「なにがあったって・・・・・?」
「高町さんが暗くなった理由。訳があるんでしょ?」
訳なしでこの暗さだったら赤っ恥物だけどね。暗い主人公とか・・・・・、題名的にないけど。
「・・・・・お父さんが。」
ん?お父さん?お父さんが臭いって?それは私じゃどうにもできないなぁ。
「お父さんが・・・・・お仕事で怪我をして・・・・・。お母さんは、お父さんの代わりに1人で店を経営しないといけなくて・・・・・。」
そういえば主人公の家ってお店だったっけ。
「お兄ちゃんはお父さんのお見舞いとか剣の練習で忙しく、お姉ちゃんも一緒に・・・・・。なのはが家にいると邪魔になるし・・・・・。それでそれで・・・・・。」
あわわわ、負の連鎖が発動した⁉えーと、えーと。
「高町さん。高町さんはお父さんやお母さんは好き?」
と、とりあえず聞きたい話題を聞いて行こうか。
「好きなの!!お兄ちゃんもお姉ちゃんも!!」
おおぅ、びっくりしたぁ。可愛らしい顔が迫ってきたよ。
「そう。なのに離れるの?」
「だって、忙しいのに迷惑かけるし・・・・・。お店終わった時のお母さん、いつも疲れてるし・・・・・。」
あちゃー。精神が少しで育ちすぎだよ主人公〜。可愛いからいいけど。
「それでいいの?」
「だってそうするしか・・・・・。」
はぁ〜。
「ねぇ高町さん。もしかしたら、高町さんと高町さんのお母さんは近くにいるようで遠くにいるね。」
「えっ?」
「そうでしょう?家族なのに自分が邪魔に思えてくる。それはおかしいと思うよ。」
「でも、「でもじゃない。それは自分で思ってるだけで、高町さんのお母さんにとっては甘えてきて欲しいのかもしれない。知ってる?言葉は気持ちを伝えるんだよ?話さないと気持ちも伝わらない。だからちゃんと話してみなさい。自分の気持ちを。」
ちょっと難しかったかなぁ。私のキャラじゃないし。さっさと幼女分を吸収しにいかないと。
「これ。あげる。じゃ。」
ポケットにイチゴの飴が入っていたので高町さんにプレゼントし去ろうとしたら、
「楯井ちゃん!!なのは、話してみる!!話してちゃんと自分の気持ちを伝える!!だからまた会えるよね⁉」
おーと、私は会うより眺めてるだけでいいんだけど。でも、ここで会えないとかいったら泣くよね〜。
「そうだね。人の命は長いからね。きっと会える。」
そのまま後ろを見ずにさっさと帰った。それで家で気づいた。
主人公だから自分で勝手に立ち直るのでは・・・・・、と。
気づくの遅すぎだよ、私。
次回はなのは目線ですかね。
主人公は彼女をどうとらえたのか。