「というわけで管理局に…」
「断る」
「ああもういけず!」
「かあさ…艦長…」
時空管理局の時空航行船アースラに連れてこられた俺達はそこでアースラの艦長リンディ・ハラオウンに色々な説明をされた上で勧誘のようなものを受けていた。
上の様なやり取りを何度も繰り返しているのだが、やっとその息子であるクロノから静止の声がかかった。おせえよ
「わかったらそろそろ解放してくれねえか?」
「わからないわよ。そこの彼女、魔力ランクAA相当の素質があるのよ?なかなかいないわよそんな逸材!」
「でもそれなら俺は要らないだろ。」
「確かにあなたはリンカーコアを持ってないけどレアスキルがあるじゃない!そのままにしておくなんて勿体無いわ!」
「勿体無い、勿体無くないを決めるのは俺達だ。それにこんなよくわからない謎組織に友人をあずけられるか。」
「謎組織って…それにこれからもロストロギアの一つであるジュエルシードを集めるのにあなた達だけでやらすなんて私達は許さないわよ。」
「それがおかしいんだよ。ここはあんたらの管理外の世界なんだろ?それなのにその世界にあんたらの世界のルールを振りかざすな鬱陶しい。」
「なんか知らないうちに話が壮大になってるの…」
途中からなのはは話に付いていけていない、まあ気にしなくていいか。
「相手は魔導師よ?なりたての魔導師であるなのはちゃんと魔導師ですらないあなたで適うと思っているの?」
「安心しろ魔導師ではないが盾くらいにはなれる。高町は俺が責任をもって守る。」
「ふぇっ!?」
何を驚いているんだコイツは
「…く、黒夜くんがま、守って…///」
「あなたの顔でそういうこと言うとは思えないセリフを言われると違和感しかないわ。」
「ぶっ殺すぞ。」
「それの方が似合ってるのよね。複雑だけど。」
やっぱり顔について言われるか…
最初到着した時もここの船員から凄い目で見られたしな。
「帰るぞ高町。」
「え?うん。」
「転移装置的なもん起動させてくれ。」
「は、はい!」
俺は船員のひとりに呼び掛けて転移装置を起動させる。
「出来ればもう2度と会いたくは無いがな。俺達とアンタらの目的上また会うのは必須…ってか。」
「そうね。出来れば敵対だけはしたくないわ。」
「肝に銘じておく。」
その言葉を最後に景色が変わる。
公園に戻ったっぽいな。
「なかなかめんどくさいことに巻き込まれたな。」
「つ、疲れたの〜…」
「日常を愛する俺にこんなに非日常が襲いかかるとは…神は随分と俺を嫌ったものだな。」
「ごめんね…巻き込んじゃって…」
「いいって、もう謝るな。お前が悪いんじゃ無いんだから。」
「僕からも謝らせて欲しい。ごめんね。」
「ユーノ…お前も良いから。とりあえず今日は解散だな。明日学校でまた話し合おう。じゃあな高町、それとユーノ。」
「うん。また明日なの!」
「うん。」
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「ふふっ…ようやく始まったみたいだね。」
「どうした?」
「ん?"彼"だよ。"管理外生命体の彼"」
「奴か。それがどうしたんだ。」
「彼の世界の物語が始まった。さて、彼はどうやって僕らを楽しませてくれるんだろうね?」
これは神の会話。神は楽しそうに、愉しそうに笑う。
「勿論とびっきりの楽しませ方をしてくれるんだろう?
僕らからの管理から外れ、自らの力のみで転生をし、さらに最強の能力すらも身につけたのだから。そうだろう?
ーーーー黒夜響輝くん?」