パズル&ドラゴンズ 〈異世界への扉〉   作:DOFO

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はーじまーるよー!!(((o(*゚▽゚*)o)))

一話目は最初の部分長いから飛ばすのをおすすめする(;^ω^)


第一話 異世界への扉

7月19日(金)

 

俺の名前は青木 紅蓮。高校一年の男性。紅の(ハス)と書いて紅蓮だ。名前の由来は両親が名前を決めようとした時、たまたま公園の池に蓮が咲いていたからだ。そこから紅蓮華の華を抜いて紅蓮。父曰く、男に華などいらんと言うことだ。そして俺にはあだ名がある。紅蓮だと何だかカタカナっぽく聞こえて違和感があるらしい。そこで女子からは蓮と呼ばれている。一方男子からは変わらず紅蓮と呼ばれている。そっちの方がかっこいいからだと。俺もそれには賛成だ。やはりそっちの方がかっこいいからである。えっ?名前の話しはいいって?では俺の出身地を答えよう。富山県下新川...えっ?出身地もいいだって?それなら少しだけこの物語が始まるまでの流れを教えよう。199x年3月18日俺、誕生。一人っ子である。省略。小学校入学。この時から蓮と呼ばれ始めた。この頃はただ単に蓮の方が呼びやすいからだった(女子限定である)。男子からはやはり紅蓮の方がかっこいいからそのままである。そして卒業。なんと卒業日は誕生日であった。中学入善。省略。そして卒業。なんとその日も卒業日は誕生日であった。何の因果関係なのか銀河関係なのかは知らん。そして志望校に合格。と言うのは嘘である。落ちた。この時、もっと勉強すればよかったと少しだけ思った。友人からはお前はゲームや将棋は強いんだからそれを勉強に移せば絶対高得点を取れるとよく言われた。しかしそのやる気が無かった。そして高校入学。最初は怖い学校かと思ったが意外と普通だった。普通と言うのは喧嘩が日常茶飯事に起きたりとか窓ガラスが割られているとかそういうのがないことだ。長くなってしまったので省略

 

まあ、色々あって友達も出来て現在に至る。話しを戻すと今日は終業式。午後からは夏休みに入る。終業式が終わり、教室ではHRが始まっていた。先生はまだ来ておらず、生徒は夏休みが来るのに浮かれていた。こういう空気が生徒達の事故を起こすと言うものだ。夏休みの最終日には学校の宿題を終わらせるのに徹夜する人もいる。それならいっそのこと夏休み一日目で徹夜をすれば後は天国である

 

「おい、紅蓮。寝てんじゃねーよ。お前暇なんだろ?俺と一緒に旅行にでも行かないか?自転車で全国一周」

 

こいつは高校に入ってから初めて出来た友達だ。名前は四十内(あいうち) 謙吾。実は、俺は一度も出席番号一番になったことがないのだ。そして高校からはこいつに邪魔されることになった。全く迷惑なことだ。こいつはこいつで実は一番しかなったことがない。それのお陰で席替えまでの間、黒板の煙が目に入るという迷惑行為に悩まされている。正確に言うと、黒板の字を黒板消しで消した時に出る煙である。それと一番前だと寝れないらしい。元々はスポーツ推薦のバスケで他の学校に行くはずだった。この学校に来ることは無かったはずなんだが不覚にも先生の意地悪でこの学校に来ることになった。不幸にもこの学校にはバスケ部はない。正直かわいそうな奴だ。そう思える

 

「なんで俺がお前とそんなだるいことをしないといけないんだよ」

 

「ロマンがあるだろ?」

 

「却下。彼女作ってリア充にでもなってろ」

 

そんな話しはさておき。先生が戻ってきてHRが始まり、宿題を貰い、先生の話しを聞いて終わりである。11時50分に学校が終わりその後、野郎とカラオケに行ったりゲーセンへ行ったりして18時頃解散

 

「紅蓮、遊ぶ時は携帯で連絡してくれ」

 

「おう、わかった。じゃあな謙吾」

 

18時6分の電車に17分ほど乗って、18時23分に駅に到着。自転車に乗って帰ろうとした時、途中で屋台があった。まだ地元の祭りまで日にちがあるのに珍しいと思って寄っていった

 

「おう、いらっしゃい!」

 

その屋台は指輪やネックレスが売ってある、いわゆるファッション系の店だ。その店では浴衣のような服を着たおっさんが商品を売っていた

 

「君イケてるねー、君にはおっちゃんのおすすめの品をやろう」

 

「あっ、すみません。俺今、金持って無くて」

 

持ってないと言ったら嘘になる。3千円ほどはあるからだら。しかし、こういう店のおすすめ品は大抵は高い。下手をすれば1万や2万ではすまされない。それに俺はファッションには毛頭興味がない。服なんてなんでもいいだろ、という性格だ

 

「いいんだよ。今日は特別サービスだ。千円で売ってやるよ。とっておきのをよ」

 

おっさんはそう言うと、後ろの箱からヒモと青色と言うよりはスカイブルーの色をした半透明の雫見たいな宝石を取り出した

 

「よーく見てろよ」

 

俺はその宝石をよーく見ていた。おっさんは真剣な顔になっていた。次の瞬間、その宝石が光出した!うっ!と目をつぶっていると5秒ほどして光が消えた。気のせいだったのか?

 

「ほら、出来たぞ」

 

おっさんの手元の宝石にはヒモが通ってネックレスになっていた。なんて早業だ。少し驚いてしまった。俺は財布から千円を取り出しおっさんに渡し、宝石を受け取った。まるでぶんどられた気分だ。詐欺師だ。通報してやる。だが俺は気になってしまっていた。今の早業に

 

「おっさん、今どうやって...」

 

「おおっと、それは企業秘密だぜ」

 

教える気はないようだ

 

「そのかわりに、いいこと教えてやる。この世には、違う世界だってあるんだぜ。この世界の理屈じゃ通らないことだってあるってことだ」

 

俺には理解出来ない言葉だった。バカだからな。そんなことを言って、おっさんは袖から紙を出し、俺に渡した。不思議なおっさんだった。俺はネックレスを自分の首に通し、その紙を見た

 

「...ん?えっと...げー...」

 

「それは一目がつかない所で言葉にするんだ。きっと幸せがやって来るぞ」

 

俺はおっさんがなにを言ってるのかわからわなかった。そんなおっさんの店を後にした。その後自転車で15分ほど漕いで家に到着。それで終わるはずだった。俺はこのクソ暑いなか自転車を漕いでいたので汗だくになっていた。そこで風呂に入ることにした。着替えを用意し、服を脱ぎ、体を洗い、さて風呂に入るかという感じで湯船に浸かった。頭に乾いたバスタオルを乗せ、気持ちよく浸かっていた。そこで悲劇が起きた。今思えばおぞましかった。いやその時もおぞましかったと思っていただろう

 

「やっぱ、風呂は気持ちいいな」

 

俺は何故この時におっさんから貰った紙の内容を思い出したのか。せめて風呂から上がった後にすればよかった。後悔先に立たずとはこの事だと

 

「...Gate of Different world.Puzzle&Dragons」

 

その言葉に反応したのか。宝石が光だした

 

「なっ、なんだ!?」

 

急に光出した宝石の眩しさのあまり、俺は目を伏せた

 

「!?...」

 

気がつくと俺は周りが木ばかりに囲まれていた。俺はここが森だと気づいた。俺は何故森にいるのか、ここはどこだ、とそんなことを考える前に、俺はあることに気付いてしまった。あのことに。それはこの状況だからこそ気づかなければならないことだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裸であることだ

 

「どこだここ......」




次話あるかはわかんないけど見てくれてありがとう!☆-(ゝω・)v

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