな一夏。祝ってもらってるんだから、笑顔の一つでも見せろよ」
「分かってるけどさ……」
一夏はぽんと肩を叩いてくる弾をとりあえず無視する。せめて心の整理をさせてほしい。弾もそれがわかっているのか、肩をすくめるだけだった。
「はいはーい!新聞部でーす!インタビューしに来ました!」
盛り上がる一同をかき分け、一人の女生徒がやってきた。おそらく先輩だ。
先輩には悪いが、インタビューは断ろうと思う一夏だったが、
「私は二年の黛薫子。新聞部部長やってるから。これ名刺」
「あ、どうも」
名刺を出され、反射的に受け取ってしまう。しまったと思ってももう後の祭り。これではインタビューを断れない。それを狙ってやったとすれば、この人は一筋縄ではいかない。
そんな一夏の心中を知ってか知らずか、薫子はずいっと一夏へボイスレコーダーを近づけてきた。
「ではではズバリ!クラス代表になった感想をどうぞ!」
「えーと……まあ、なんというか、がんばります」
「うぇー。もっといいコメントちょうだいよぉ。俺に触るとヤケドするぜ!とか」
「自分、不器用ですから」
「うわっ、前時代的!……じゃあ五反田君、なにか一言!」
「『てめーは、この五反田弾がじきじきにブチのめす』」
「まさかのネタ!いいね!次、セシリアちゃん」
「わたくし、こういうものはあまり好きではないのですが……ふふん、仕方ありませんわね。ではまず、どうして私がクラス代表を辞退したかというと……」
「あー、長くなりそうだからやっぱいいや。写真だけ頂戴」
「さ、最後まで聞きなさい!」
「いいよ、適当に捏造するから。ほら、並んで並んで」
セシリアは薫子にぐいぐいと背中を押されて一夏と並ばされる。弾も強引にくっつけられた。
「ほい、じゃあ撮るよ。35×51÷24は?」
「え?えっと……2?」
「ざんねーん、74・375でした!」
パシャッとデジカメのシャッター音が切られた。
……のだが。
「なんで皆入ってんの?」
「いいじゃねぇか一夏。クラス写真みたいなもんだ」
「いや、明らかにクラスじゃない奴が混じってるんだが……」
「気にしなーい、気にしなーい」
「いいのかそれで……」
いいんだよ、と笑う弾を見て、一夏も開き直った。別に何か困るわけでもないのだから、好きにさせればいいだろう。
しかし、セシリアは納得しなかったようだ。
「あ、あ、あなたたちねぇ!?」
「まぁまぁ」
「セシリアだけ抜け駆けなんてずるいー」
「クラスの思い出になっていいでしょ」
「ねー」
「う、ぐっ……」
見事な連携を発揮し、クラスメイトがセシリアを丸め込む。何も言えないセシリアは苦虫を噛み潰したような顔になった。
ともあれ、このパーティーは10時過ぎまで続くのだった。
>>3
「ねぇ、2組の転校生の話聞いた?」
朝、一夏と弾は席に着くなりクラスメイトに話しかけられた。この数週間で割と仲の良くなった友達は結構できた。というより、最近は向こうから話しかけてきてくれるので交友には困らない。
「転校生?この時期に?」
「そう、なんでも中国の代表候補生なんだってさ」
「ふぅん」
一夏があまり興味なさそうに相槌を打った。するとセシリアが話を聞いていたのか、こちらによって来る。いつもの腰に手を当てるポーズだ。
「あら、私の存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら」
「このクラスに転入してくるわけでもないのだろう?騒ぐほどのことでもあるまい」
いつの間にか箒も来ていた。うわさ好きなのは箒も同じか。
「しかし、中国か。中国といえば思い出すよなぁ、一夏?」
弾がしみじみと呟く。中国に関わる共通の知り合いは一人しかいないので、一夏にも簡単に理解できた。
「ああ、元気にしてっかな?」
「元気だろうよ。それが取り柄みたいなやつだったしな」
「確かに」
「……一夏、誰の話をしているのだ?」
「ん?ああ、俺と弾の友達。親友というか悪友というか」
一夏がそういった時だった。
突然、教室のドアが開く。
「――悪友はないでしょう、悪友は」
そこにいたのは、ツインテールの小柄な女生徒だ。腕を組み、片膝を立ててドアにもたれかかっている。
「鈴……?お前、鈴か!?」
「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たのよ」
「宣戦、布告?」
「ええ。実は私もクラス代表になったの。もちろん、専用機持ちよ」
ふふん、と澄ました顔で言ってくる鈴。
だが、弾がその空気をぶち壊した。
「ぶはははははははははッ!おい鈴、恰好つけんな。全く似合ってないから」
「ドやかましいわっ!」
鈴がやっといつもの調子に戻る。正直、一夏もさっきのはどうかと思った。
「おい」
「なによ!?」
バシンッ!
訊き返した鈴の頭に出席簿が飛んだ。織斑千冬の登場である。
「もうショートホームルームの時間だ。早く教室に戻れ」
「ち、千冬さん……」
「織斑先生だ。さっさと教室に戻れ、そして入り口をふさぐな。邪魔だ」
「す、すみません……」
さっきの勢いはどこへやら。鈴はすごすごと引き下がった。
やはり、千冬と対等にできるのは弾ぐらいのものなのか。というか、千冬が「五反田もこれぐらい素直ならいいのに」とか言っているので、もう訂正するのは諦めたっぽい。
「またあとで来るからね!逃げないでよ!」
「早く戻れ」
「は、はいっ!」
鈴は猛ダッシュで2組へと帰っていく。昔と変わらない鈴の姿に、一夏はちょっと安心した。
「鈴か。あいつ、IS操縦者だったのか。初めて知った」
「俺もだ。中国に帰ってからなったのか」
一夏と弾が感心したように言うが、それが悪かった。箒やセシリア、他クラスメイトから質問が雨のように投げかけられる。
バシンバシンバシンバシン!
「席につけ、馬鹿者ども」
「あれ、千冬さん、俺は叩かねぇの?諦めた?」
「ああ、『叩く』のは諦めた。だから、これだ」
そういって、千冬は教卓から人より大きい長方形の物体を取り出した。
「千冬姉ぇ!?それIS用近接ブレードじゃん!どっから取り出したの!?」
「……斬る!」
「いや、『斬る!』じゃないから!そんなもんを教室で振り回さないで!」
「笑止ッ!そんなもので俺が止められるとでも?」
「弾も乗らなくていいから!「ブオォンッ!」うおぃッ!今マジでかすったんですけど!?」
「千冬流決戦奥義――」
「千冬姉!?何その物騒な技は!?」
「いいぜ、受けてやらぁ……!」
「弾も止めろォォォォッ!壊れちゃうぅ!教室壊れちゃうからぁぁぁぁッ!」
「
「瞬閃のさらに倍!――瞬天ッ!」
「ちょっ、ヤメヤメヤメッ――ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!?」
>>4
「待ってたわよ、一夏!」
昼時、一夏と弾と箒とセシリアとその他もろもろ(いっぱいいすぎだろう)が食堂に行ったら鈴が立ちふさがった。手に持つお盆にはラーメンが鎮座している。
「とりあえず、そこどいてくれ。食券出せないし、通行の邪魔だし」
「う、うるさいわね!わかってるわよ!」
一夏に言われ、鈴はいそいそと退いた。一夏は日替わりランチ、弾はカツカレーを頼む。
「元気だったか鈴?」
「元気だったわよ。あんたもたまには怪我しなさい。弾は……無理か」
「無理だな」
弾が胸を張った。一夏も鈴も「こいつ人間じゃねぇな」というような顔で弾を見る。
「あー、ンンッ!」
「一夏さん!注文の品、できてましてよ?」
と、そこで箒とセシリアによって会話が中断された。おばちゃんから料理をもらってテーブルに着く。
10人近くが一斉に移動するから、かなり珍妙だ。
すると鈴が、一夏の顔色を見て気づく。
「あんた、やけにげっそりしてるわね。どうしたの?」
「弾と千ふ、織斑先生をなだめるのが、な……」
「ああ、いつもの。変わってないわねぇ」
「大変だったんだぞ。あの朝の後、教室の備品の8割が全壊したし」
「褒めるな。照れる」
「褒めてないから」
そういえばものすごい音がしてたわね、と鈴が言ったところで、箒とセシリアがこらえきれなくなったのか、一夏を問い詰めた。
「一夏、そろそろどういう関係か教えてほしいのだが?」
「そうですわ!一夏さん、あなたまさかこちらの方とお付き合いしてらっしゃるの!?」
かなり大きな声だったので、周囲の生徒も聞き耳を立ててくる。
「べ、べべ、別にあたしたちは付き合ってるわけじゃあ……」
「そうだぞ。ただの幼馴染みだ」
「……」
「?鈴、何睨んでるんだ?」
「なんでもないわよ、馬鹿」
「無理だって鈴。こいつに期待しちゃだめだ」
「分かってるわよ……。はぁ、ちっとも変わらないんだから……」
何かを諦めたようにため息をつく鈴を、弾が慰めていた。一夏にはなぜなのか分からないのだが、箒やセシリアでさえ残念なものを見る目でにらんでくる。
「しかし、幼馴染みだと……?」
「あー、えっと、箒が引っ越してったのが小四の終わりだっただろ?鈴が転校してきたのは小五の頭だよ。で、中二の終わりに中国に帰ったから、会うのは1年とちょっとぶりだな」
「ちょっと一夏。あたしにも紹介しなさいよ」
「ああ、こっちが箒。ほら、前に話したろ?小学校からの幼馴染みで、俺が通ってた剣術道場の娘」
「ふうん、そうなんだ。はじめまして。これからよろしくね」
「こちらこそ」
あいさつを交わす二人の間に、火花が散ったように見えた。
「そして俺が五反田弾だ」
「いや、知ってるし。なんで言った?」
「さぁ?」
「ちゃんと考えて行動しろよ!」
一夏が叫んだ。
「ちょっと、私の存在を忘れてもらっては困りますわ。凰鈴音さん?」
「……誰?」
「なっ、私を知らない!?イギリスの代表候補生であるこのセシリア・オルコットを!?」
「なんかデジャヴを感じるんだが。なぁ、一夏」
「しっ!黙ってろ弾」
「……あたし、他の国とか興味ないから」
「い、言っておきますけれど、私あなたのような方には負けませんわよ!」
「そう、でも戦ったらあたしが勝つよ。悪いけど、あたし強いもん」
「いってくれますわね……」
「…………」
セシリアがわなわなと肩を震わせ、箒が箸をぱしんと机に置く。まさに一触即発といった状況だ。
心なしか空気も震えている気がする。
ゴゴゴゴゴゴ……
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……」
「いや、弾。口で臨場感出すのやめてくれ」
ズズズズズズ……
ズズズズズズズズ……」
「いや、鈴。無言でラーメン食べるのをやめてくれ」
雰囲気がぶち壊れた。
「ちょっと弾さん!この方はそれほど強いんですの!?」
「ん?ああ……どうだろうなぁ。俺が知ってるのは昔だから誤差はあるけど、中坊のころは一夏といい勝負だったぞ」
「今やったら負けないけどね」
「と、いうことはですよ。凰鈴音さんも音速を超えたりしますの?」
「一応瞬拳は教えてあるけど、鈴はちっちゃいから無理だったんだよなぁ」
「ちっちゃいゆーなっ!私は音じゃなくて空間をとらえるからいいのよ!」
「お、もしかしてあれ完成させたのか?すげぇじゃん。難易度だけなら瞬拳の比じゃねぇのに」
「ええ、やってやったわよ。けど、なにあれIS使っても再現するの滅茶苦茶大変だったんだけど」
げんなりしながら鈴が愚痴る。しかし、セシリアたちはそれを聞いて戦慄した様子だ。
圧倒的な脅威であった瞬拳を、難易度で凌駕する技とは一体どんなものなのか?
弾の瞬拳よりはマシなのだろうが、脅威であることに変わりはない。セシリアは一度瞬拳を直に食らっているだけに、想像するだけで震えそうだった。
「……あれかぁ」
ちなみに、それを知っている一夏は内心結構ビビッていた。難易度と弾は言ったが、凶悪さでも瞬拳を超えていると思うから。
ともあれ、そこから鈴が一夏にISの面倒を見てやると言ってそれに反発した箒とセシリアがまた鈴と言い合いになったりし、しかも一夏の意見なぞ介入もさせずに言い合っているものだから休む暇がない。
弾も弾で、早々に昼食を平らげいなくなってしまった。
結局、鈴が強引に話を打ち切ってその場は収まったのだった。