今回はすこし手抜きになってると感じるかもしれませんが、正解です。
何書いていいか分からない。
感想ください。
初めての感情だった。それまで感情というものがなかったのだから、それはビックバンにも等しい衝撃だった。
知りたいと思った。この人をもっと理解したいと思った。
愛しいとも感じた。さらに愛したいと感じていた。
彼はこちらに気づいてすらいないだろうけれど、私はあなたのそばにいる。
あなたに引かれ、堕ちたのだ。なんと清々しい堕天だろうか。
ああ、気づいてもらえなくてもいい。
あなたの為に、私は使われる。それだけで幸福なのです。
あなたが私に体を預けてくれる。その事実にどうしようもなく感謝したいのです。
願わくば、これからも共にいたい。
あなたもそう思ってくれているでしょうか?
ねぇ――五反田弾様。
>>1
あれから一ヶ月が過ぎた。鈴は鈴で怒った理由を語らず、一夏も一夏で意地になってずるずると問題を先延ばした結果、今日が訪れた。
すなわち、クラス対抗戦である。
仕組まれたように一試合目は鈴と一夏。第二アリーナでの試合が、そろそろ始まろうとしている。
一夏と鈴の物珍しさからか、アリーナは全席満員だ。だが、ハイパーセンサで見渡してみても弾の姿はない。見ないということはないだろうから、ピットでリアルタイムモニターを通しているのだろう。
「……」
一夏の視線の先では、鈴とそのIS甲龍が試合の開始を静かに待っている。セシリアと同じアンロック・ユニットが特徴的で、肩の横に浮いたスパイク・アーマーがやたら攻撃性を主張していた。
両者ともに規定の位置へ移動してください、というアナウンスに促され、一夏と鈴は空中で対峙する。距離は五メートル。
「一夏、今謝るなら少しくらい痛め付けるレベルを下げてあげるわよ」
「いらねえよ。全力で来い。俺も全力だ」
互いに手を伸ばせば触れ合えそうな近さで、一夏と鈴は言葉を交わした。
鈴は一夏の言葉を聞き、無意識に口元を綻ばせる。思えば、昔から手加減を嫌っていた。それはきっと、一番近くにいながら決して触れられぬ場所にいるアイツのせいでもある。
一夏は変わらない。良い意味でも、悪い意味でも。
それが本当にもどかしくて、鈴は素直になれないのだ。とりあえずは、一夏の言う通りに全力で闘おう。
「一応言っておくけれど、ISの絶対防御も完璧じゃあないのよ。シールドエネルギーを突破する攻撃力があれば、本体にダメージを貫通させられる」
「知ってるさ。弾は普通にそれを振り切ってくるからな」
「ああ、そう。余計なお世話だったわね」
無駄な会話はここまで。一夏は雪片弐型を、鈴は異形の青龍刀を構える。
そして、試合開始のブザーが鳴った。
「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!」
「はああああぁぁぁぁぁぁ!」
二人ともがその手に持った得物を振り下ろす。風切り音を鳴らして二つがぶつかり合った。
一夏はセシリアに習ったクロス・グリッド・ターンをこなして、鈴を正面に捉える。
「これぐらいはしてもらわなきゃつまらないわよね。けど」
鈴が青龍刀をクルクルとバトンの様に回して、縦横無尽に切り付けてきた。
鈴の乱舞を一夏は何とかいなしていく。だがその時、鈴の肩の装甲が開いた。
まずい、と一夏が思った時にはもう遅い。突然、見えない衝撃に殴り飛ばされた。
「ぐおぉッ!」
続けて二発目、三発目と何かが撃ち出されていく。しかし、一夏もやられているだけではない。瞬時に判断し、鈴に向かってスラスターをふかす。
イグニッション・ブースト。
使い時さえ間違えなければ、代表候補生とでも渡り合えるようになる加速技術だ。
一気に接近し、その速度を乗せた瞬剣を叩き込む!
だが、一夏が雪片弐型を振ろうした瞬間、鈴は両手を前に突き出した。
二度目の失敗。一夏は己の迂闊さを呪う。
そうだ。鈴はあれを完成させたと言っていたではないか。
なぜ忘れていた。さっきの見えない衝撃は、あれを暗示していたというのに。
鈴が、その技の名を刻む。
「空礫」
刹那の間一夏の身体が止まり、そして気が付けば壁に叩きつけられていた。
>>2
「な、なんなのだあれは?」
ピットのリアルタイムモニターの前で、箒は呻いた。画面では一夏が何度も鈴に突っ込んでは瞬間的に壁に埋まっている。
先程の見えない衝撃については教えてもらった。あれは衝撃咆といい、空間自体に圧力をかけて咆身を形成、衝撃波を弾丸として撃ちだしているらしい。
では、あれはなんだ?セシリアを見ても、目の前の現象を理解している様子はない。
「織斑先生、あれは一体?」
「空礫。五反田の使う非常識な技の一つだ。だが、私も名前しか聞いたことがなくてな。何が起こっているのか見当がつかん」
そう言った千冬の顔は苦々しかったが、知人の成長を喜んでいるようでもあった。
「織斑先生!これを見てください!」
「どうした山田君」
興奮した真耶から呼ばれ、千冬はモニタに目を向けた。モニタには先程の攻防を分析した結果が出ている。
「これは……」
「鳳さんがその技を使った時、空間が異常に歪んでいるんですよ。おそらく織斑くんが吹き飛んでいるのはこれが原因かと……」
「そういうことか……アイツの技は本当に非常識だな」
「どういうことなんですか?」
「ああ、つまり、空間自体を押しているのだ。空間を押してずらすことによって相手を決して近づけることなく制圧できる。おそらく、衝撃砲の技術を応用したのだろう」
「そんなことが、できるのですか?」
「できるさ。あの馬鹿が教えたのだからな」
そう言った千冬の顔はどこか誇らしげで、そして尊敬しているようにも見えた。普段いろいろな珍事を引き起こしてはいるが、あれはあれで彼らしいといえるのだろう。千冬も満更ではないのかもしれない。
「しかし、あの馬鹿はどこにいるんだ?ピットにはいないし客席にも姿が見えないが……」
「弾さんのことですから、観戦しないということはないとは思うのですけれど……」
「まあ、そこらにいるだろう」
それだけ言って、千冬はリアルタイムモニターに視線を戻した。
>>3
五反田弾はIS学園で最も高いところ、管制塔の頂上から試合を見ていた。もちろん人が存在することなど考えられていない場所だ。少し動けばすぐに落ちてしまうが、弾は器用にバランスを取って胡坐をかいて座っていた。
ここからだとアリーナがよく見える。特等席だと感激する弾だが、どうせ弾以外には使用するものはいないので意味のないことだった。
そんなことはどうでもよく、弾は鈴が使っている技を見て目を細める。
「空礫か。威力も規模もしょっぺぇが、まずまずの完成度だな」
自身の使う空礫と比較して、弾はそう評価した。本人が聞けば『アンタと比べるな』と怒り出すだろうが。
「しかし、一夏も無様さらしてんなぁ。対抗策の一つでも練ってなかったのかよ。それとも、忘れてたのか」
確率的に後者の方が高そうなので、たぶん忘れていたんだろうと弾は思う。実際そのとおりなので、一夏の思考は手に取るようにわかるほど単純なものだった。
「……あ?」
突然、上空に気配が生まれる。飛行機などのものではなく、敵意ある何かだ。
それはまっすぐアリーナへと落ちてきていて――
「チッ……!」
それがアリーナへ到達する前に、弾はすでにアリーナに向かって跳躍していた。
>>4
「ぐあッ……!」
何度目か分からぬ空礫で一夏の体が吹き飛ぶ。
「いい加減諦めたら?」
「諦められるかよ。俺は、退きたくない」
雪片弐型を握りしめ、一夏は言った。
一夏にも意地がある。世界最強の弟で、五反田弾と鳳鈴音の幼馴染みというプライドがあるのだ。
「……そう。私だって譲れない。譲ってやらない」
「だったら、白黒つけなきゃな」
「ええ。全力で来なさい」
「最初に言ったはずだぜ、『全力で』ってな!」
一夏が咆え、両者が飛び出て――
それを引き裂くように閃光が走り、轟音が駆けた。
鈴の衝撃砲とは比較にならないほどの衝撃が、アリーナ全体を揺らす。遮断シールドを貫通してきたそれは、アリーナの中央で土煙を巻き上げながら佇んでいた。
アリーナに緊急警報が鳴り響き、破壊された遮断シールドが高レベルで再編、構築されていく。生徒たちが混乱する中、一夏と鈴はその侵入者に目を見張っていた。
灰色のISだ。無骨な、鋼鉄からそのまま削り出したようなフォルム。腕だけが異常に大きく、四つの砲口が見えていた。
フルスキン、通常露出する操縦者の地肌が見えない完全装備の装甲である。
「お前なんだよ……?」
一夏の問いかけは、直後に発射された熱線によって答えられた。
遮断シールドを貫通する威力ということは、つまりISのシールドも貫通する威力を持っているということ。絶対防御があるにしろ、当たればただでは済まない。
しかし。
その一撃は、上空から飛来した膨大な重圧によって掻き消えた。
「……よぉ」
弾がいる。一夏や鈴と所属不明の機体の間に立つように、弾はISを纏って立っていた。
一夏と鈴からは背中しか見えなかったが、その顔を見れば息を飲んだことだろう。彼らとて一度しか見たことのない、弾が本気で怒っているときの顔だったのだから。
「……この戦いには、様々な思いがあった」
弾は言う。語りかける。
その一言と共に大地が割れ、天が揺れた。
「少女の葛藤。少年の意地」
「退いてはいけないもの。譲ってはいけないもの」
「一人一人が至高の決意を持ってこの時を迎えていた」
「それは過去との対話であり、踏破すべき未来への一歩だった」
弾の髪が逆立っていき、その双眸が凶悪的な赤に輝いていく。
それは弾の特異体質。興奮することによって眼球内の色素が薄くなり、深紅の血が瞳の奥から輝いて見えるようになる。これこそ弾が『魔人』と称されていた一因である。
尋常ならざる者に、世界が悲鳴を上げていた。
「テメェはそれを踏みにじったんだぜ」
「それ相応の覚悟は――できてんだろうォなァァァァァァッッッ!!!」
疾走。強襲。撃滅。
その三つが弾の行動すべてを表す。咆哮を飛ばした時にはすでにその場から消え、襲撃者の正面に立っていた。そして、すでに襲撃者はそのフォルムを歪に歪ませて吹き飛んでいた。
「この程度も反応できねぇのかよ……ッ!」
ISのハイパーセンサすら処理しきれない速度で接近、そのまま殴りつけたのである。
しかし襲撃者はその一撃を意に介さず、巨大な腕を弾に突き付けた。エネルギーが収束され、打ち出されようとした瞬間に、弾は襲撃者の横へと移動していた。
「おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!」
腕と足で突き出された腕を挟むように上下から攻撃を放つ。その威力に耐えきれなかった腕が、千切れるように吹き飛んでいった。
さらに流れるような動作でもう一つの腕をつかみ、勢いよく上空へ投げ飛ばす。後を追うように弾も地を蹴った。
中空で地面に叩き付けるように蹴りを放つ。頭部を穿たれた襲撃者が地面へと激突し、着弾点を大きく隆起させながら撥ねた。
そして、襲撃者は再び弾の前に現れる。
弾が使ったのは空礫の応用。鈴のように空間を押し出したのではなく、引き寄せたのだ。
「ガアアアアアアアァァァァァァァァァァッッッ!!」
引き寄せられた襲撃者の体に、弾がもう一度蹴りを放つ。
もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。もう一度。
止むことのない弾丸の嵐が、襲撃者の体を尽く吹き飛ばしていった。その度に弾の前へと引きずり出され、さらなる追撃を食らっていく。
ダメ押しに回転蹴りを叩き付けた頃には、襲撃者の体はボロボロになっていた。四肢は半ば千切れかけ、装甲は無残にもひしゃげている。
「弱ぇ弱ぇ弱ぇ弱ぇッ!どうしたテメェ、こっちはまだ全力も本気も出してねぇぞッ!」
弾は地面に激突したまま動かない襲撃者を片手で持ち上げ、思いっきり投げ飛ばした。錐もみ回転しながらアリーナのシールドに衝突する。
「だ、弾……。やりすぎだ……」
「人間は入ってねぇんだ。大丈夫だろ」
「は?入ってないって、無人機ってことか?」
「無人機なんてありえないわ」
「んなこと言っても、乗ってねぇんだから仕方ねぇだろ」
弾が肩をすくめていると、襲撃者が動き出した。投げられたことにより頭部の半分が消し飛んでいるが、それでも各部を軋ませながら動き出している。
「な?」
「本当に無人機なの……?うそ……」
鈴が絶句した。ISは人間が乗らなければ動かないという常識が、目の前で覆されたのだから当然かもしれないが。しかし、立ち直りも早かった。弾が片っ端から常識を打ち破っていくので、その辺の耐性は付いているのだ。
「あれ動き出しちゃったけどどうするのよ?」
「ドカンとやっちまうか」
そう弾が言った時。
謎の襲撃者が最初にアリーナのシールドを破壊した時の数十倍以上の衝撃が会場を揺らした。
「本当にドカンと来たんだけど」
「俺は何もやってねぇぞ」
「じゃあ一体……?」
三人が上を見上げると、そいつは簡単に見つかった。光を吸収する黒いプラスチックで作られたような人型が、まるで空中に仁王立ちしているかのように立っている。
「あれも無人機?っていうかISなの……?」
「……」
「弾?」
返事を返さない弾を不審に思い一夏が顔を覗き込むと、弾が緊張したような顔でそいつを一身に睨んでいた。
初めて見る顔。切羽詰まっていると言ってもいいかもしれない。
「弾?」
「……一夏、鈴。悪いが向こうを頼む」
先程の襲撃者を指差しながら、弾は呼吸を整えていく。
「お前は?」
「あいつをやる。理解はできんが、あれは俺がどうにかしなきゃいけない気がする」
「……分かった」
一夏の了承の声を聞き、弾は黒い人型に向かって跳んだ。ほぼ同じタイミングで、人型もその場から動く。
「フッ!」
呼気と共に弾は正拳突きを放った。常人では視認することも不可能な速度での一撃だったが、黒い人型は事も無げにそれを受け止める。
続けて二発。しかしそれも、簡単にいなされてしまう。
「――瞬拳!瞬閃!瞬天!」
さらに音速を軽く超える拳打を立て続けに放った。瞬拳の二倍の速度を誇る瞬閃、そして瞬閃の四倍である瞬天。音速を超えたことによって生まれたソニックウェーブでアリーナのシールドに罅が入る。
だが、それらも止められてしまった。
たしかに全力ではなかったが、反応できるようなぬるいものではないはずなのに。
驚愕によって弾の動きが一瞬止まる。黒い人型は、それを見逃さなかった。
弾の突き出した腕をくぐるようにして自身の体を絡め、後頭部に容赦なく蹴りを叩き付ける。
「ッガァ!」
アリーナの隔壁に叩き付けられ、弾は苦悶の表情を浮かべた。今ので腕を一本折られてしまったようだ。
「テメェ……!」
弾の双眸がさらに赤く輝いていき、黒い人型に飛び出そうとすると、急に『ブラッディ・ロード』がアラームを鳴らした。
目の前には『グラビティ・アトラクション』と表示されている。確認すると、データが脳へ直接送られていった。
「こいつは……」
口元を綻ばせ、弾はそれを惜しみなく使用する。追撃のため接近してきた黒い人型が、突然弾き飛ばされた。
重力と引力の操作。それが、『グラビティ・アトラクション』の能力だ。ISの無効できる範囲を超えた莫大な奔流を生み出すことが可能。
新しい、そして唯一の『ブラッディ・ロード』の武器である。
進化した『ブラッディ・ロード』と共に弾が黒い人型に襲い掛かろうとした瞬間、そいつは溶けるように虚空へ消えていった。
「あぁ……?」
弾が怪訝そうな声を上げると、一夏と鈴が丁度襲撃者を倒したところだった。鈴の空礫の後押しを受け、一夏が瞬剣を当てたのだ。どうやら一夏は音速を超える感覚を掴んだようで、もはや二刀でなくとも瞬剣を発動させることができる。
向こうの決着はついた。故にあれは退いたということか。
あるいは、長年弾が懸念していたことが現実になったということなのだろうか。
「なんなんだよ……くそッ」
握った拳を隔壁に叩き付ける。隔壁が陥没するが、弾の苛立ちは消えなかった。
今の攻防で、確証はないが黒い人型が何者なのかある程度理解できた。理解できてしまったからこそ、弾の苛立ちは深くなるばかりだ。
そんなはずはないと思う。確証は得られていないのだから、弾の思い違いという可能性も十分あり得る。
だが、一度その考えを持ってしまえば簡単に拭うことなどできはしない。
「くそ……」
もう一度呟いて、弾は一夏と鈴のもとへ降りていった。
>>5
結局、試合は中止となった。あんな事件が起これば当たり前だが、一夏と鈴は残念がっていた。それでも、試合を通じて和解したらしく、前と同じように会話し、ふざけ合っている。
仲直りができたのならば、弾の当初の目論見は達成できた。尾を引く思いこそあるが、素直にまた三人でつるめることを喜んでおくことにする。入学から一ヶ月も経ったが、予想以上にハードスケジュールで大変だった。区切りをつけるという意味でも、最適だったはずだろう。
とりあえず訪れた平穏の中で、今は羽を休めることにする。きっとこれから、今まで生きてきて培ったものすべてをひっくり返すような何かが起こるはずだから。
あるいはその時こそ、五反田弾は■■されるのかもしれない。
気に入らぬ運命ならば刃向って見せよう。
受け入れるべき運命ならば笑って受け入れよう。
いずれにしろ、覚悟をつけなければいけない。
全てを失う覚悟を。
やがて動き出す、運命をむかえるために。