ウルトラマンティガ―THE PARALLEL WAR― 作:龍気
呪翼怪鳥竜・メバル
登場
トリステイン魔法学院、ハルケギニアでも有名な、立派なメイジを育成する為の学院、長い歴史を持つこの学院が、
その歴史に幕を下ろしかねない出来事が起きた。
邪心融合体「呪剛怪腕獣・ゴルガ」「呪翼怪鳥竜・メバル」この2大怪獣の前に、学院の全メイジの魔法は蚊が刺した程度にも効かず、
学院は絶望に包まれた。
だがその絶望に一筋の光が舞い降りた。
ハルケギニアとは違う異世界、地球から、ハルケギニアを破滅の闇から守る為、この世界に光臨した光の巨人、
ウルトラマンティガが現れた。
50mを超える、赤・青紫・銀の3色が主体の巨体に、胸部と背後をガードする金色のラインが2本入ったプロテクター、どんな闇でも見透かす様な輝く瞳、
額に輝く結晶ティガクリスタル、そして胸に輝くウルトラマンの象徴カラータイマー、その姿は神の如く、人類の期待を一身に背負い巨人は、
ハルケギニアの大地に立つ。
ゴルガとメバルは、ティガの放つ力に、自分達の脅威になる物を感じ、学院の破壊を中断し、ティガへと向った。
「ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「ギュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「デュア『行くぞ』!!」
夕日をバックに光の超人と闇の怪獣の戦いが始まる。
「ゴガアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズンズンズンズン
「ギュアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
キィーーーーーーーーーーーーーーーン
ゴルガは突進、メバルは上空からと攻撃を繰り出そうとした。
「デェア!!」
バシュン!!
「デェア!!」
ティガは空高くジャンプし、ゴルガの頭部目掛け跳び蹴りを繰り出す。
ビシュン!!
「ガアアア!!」
「デュア『もう一丁』!!」
バシュン!!
ティガはゴルガの頭部にキックを当て、そのままゴルガを踏み台にして、メバルに向って更に高くジャンプし、
メバルとのすれ違い様に手刀を喰らわせた。
「ギュアアアア!!」
ドシーーーーーン
メバルはそのまま地面へと墜落し、ティガは着地して、再びゴルガとメバルの方へと振り返る。
その時初めて、ゴルガとメバルは、まともなダメージを与えられ、驚愕していた。
しかしそれは怪獣達だけでない、学院から少し離れた所で、その戦いを見ていたメイジ達も同じだった。
「あの怪物に・・・ダメージを・・・。」
「凄い・・・あの巨人は一体?」
「オールド・オスマン・・・もう学院内に人はいません、私達も早く避難しましょう!!」
「そうです!!仮にあの怪物共を倒したところで、あの巨人が此方に攻撃して来ないという保障はないのですよ!!」
「・・・・・・・・・・・。」
教師達は怪獣にダメージを与えるティガの力に恐怖した。
「あの力が次は自分達に向けられるのではないか?」と誰もが思った、それはオスマンも同じであった。
だがそれに対し異を唱える者達が出た。
「違う!!彼は敵じゃない!!私達の味方!!」
「そうよ!!タバサを助けてくれた恩人が敵な訳が無いわ!!」
「君達・・・・・。」
タバサとキュルケ、そして・・・。
「彼は・・・ウルトラマンは人類の味方です!!俺の故郷で何度も人類の危機を救ってくれた俺達の味方です!!」
才人が今までに無い強い口調で教師達に言い放った。
「あんた何言ってんのよ!?あれがあんたの故郷の英雄に似ているからって言って、必ずとも味方なんて分からないじゃない!!」
「でもっ!!」
「それより似ているんだったら弱点も同じかも・・・サイトそのウルトラマンって奴の弱点を教えなさい!!」
「なっ・・・何だって!?」
才人はルイズの言っている事に驚愕した。
「ご主人様の命令よ!!早く教えなさい!!」
「そうだ!!教えろ!!貴族の命令が聞けないのか!?」
ルイズに続く様に、他の教師達も才人に詰め寄り、ウルトラマンの弱点を教えろと騒ぎ立てた。
その様子にタバサ、キュルケ、そしてオスマンとコルベール、ロングビルは目の前の者達に失望した。
タバサを助け、今2体の怪獣とたった1人で戦っている巨人を信じるようともせず、唯一彼の同族の知識がある1人の少年に、
大の大人が寄って集って、「命令を聞け。」と、攻め立てるのであった。
その中タバサはユックリと巨人と怪獣の戦いに視線を戻した。
「・・・ウルトラマン・・・・。」
「デュア!!」
ティガはゴルガとメバルの間に立ち、手を横に広げた形で構えていた。
「ゴガアアアアアアアアア!!」
ズワッ!!
「フッ『何の』!!」
ガシッ!!ガシッ!!
ゴルガは両腕を伸ばし、ティガを襲うが、ティガは紙一重でかわし、伸びた腕を掴む。
「ハアッ『喰らえ』!!」
ズムッ!!
ゲシーーーン!!
「グオオオ!!」
ズズーーン・・・・
腕が戻る勢いを利用して、ティガはゴルガの腹部に強力なキックを喰らわせ、ゴルガは吹き飛び、ティガは空中で回転しながら、
胸のプロテクターに両手を当てると青いエネルギーが溜まり。
「ハッ『ティガスライサー』!!」
ビシュン!!
ズガーーーーーーン!!
「ガアアアアアアア!!」
プロテクターに発生したエネルギーを光の刃に変え、両腕を伸ばして発射するティガの切断技「ティガスライサー」が炸裂した。
しかしゴルガの頑丈の皮膚は、切断するまでに至らず、傷を付ける程度だった。
ズシーーン
「ギョアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ブブン!!
(光牙後ろだ!!)
「ハッ『甘い』!!」
バシーーーーン!!
ガシッ!!
「デェアアアアアアア!!」
「キュアアアアアアアアアアア!!」
ズズーーーーン
ティガスライサーを放ったティガは着地し、後方から両手の鎌を振り落とすメバルの攻撃を両腕で防ぎ、
鎌を掴み、そのまま前方に投げ飛ばした。
「ギュアアアアアアアアアアアア!!」
ボオオオオオオオオオォォォォォォォォ・・・・・
メバルはティガへと紫色の炎を放つ。
「デュア『ウルトラシールド』!!」
ブワッ!!
ボオオオオオオオオオォォォォォォォォ・・・・・
だがティガ両手を一瞬広げさせてから、一旦カラータイマーの前でクロスさせて再び手を広げると、
両掌から円形の光の壁「ウルトラシールド」を発生させ、メバルの炎を防いだ。
「ディア『ハンドスラッシュ』!!」
バシュン!!
ズガーーーーン!!
「ギョアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ザシュン・・・・
手裏剣状の青白い光弾を放つ光線技、「ハンドスラッシュ」を放ち、メバルの左手の鎌に当たり、鎌を破壊し地面に突き刺さる。
鎌を破壊され、たじろぐメバル。
『今だ!!』
それを好機と思い、ティガは一気に畳み掛ける為、メバルへと接近する。
しかし、ティガがある程度接近すると、メバルはタイミングを見計らったかの様に、上空へと飛翔した。
(マズイ!!光牙!!)
「ヘア『何』!?」
するとティガは強い衝撃を受け、後方へと大きく吹き飛ばされた。
「デアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズシーーーーーーーーーーン!!
『いっ・・・今のは?』
(奴の仕業だ!!)
「ゴガアアアアアアアアア!!」
ズシーーーーーーーーーーーン!!
ズガガガガガガ・・・・・!!
ゴルガが両手を力一杯、地面を叩くと、地鳴りと共に衝撃波が襲って来た。
先程ティガを吹き飛ばした衝撃は、ゴルガが発生させた衝撃波だった。
この様な攻撃は、地球のゴルガには無かった攻撃ゆえ、まったくの予測が出来ずに、ティガはまともに喰らってしまったのだ。
そこに再度、ゴルガの衝撃波が襲いかかる。
「デア!!」
ティガは衝撃波を避けたが、メバルの追撃によってダメージを受けた。
バシイイイン!!
「ハゥア!!」
「ギュガアアアアアアアアアアアアアア!!」
ザシュンザシュン
「ガアッ!!」
メバルはティガが体勢を立て直す隙を与えまいと、連続で攻撃を繰り出す。
そこにゴルガも加わり、メバルと共にティガを攻撃した。
「ゴガアアアアアアアアア!!」
ガス!!ゲシ!!ボグ!!
「フアアアアアアアア!!」
「ギュアアアアアアアアアア!!」
ガシュ!!ガシュ!!ガシュ!!
「デェア・・・フゥア・・・ガア!!」
「ゴガアアアアアアアアアアアア!!」
「ギョアアアアアアアアアアアア!!」
「ダッ!!」
ガスッ!!
「ギュアアア!!」
ティガは何とかメバルの腹部に肘撃ちを当て、怯んだ隙に距離をとろうとするが。
「ゴガアアアアアアアアアアアア!!」
「ギョアアアアアアアアアアアア!!」
ビシューーーーーン!!
バシュン!!バシュン!!
ドカーーーーーーーーーーーン!!
「デゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズズーーーーーーーン・・・・
すかさずゴルガとメバルは同時に光線を放ち、ティガの胸部に当たり大爆発を起こし、ティガは吹き飛んだ。
「ウルトラマンが!!」
タバサがウルトラマンを心配そうに戦いを見つめる中。
ピコン・・・ピコン・・・ピコン・・・
「あれは?」
「まずい!!」
ティガの胸のカラータイマーの輝きが、青から赤となり、警告音のような音を鳴らし点滅を始めた。
「ダーリンどうしたの?ウルトラマンに何が起きたの?」
「胸の点滅しているのは、ウルトラマン全員が持つカラータイマーと言われ、人間で言う心臓でもあり、活動限界を表すものでもあるんだ・・・。」
「活動限界?」
「エネルギーが激しく消耗したり、戦える時間が残り少なくなったら点滅を初め、その点滅が止まり、輝きを失うと・・・。」
「どうなるの?輝きが消えたらウルトラマンはどうなるの!?」
「・・・・・死ぬ・・・。」
「!!そんな・・・その活動限界はどれくらいなの?」
「およそ・・・・3分。」
「!?・・・そんな・・・。」
「カラータイマーが点滅したから、恐らく後1分も無い・・・。」
「「!!」」
その言葉にタバサとキュルケ、オスマン達も絶句し、ティガを見詰める。
そしてタバサは意を決した目で、杖を強く握り締め、前へと一歩を踏み出した。
「ミス・タバサ!?何をする気だね!?」
「彼を・・・ウルトラマンを助ける・・・・。」
「何言ってんのよ!?私の話を聞いてなかったの!?あいつが味方かどうかなんて分からないじゃないの!!
そんな事より今は、どっちが生き残っても倒せる様に力を蓄えるのが先決よ!!」
ルイズはティガを完全に敵だと思い、タバサに静止する様に言い放つ。
しかしタバサは、揺ぎ無い物を秘めた瞳でルイズを見ていった。
「なっ・・・何よ?」
「あなたが・・・あなた達が信じなくても、私は信じる。」
「何よ・・・何であんな得体の知れない巨人を信じれるのよ!?」
「・・・・目が・・・。」
「目?」
「・・・・あの瞳が・・優しかったから。」
「何よ・・・何よそれ?たったそれだけで・・・・!!」
「それで十分・・・・。」
「うぅ・・・。」
タバサの強い意志の篭る瞳と言葉を前に、ルイズは何も言えなくなり、思わず後ずさる。
そしてタバサの後に続く様に、キュルケ、才人、オスマン、コルベールが前に出た。
「オールド・オスマン!!ミスタ・コルベール何を!?」
「ワシも・・・あの巨人・・ウルトラマンを信じる事にした。」
「私もです・・・最も私達の場合、生徒を救ってくれた恩を返したい方が上なんですけどね。」
「私は友人が信じる人を信じるまでですわ。」
「例え違う世界のウルトラマンでも、ウルトラマンがいたから、俺は今生きているんだ、その返しきれない恩を少しでも返す!!」
「・・・みんな・・・。」
その言葉にタバサは涙を流しそうになったが、今はぐっと堪え前を見た。
「ミス・ロングビル・・・他の者達を頼む、ワシに代わって皆を安全な所へ!!」
「・・・・・わかりました・・・・・。」
「オールド・オスマン!!」
「よい・・・不安がある者達に、これ以上とやかく言わん、ワシの今の望みは、誰も死なさん事じゃ、その希望を只助けるだけじゃ・・・。」
オスマンはそう言い、ロングビルに他の教師達を任せ、杖を構え詠唱を始めた。
「私も確かのあの巨人の力は恐ろしい・・・ですが!!今は生徒の命を救ってくれた恩人をこのまま死なせてしまう事の方が恐ろしい!!」
オスマンに続き、コルベールも杖を構え詠唱を始めた。
「何もしないで死ぬよりは、私は私の悔いの無い道を選んで死ぬわ!!今友人を信じないで何時信じるのよ!!」
キュルケも胸の内をさらけ出し、杖を構え詠唱を始める。
「サイト・・・あんたも何があってもあの巨人を信じるの?」
「あぁ・・・お前は無理しなくてもいいぜ・・・学園長が言っていただろ、不安がある者には無理は言わないって、
お前はお前、俺は俺の信じる事をするだけだ・・・。」
「・・・・そう・・正直私はあの巨人を信じてない、あんたの話も信じてない、だからあの巨人を助ける事はしない。」
「分かったから早く「でも・・・。」えっ?」
「使い魔が逃げないで戦って、その使い魔を見捨ててご主人様が逃げるなんて、貴族の恥だから、私の貴族としての誇りを守る為に、一緒にやってやるわよ・・・。」
「ルイズ・・・ありがとう!!」
「かっ・・・勘違いしないでよ!!ただ後1回魔法が唱えられる位回復したのと、私とトリステインの為よ!!決して・・あ・・あんたの為じゃないんだから!!」
顔を赤くしルイズは才人の、どこか嬉しそうに才人はルイズの隣に立ち、ルイズは杖、才人は光牙から渡されたGUTSハイパーガンを構えた。
「・・・ウルトラマン・・私は信じてる・・・あなたが・・・この絶望を晴らす希望だと!!」
「きゅいきゅい(シルフィーもお手伝いするのね)!!」
「シルフィード?」
「きゅいきゅいきゅい(風の精霊の力を、おねえさまに送るのね、おねえさまも風の精霊の声を聞き、おねえさまの心も風の精霊に伝えて心を1つにするのね、
そうすれば、おねえさまの魔法は強力になって、風が花の種を乗せて遠くに行く様に、全員の魔法をおねえさまの魔法に乗せてあいつ等に届くのね)!!」
「・・・ありがとう。」
シルフィードはタバサの後ろに立ち目を瞑る、するとシルフィードの体が緑色に光り、タバサへと移っていった。
タバサも今までに無い強い力と声を感じ、詠唱を始める、ウルトラマンを助けたい思いと共に。
その心に風の精霊達は応えてくれた。
タバサの体に、シルフィードが纏った同じ光が纏い、魔力が上がって行くのを感じた。
「皆の者、狙うべき場所は分かっておるな?」
「ルイズ、どうせあんたは爆発しかしないんだから、あのゴツイ奴をこっちに振り向かせなさい。」
「うるさいわね!!分かってるわよ、そんな事!!」
「今我々の魔法が唯一効く場所、それは・・・。」
(狙うはウルトラマンが付けた傷!!)
皆が狙うのはゴルガの胸にある、ティガが付けた傷、只その一点を狙うのみ。
「どうせ爆発しかしないんだったら!!盛大に言ってやるわよ!!爆発!!」
カッ!!
ドカーーーーーーーーン
ルイズの杖の先端が激しい光を放ち、その直後、遥か遠くにいるゴルガの背中で爆発が起き、ゴルガはタバサ達の方を振り向いた。
「今じゃ!!」
「フレイムスネイク!!」
「フレイムボール!!」
「喰らえ!!」
「フォース・アース!!」
オスマンの掛け声と共に、才人はGUTSハイパーガンの引金を引き、オスマン達は各々最大魔法を放った。
コルベールは巨大な蛇の形の炎、「炎蛇」の二つ名に相応しい、火のトライアングルスペル「フレイムスネイク」、
キュルケは灼熱の炎球「フレイムボール」、オスマンは、全ての系統魔法を合わせたスクウェアスペル4色の魔光線「フォース・アース」を放った。
「・・・・・届け・・ウィンドインパルス!!」
ズワアアアアアアアアアアア
タバサを中心に強風が吹き荒れ、杖より放たれた光・・魔力はドラゴンの形へと変わる。
シルフィードを通して風の精霊とシンクロして、力を合わせた時のみに使える、風の精霊の力を宿した魔法、名を精霊魔法「ウィンドインパルス」。
ウィンドインパルスは、先に放たれた魔法と光線を身に纏、ゴルガの傷目掛け本物のドラゴンの如く飛翔した。
スガーーーーーーン!!
「ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズシャアアアアアアアアアアン!!
「フッ『タバサ』!?」
皆の攻撃を身に纏ったウィンドインパルスは、ゴルガの傷に命中し、ゴルガは堪らず倒れた。
「デアッ!!」
ゲシュン!!
「ギュア!!」
ゴルガが倒れた事に気を取られたメバルの隙を突き、ティガはメバルに手刀を当て、メバルとゴルガから距離をとった。
「グルルル・・・・・。」
ゴルガは胸の傷の痛みを耐え立ち上がった、しかしその視線の先はティガではなく、自分の傷を攻撃し、自分にダメージを与えた人間達、
タバサ達に向けられていた。
「まっ・・・まずい・・・・。」
「い・・いかん・・・・。」
タバサ達も、ゴルガが自分達を見ている事に気付き、その場を離れようとするも、タバサ達は、全力で魔法を放ったのと、
救助活動とゴルガ達との交戦で、多く魔法を使った事もあり、精神力は底を尽き、まともに動けない状態であった。
「くっ・・あぁ!!」
「きゅい(おねえさま)!!」
「はぁ・・はぁ・・・体が・・動かない・・・・。」
特にタバサは、慣れないシルフィードと精霊とのシンクロによる精霊魔法の使用で、立つ事も出来ないほどに消耗していた。
「皆!!早く立って!!ルイズ俺の肩に捕まれ!!」
只才人だけはまともに動けるので、何とか全員を連れてその場を離れようとするも、1人では例えル-ンの力で、
常人より身体能力が上がっているとは言え限界があり、何より時間が無かった。
ゴルガが自分達に怒りの眼を向け、光線を放とうと額にエネルギーを溜め始めていた。
「ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
バシューーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
そして無常にも、ゴルガの額より紫色の光線が、タバサ達目掛け放たれた。
(光牙!!)
『くっ・・・!!』
タバサ達に光線が迫り、タバサ達の周りの風景の色は、徐々に光線と同じ紫色へと変わって行き、
それが自分達に死を齎す死神が接近してくる足音の様に感じるのであった。
しかし・・・。
ふっ・・・・・
「「「「「「!?」」」」」」
ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!
目の前が急に暗くなり、凄まじい爆発音が前方から聞こえ、その直ぐに後に、何やら耐えている様な声が聞こえた。
「デュア・・・。」
「!!・・・ウルトラマン・・・。」
ティガであった。
ティガが自分達の盾となり、ゴルガの光線を、その背に受けたのであった。
「ゴガアアアアアアアアアアアア!!」
ビシューーーーーン!!
「ギョアアアアアアアアアアアア!!」
バシュン!!バシュン!!
ドカーーン!!ドカーン!!ドカーーーーーーン!!
「デュアアアァァァァァ!!」
ゴルガとメバルは、タバサ達を庇い動けないティガに向って、次々と光線や炎を放ち続けた。
「デュア・・ア・・・。」
「ウルトラマン・・・。」
「こいつ・・・何で?」
「本当に・・・味方なのか・・・彼は・・我々の為に・・・・。」
ピコン・・・ピコン・・・ピコン・・
(いかん!!光牙もう時間が無いぞ!!)
「フアッ・・・。」
ピコン・・ピコン・ピコン・・・・・
「ウルトラマン・・・もういい・・もういいから!!早く逃げて!!でないと貴方が!!」
「ちょっとタバサ!!あんた何言ってんのよ!?そんな事したら私達が・・・。」
「はやく・・ウルトラマン!!」
「聞きなさいよ!!」
「タバサ・・・ウルトラマン私達の事はいい・・・だから貴方だけでも・・・・。」
「ツェルプストー!?」
カラータイマーの点滅が徐々に速くなって行くのが、タバサ達は何を意味するのか分かっていた。
だからこそ、タバサ達はこの世界を守る希望に、逃げるように言った、例え自分達が死ぬ事になろうと、彼が希望と分かった時点で、
悔いは無いと感じたのであった。
最初は疑いもした、しかし彼は今自分の身を盾にし、自分達を守ってくれている。
それだけで彼を信じるのには十分であった、だから悔いは無い、だから彼には生きていてほしい、そう思い、ティガに希望に逃げるように言った。
しかしティガは首を横に振った。
「もういい・・・貴方はこの世界に必要な希望・・・今此処で負けるわけにはいかない!!」
「・・・・・・・・・。」
「だから・・・はやくにげ『負けないよ。』えっ?」
突如頭の中に響く声にタバサは驚き、辺りを見渡す。
「如何したのタバサ?」
「・・・何も(私だけに聞こえた?)。」
どうやら自分だけに聞こえている様で、他の者達はティガを見上げ続けていた。
その間にも、まるで自分に語り掛ける様に、言葉は頭の中に響き続けた。
『負けない・・・守るべき命がある限り、信じてくれる人が要る限り・・・・俺は・・・ウルトラマンティガは決して負けない!!』
「ウルトラマン・・・ティガ・・・・・それが貴方の・・うっ!?」
突如タバサの脳裏にある映像が映し出された。
それは上から見下ろされた自分達の姿であった。
タバサは隣にいるシルフィードを見た。
使い魔と契約をしたら、契約した使い魔と感覚を共通する事ができる、使い魔の聞いた事を聞き、見た物を見る事ができるのだ。
その使い魔であるシルフィードが隣にいる事は、この映像はシルフィードが見ている光景ではない。
(シルフィードはここにいる・・・じゃあこれは・・・ウルトラマンの見ている物?でも何故?まさか・・・・!?)
「では誰の?」そう思った時ある人物の事を思い出した、自分のもう1体・・・いや1人の使い魔の存在を。
タバサは学院の瓦礫、光牙が埋もれている筈の瓦礫の山を見た後、視線を再びウルトラマンに戻し、誰にも聞かれない様小さく、小さく呟いた。
「コウガなの・・・?」
そしてティガは立ち上がり、タバサ達に背を向け、ゴルガ達へと視線を向けた。
ビカン!!
「ン・・・・・・ハッ!!」
ブワ~~ン
「色が変わった?」
ティガが、額のティガクリスタル前で腕をクロスさせると、ティガクリスタルが赤く輝き、クロスさせた腕を左右に振り下ろすと同時に、
ティガの青紫色だった箇所が、赤一色へと変わり。
怪力と高い持久力を持つ気力の赤き戦士、ウルトラマンティガ・パワータイプへと変わった。
「ゴガアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズワッ!!
ゴルガが右腕を伸ばし、ティガへと殴り掛ろうとした。
しかしティガは拳を強く握ると、拳に赤い光が宿り、向ってくるゴルガの拳に自分の拳を当てた。
「ハッ!!」
ゲシン!!
ティガとゴルガの拳がぶつかり合い発生した衝撃と轟音の後、しばしの沈黙がその場を支配した。
ピキッ・・・
そして・・・。
ピキピキピキ・・・・・・
ボカーーーーン
「ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ゴルガの右腕は激しい轟音と共に砕けた。
「デュア!!」
ティガはゴルガ達へと接近した。
「ギョアアアアアアアアアアアア!!」
ブン!!
「ハッ!!」
ガシッ!!
「デア!!」
ガシーーーーーーーーーン!!
「ギュオアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「デヤアアアアアアアアアア!!」
ゲシーーーーン!!
「ギュキョアアアアアアアアアアアアアア!!」
メバルが接近して来たティガに、残っていた方の鎌を振り落とし攻撃しようとするも、ティガは振り落とされた鎌を受け止め、チョップで鎌を粉砕した。
そして、後ろ回し蹴りを繰り出し、メバルの腹部に直撃させた。
メバルはそのまま後ろに吹き飛ばされた。
「ゴガアアアアアアアアアアアアアア!!」
片腕を失ったゴルガが、残った左手でティガを攻撃するも、ティガはビクともしなかった。
「ハッ!!」
バシュン!!
「ゴアアア!!」
「ハアッ!!」
ガシッ!!
ギリギリギリギリギリギリ・・・・・・
「ゴガアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ティガはゴルガを肘撃ちで怯ませ、その隙に、腰に腕を回しゴルガを掴み、そのまま物凄い力で締め付ける「ウルトラバックブリーカー」を繰り出だした。
場にはギリギリと締め付ける音が響き、ゴルガは苦痛の叫びを上げた。
「力が上がってる・・・。」
「ふむ・・・体の色を赤くする事で、力と防御が上がるようじゃな・・・。」
「だったら何で最初から、あの状態で戦わないのよ?」
「確かにそうよね・・・。」
「・・・・それは多分あれの所為・・・。」
皆が疑問に思う中、タバサが指を指し、ティガの動きを見るよう言った。
「ギョアアアアアアアアアア!!」
ザシュン!!
「ダア!!」
背後からメバルの奇襲にティガは避ける事が出来ず、思わずウルトラバックブリーカーを解いてしまった。
そしてウルトラバックブリーカーから開放されたゴルガも、ティガに攻撃を繰り出すが、ティガはその攻撃を次々と受け止める。
ティガはメバルに攻撃を繰り出すも、メバルはその素早い動きで空を飛び、難無くティガの攻撃を避けた。
だがその時のティガの動きは、初めに現れた時の形態マルチタイプに比べるとスピードはかなり遅くなっていた。
パワータイプはスピードを犠牲に、パワーと耐久力を上げた形態、その為スピード戦には不向きなのだ。
「赤と青紫だった時に比べると、遅くなっている、あれでは黒いのはともかく、翼がある方には当てにくい・・・。」
「なるほど・・・ってそれじゃあ如何するの!?いくら力が強くても、当たらなきゃ意味ないじゃないの!!」
「・・・・・・(ウルトラマン・・・コウガ・・・。)。」
「デアッ!!」
ゲシュン!!
「ゴガアアアア!!」
ティガはゴルガの腹部にストレートパンチを当て、ゴルガを吹き飛ばした。
「ハアアアァァァ・・・・・。」
ギュワアアアアアアアァァァァァァン・・・・
ティガは両腕を左右から上に上げ、その際、赤い超高熱の光エネルギー粒子が両手に集まり、胸の前で高密度に集められ、
右手に纏わせ放った。
「デア『デラシウム光流』!!」
バシューーーーーーーーン!!
ズガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
「ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
高密度に集められた超高熱の光エネルギー粒子を相手に向って放つ、パワータイプ時の必殺技「デラシウム光流」がゴルガに炸裂した。
デラシウム光流を喰らったゴルガは、断末魔を上げ後方に倒れ、大爆発を起こした。
「やった!!」
「でもまだ1体・・・・。」
ゴルガが倒されて喜ぶ才人達だが、まだ上空にはメバルが残っていた。
「ギュアアア・・・。」
キィーーーーーーーーーーーーーーーーン
「あぁ・・・怪獣が逃げる!!」
メバルは状況が不利と判断したか、遥か彼方へ逃げ様とした。
ビカン!!
「ン・・・・・・ハッ!!」
ブワ~~ン
「又色が変わった!!」
ティガは再度、ティガクリスタル前で腕をクロスさせ、ティガクリスタルが青紫色に輝き、クロスさせた腕を左右に振り下ろすと同時に、
ティガの赤一色だった体が、青紫一色へと変わった。
素早く多くの技を繰り広げる俊敏な青き戦士、ウルトラマンティガ・スカイタイプへと変わったのだ。
「デュア『逃がすか』!!」
バシュン!!
ティガは上空で逃げるメバルを追い、凄まじい速さで飛翔した。
「早い!!」
「ウルトラマンは確か・・・マッハ・・光の速さで飛ぶんだ。」
「光の速さ!?」
皆がティガの飛行スピードに驚愕する中、ティガはマッハ7のスピードで飛び、メバルとの距離を縮めていく。
パワーと持久力を犠牲に、素早さと俊敏さに長けたスカイタイプとなった、ティガのスピードの前に、
メバルは成す統べなく追いつかれるのであった。
「ハアッ!!」
バシュン!!
「ギョアアアアアアアアアアアアア!!」
ティガはすれ違い際に、エネルギーの帯びた手刀を、メバルの羽の付け根へと当て、メバルの羽は千切れ落ちた。
そしてメバルは地面に向って落下してゆく。
ギュアアアアァァァァァァン・・・
「ハアアアァァァァァァ・・・・。」
ティガは空中で静止し、両腕を胸の前で交差させた後、瞬時に左右に伸ばして上に上げ、両手を左腰においてエネルギーを集約した。
「デア「ランバルト光弾」!!」
バシュン!!
そして、落下してゆくメバルに向って、右腕を胸の前で水平に伸ばし、光の矢を放った。
スカイタイプ時の必殺技、爆発力の高い光の矢「ランバルト光弾」だ。
ズシュン!!
「ギュギョアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ズガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
メバルにランバルト光弾が炸裂し、メバルは断末魔を上げながら、その体がガラス状に爆散した。
「やった!!」
「おぉ・・・・。」
「凄い・・・本当に凄い・・・。」
「ウルトラマン・・・・・。」
「きゅ~い!!きゅ~い!!(やったのね!!あのお方が勝ったのね!!)」
メバルの撃破に、地上の才人達は歓喜の声を上げ喜んだ。
そして上空のティガは、ユックリと地上のタバサ達を見詰めた。
「?・・・何だ?」
「何よあいつ!!空から見下ろして!!何様のつもりよ!!」
「コラ!!ヴァリエール!!助けてくれた恩人にそんな事言うもんじゃないわよ!!」
「貴族が見下ろされて黙っていられる訳無いでしょ!!」
「飛んでるんだものしかたないでしょ?それとも鳥にも見下ろすなとでも言うの?」
「ぐうぅ・・・うるさい!!うるさい!!うるさああああああああああああああああい!!」
「2人とも静かにしなさい!!」
「如何したんじゃ?」
「さぁ・・・。」
皆が疑問に思う中、ティガはゆっくりと頷くと、夕日を見詰め。
「デュア!!」
バシューーーーーーーーーーン!!
両手を前に広げ、遥か彼方へと飛び去っていった。
「何だったんだ?」
「・・・「ありがとう。」だって。」
「タバサ!!あなたウルトラマンの言葉が分かるの?」
だがタバサは首を横に振り。
「・・・そう言った気がした・・・・。」
「・・・そう・・・そうかもね。」
「うん・・・へへ・・ウルトラマンにお礼言われるなんて・・・光栄だよな、光牙あああああああああああああああああああ!!」
突如才人が何かを思い出した様に叫びだした。
「なっ・・・何よサイト!?いきなり大声出して!!ビックリするじゃない!!」
「如何したんだねサイト君?」
「光牙の事スッカリ忘れてた!!」
「「「あっ!!」」」
「コウガ?誰よそれ?」
「馬鹿ヴァリエール!!タバサのもう1人の使い魔よ!!あなたも助けられたでしょ!!」
「あぁ・・・あの平民・・・そう言えば何所行ったのかしら?」
「タバサを庇って瓦礫の中よ!!」
「・・・・・・・・・。」
「あっ!!ごめんタバサ・・・・。」
「いい・・早く助けに行く。」
「そうじゃ!!彼は学院の者達を救ってくれた恩人じゃ!!早く救助に向わねば!!」
「「「はい!!」」」
オスマンの声に、キュルケ、コルベール、才人は声を合わせ頷く、そして学園の方へ走ろうとした時。
「おーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」
「「「「えっ!?」」」」
学院とは正反対の方向にある、林の中から、彼らが救助しようとした人物、光牙が手を振りながら近づいてきた。
「光牙!!」
「タバサ!!コウガよ!!コウガが生きてたわよ!!」
「・・・うん・・・・。」
だっ・・・
「あっ!!待ってよタバサ!!あまり無茶しちゃ駄目よ!!」
「おあ!!待って俺も!!」
「ちょっ・・・ちょっと!!ご主人様を置いて行くな!!」
皆がそれぞれ歓喜の声を上げながら、光牙の元へと走って行く。
「よかった・・・本当によかった。」
「うむ・・・彼の様な人間が死ぬのはあまりにも惜しい・・・・神よあの若者を救って頂き感謝します。」
オスマンは空を見上げ、神の感謝に言葉を送った。
「ハァ・・ハァ・・・・コウガ・・・・。」
「心配掛けて御免な、タバサ。」
「光牙!!無事だったんだ!!」
「あぁ・・・何とかな。」
「よくあの瓦礫の山から出て来れたわね、でも何でこんな所にいるの?」
「彼に・・・ウルトラマンに助けてもらったんだ。」
勿論嘘である、彼自身が先程ゴルガとメバルの2大怪獣を相手に戦っていた、ウルトラマンティガなのだから。
「(確かめなきゃ・・・あの巨人、ウルトラマンはコウガだったのかどうか。)コウガ・・・あの『しっ!!今は聞かないで。』!?」
タバサは光牙がウルトラマンなのかと、問質そうとした時、光牙はタバサに念話を送り、今は黙って貰うように伝えた。
『後でちゃんと話す、俺の事、あの怪獣達の事、この世界に何が起きようとしているのかも、だから今は何も聞かないで。』
「・・・・・・・・。」
コク
『ありがとう。』
タバサは少し黙ってから頷いて、了承した。
「光牙・・・これ返すよ。」
才人はGUTSハイパーガンを、光牙へ返した。
「これのおかげで俺はあの時助かった、ありがとう。」
「・・・これについては何も聞かないのか?」
「確かに聞きたいけど、今はお前が生きていた事だけで十分だ、今はそれでだけでいい・・・。」
「・・・そうか・・ありがとう。」
そう言って光牙は腰のガンベルトに、ハイパーガンを収める。
「でも・・・あのウルトラマンは見た事が無いな・・・何て名前なんだろう?」
「何!?あんたの故郷にはあんなのが何人もいるの!?」
「あぁ・・・ウルトラマンを初め、ゾフィー、セブン、ジャック、エース、タロウ、メビウス・・・他にも色々いるよ。」
「どうなっていんのよ・・・あんたの故郷は・・・。」
「じゃあ・・・あのウルトラマンにも名前は必要よね・・・なんて名前がいいかしら・・・。」
「もしくは何て名前なのかだな。」
「まぁ・・・俺達の間でもあのウルトラマンを何て名で呼ぶか、決めとく必要はあるしな。」
光牙も、ワザとらしくはあるが、ウルトラマンの名前を考えるのに参加した。
「フフン・・・いい名前があるわ!!ウルトラマンル「ルイズってのは無しよ。」うぐっ・・・じゃあウルトラマンヴ「ヴァリエールってのも無しだ。」
ぐぐ・・・ならウルトラマント「「トリステインも無し、ハルケギニアも無し!!」」ぐぐぐ・・・じゃああんた達は何か良い名前はあるっていうの!?」
「それを今考えてるんじゃないか。」
「あんたのは自分の名前と国の名前付けただけじゃない、どれだけ自己アピールしたいのよ、ゼロのルイズ!!」
「ぬあああああんですてええええええええええええええええ!!誰がゼロよ!!誰が!!」
もはや収拾できない状態になるも、此処で光牙が口を開く。
「なあ、「ウルトラマンティガ」なんて名はどうだ?」
「ウルトラマン・・・・ティガ?」
「あぁ「ティガ(TIGA)」は、マレーシア語で聖なる数字を表す3の意味があるんだ、あのウルトラマンは銀・赤・青紫の3色主体の体していたし、
3タイプに変わっていたし、ちょうどいいと思うんだけど・・・。」
「マレーシア語って何なのか知らないけど・・・ティガねぇ・・・。」
「・・・・ウルトラマン・・・ティガか・・・。」
「賛成。」
「タバサ?」
「ウルトラマンティガ・・・良い名前。」
「・・・そうだなカッコいいし良いよその名前。」
「確かに・・・良い名前ね。」
「よし!!ウルトラマンティガに決定!!」
才人達は、ウルトラマンティガの話題で盛り上がる中、タバサは光牙を見詰めていた。
(コウガ・・・あなたは一体何者なの?)
そして光牙も、レンスと念話を使って話していた。
『何とかごまかせたか・・・。』
『みたいだな、今騒がれるのは非常にまずい。』
『だが・・・明かすつもりなのだろ?』
『あぁ・・・これから本格的に動くとしたら、GUTSの様な協力者達が居ないこの世界じゃ、タバサだけじゃ限界があるし、
単独で行動する時にもあいつも居てくれた方が何とかなるだろう。』
『・・・分かった・・・・君がそうしたいのなら、そうすれば良い。』
『ありがとレンス、今夜タバサと才人に話すよ、俺達の目的と正体を。』
そして、夕日は完全に沈み夜が訪れた。
だが光牙とレンス、ウルトラマンティガの新たな戦いはまだ始まったばかりであった。
この先どんな困難が彼らを待ち受けるのであろうか、だがそれでも彼等は前へと進むのだ、守るべき命の為に、
自分達を待つ家族との約束を守る為に、己の誓いの為に。
To be Continued