駄文、以上
温かい…
夢なら感じないはずのその温かさは俺を包み込む。
ダメージでボヤけていた視力がそれにより少し回復する。視線の先に映るのは高町なのはの涙を流す顔、その先には必死に根の攻撃を止めているフェイトの姿。
悲しんでいる、なのはは俺の姿を見て悲しんでいる。
そういえば俺は切り裂かれたんだっけか…
よく出来た夢だ…
その言葉は自然と声に出ていたのかなのはに否定される。
「違うよ!夢なんかじゃないの!だからしっかりして!」
何言ってるんだ…これは夢さ、みんなみんな夢だったんだ。
人もその人たちの夢も言葉も…俺も…
「そんなことないの!」
その言葉と同時に1段と抱きしめられる力が強まる。
温かい…
温かい…?
そうだ、温かいんだ。彼女はこんなにも温かい、体温だけじゃなく言葉も。
確かにこの世界は元々は夢のようなものだったのかもしれない、でも俺というイレギュラーが現れた。そこで本来なら触れられることのなかった人々と会話をした。友情を育んだ。
俺が関わった結果、生まれるはずではなかった者も生まれただろう。本来繋がるはずのない関係が生まれただろう。
ならばこの世界は俺の知るリリカルなのはという世界では無いはずだ。
分岐を重ねこの世界は、俺と関わった人々は、夢なんかじゃなくなったはずだ。
なんとも都合の良い解釈、でもいいだろう?
だって転生者だもの。
ならばここで俺がさらに世界を変えたりなんかしても別にいいだろう?
だって転生者だもの。
「…ありがとう」
自然と出た感謝の言葉
それにはなのはもユーノもびっくりしたようで目を見開いていた。
まさか絶望させられる原因を作った本人に助けられるなんてね…でもまあ結局は…
「君のおかげで目が覚めた。」
後は宣言通り変えればいいだけだ。
出来るかはわからない、でもできる出来ないの問題では無い、やるんだ。
じゃあまずは邪魔なこの傷から変えていこう
「"治れ"」
その言葉に従うように抉られた傷がふさがる。
「え!?何が起きているんだい!?」
「傷が…治った…!?」
「さあ、もう驚いている暇はない。あの子を助けよう。元々俺のせいでこうなったんだ責任は取ろう。」
「君は逃げた方がいい!君は見た感じ魔法は使えないだろ!?」
「魔法じゃなくても戦い方はいくらでもある…例えば」
自身の脳へ命ずる
痛覚を遮断せよ
筋力へのリミッターを解除せよ
「ーーー早い話が肉弾戦だよ。」
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sideユーノ
めちゃくちゃだった。
彼は肉弾戦をすると告げた後、人間では考えられないスピードで巨木へと突っ込みそのまま根や幹をへし折った。
常人では考えられない動きをする度に彼の肉体は肉が裂け血が吹き出すが、瞬時に元の姿に戻りまた攻撃をする、それを繰り返していた。
心做しか彼の体が壊れ、治る度に肉体が少しずつ強化されているようにも見える。
いつの間にか彼は巨木の根を全てもぎ取り、幹をへし折っていた。
「早くコイツを封印してくれ。」
その言葉になのはとフェイトは慌てて封印をする。
「やれやれ…全くもって厄介事に巻き込まれたものだな……そろそろ"アレ"がくるタイミングじゃないか。」
彼のいう"アレ"が何なのか分からなかったがそれはすぐに判明する。
空の一部が歪み人が現れる。
その者は高らかに叫ぶ
「時空管理局だ!この場所での戦闘は禁止されている!」
大変厄介なことになった。
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「……フェイト…君はこの石を持ってここから立ち去れ。もちろん相棒と一緒にな。」
フェイトは自分の名前をなぜ知っているのかという事とその言葉に驚愕した。
「あまり深く考えるな、君にもこの事態は好ましくないはずだ、さあ早く。」
「…うん、アルフ!」
フェイトはそう叫びアルフと共に消えていった。
「…何故あの少女を逃がした?」
クロノが睨みを聞かせながら聞く
「さあ?…悪いが俺は魔法なんてものも時空管理局などという摩訶不思議組織も知らないただの一般人ものでね?」
「君と…そこの少女とフェレットにはこちらに来てもらう…異論は無いか?」
こうして俺は魔法という存在に関わる。
これは世界を変える第一歩
さあ、俺の、俺達の戦いを始めよう。
もうリリカルなのはの原作とか全然覚えてねえよ…