九州で雪降って、積もるってどういうことなの…。
とある昼下がり。
長門たちも鎮守府に慣れ始めてきた頃には、ルパンもやっと自由な時間を確保できるようになってきた。
これにはいくつも理由がある。
まず一つは執務室詰めの艦娘達の熟練。
龍田をはじめとして、様々な艦娘たちが事務仕事に慣れることによって簡単な指示を出すだけで大まかには鎮守府を回せるようになってきた。
龍田以外にも長良、由良、高雄、愛宕などが執務室詰めに本腰を入れてくれるようになったのも大きい。
また、酒保への民間の物資を購入する際も、彼女たちが活躍する。
あくまで鎮守府相手の商売なので、民間企業も反艦娘思想に染まった人間を担当者にはしない。
そこで綺麗所である艦娘達と直接やりとりをして、手を握られて頼られればそりゃ頑張ってしまうのも仕方ない話である。
ルパンもその辺りの男の弱さはわかっているので、無理な値引きなどは厳禁しており、数量確保や品質などそちらで頑張ってもらう形には持って行っているが。
もう一つが、ルパンがこの数か月で頑張りすぎた、ということだった。
浦賀も艦娘の待遇改善を考えている。
しかし、決して軍の内部を混乱に陥れようとは思っていない。
ルパンが有能過ぎたのが悪かった。
誰もが考えつくような『艦娘の意識改善』・『引退艦娘の雇用確保』という結末を、予想以上のスピードで段取りをつけてしまった。
そのせいで海軍の中が荒れ始めている。
急な変化に反発する反艦娘派と、迎合する艦娘擁護派の対立が表立ってしまってきているのだ。
元々反艦娘派は保守派が基盤となっている。
要は自分たちの特権の確保、大きな視点で言えば人類の特権への固執が根幹にある。
そのため、急な変化へも反発は大きかった。
とはいえ、軍の上層部の認可に表立って反発も出来ない。
その結果、酒保や軍票の導入は各鎮守府の提督次第になっている。
軍票まで手を出すか、それとも配給にするかなども提督に任されている。
しかし、ルパンによる新たな改革案に関しては浦賀からストップがかかった。
これ以上の火種は落ち着くまで待ってくれ、ということである。
「頭硬い連中の相手は大変だねぇ~。」
「ま、そう言うな。提督が柔らかすぎるんだろう。
私も来てしばらくは困惑したぞ。」
ブラブラと若干曇り空の下、鎮守府を歩きながらの独り言に少し後ろを歩く武蔵が笑って言う。
武蔵は普段の服装ではなく、無地のジーンズにグレーのタートルネックといった姿である。
「ってか、鎮守府内で護衛も何もねぇだろ。」
「ふふ、そう言うな。我々も仕事の一つや二つせねば、な。」
張り詰めた冬の空気も昼には多少は和らぐ。
その中を二人で缶コーヒー片手に歩いていた。
「で、今日は開発か?建造か?」
「建造、かねぇ。デイリーの4回のうちの2回は初期値でやったんだが、残りの二回を片付けようかと。」
「ああ、空母レシピだな。五航戦、二航戦、加賀が未着任だったか。」
「そういうこと。…あと、ちぃと気になることがあって、色々確かめたくてよ。」
ルパンはブラックコーヒーを、武蔵はカフェオレを口に運びながら工廠の門を開けた。
すると、妖精達が文字通りわらわらとルパンや武蔵の足元に集まってくる。
「チョコとか喜ぶって聞いたけど…おぉぉっ!?」
「ああ、甘いものとかには目がないらしいな。我々も人の事を言えないが。」
ルパンが懐から酒保で買ってきた板チョコを出した瞬間に、ルパンの足元に群がっていた妖精達が一気に隊列を作る。
恐らくは順序良くもらうための知恵なのだろうが、いきなりの行動にルパンも面喰いつつも銀紙を剥がしてなるべく均等になるように割って渡していく。
武蔵もルパンにならって、自分の目の前に並ぶ妖精達に渡すと列から外れた妖精は実に美味そうに頬張って堪能し始める。
「じゃ、食い終わったらでいいから…空母レシピってどうだっけ?」
「ん、少し待て。少し確率は落ちるが、300/30/400/300か。
それとも確率が一番いいのが300/300/600/600だな。」
「ふーむ…なら、ドーンといっちまうか。それで二艦頼むわ。」
武蔵がポケットからメモを取り出して、事前に調べておいたレシピを読むとルパンは少し考えた後にニッと笑った。
ちょうど食べ終わった妖精がルパンに敬礼をしてから、建造ドックへと走っていった。
「で、気になること、ってのは何なのだ?」
「まぁ、まずはお前たちの艤装に関してだな。
装備品とかスロットとか、そういうものってされてるがどうなってるのかってよ。
今は装備してないけど、どうなってるんだ?」
工廠に置かれていたパイプ椅子に腰掛けながらルパンは武蔵を見ながら問いかける。
その質問に頷くと、自分のパイプ椅子をその正面に置いて座る。
「あぁ、艦娘にとって艤装というのは我が身の『分身』ともいえるし、『身体の一部』とも言えるんだ。
とはいえ、表現は難しいんだが……例えば、こんな感じかな。」
そう言うと武蔵は椅子に座ったままポケットに手を突っ込む。
それを黙ってルパンは聞いていた。
「このポケットの中に入ってる手は提督には見えないな?
今の艤装を身にまとっていない状態が、ポケットに手を突っ込んでいる状態だ。
じゃ、艤装を纏おうと思えば…こうやって手を出す感覚なんだよ。」
「…じゃ、今あのデカい艤装を出そうと思えば出せるのか?」
「そうだな、しかし今身にまとえば艤装の影響でせっかく買ったこの服が影響を受けるから身にまといたくはないが。
海に近くなくてはダメだとかある程度の制限はあるものの、基本的には意思一つで身につけれる。」
武蔵の説明にうーむと唸ってルパンはまじまじと武蔵の身体を見つめる。
それに少し苦笑しながら腕を組んで胸元を軽く隠す。
「提督よ、そうまじまじ見られては少々恥ずかしいぞ。」
「いや、その服装の上から艤装を身に着けれねぇのかなって思ってよ。
轟沈、って言葉からしてライフジャケットでも着て艤装を身に着ければ沈まずに済むんじゃねぇかなって。」
「ああ、そういう勘違いか。
艤装というものを少し誤解しているが…私の艤装の砲塔などの鉄の部分だけでなく、服も艤装なのだ。
だから中破などをすると服も破けるのだ。」
「…んじゃ、上着の一つも身に着けれねぇの?」
ルパンの言葉に軽く苦笑をする。
「好きでサラシ一枚でいるわけじゃない。
着れなくはないだろうが…恐らく相当な動きに制限がかかるだろう。」
「じゃ、ムリだなぁ。じゃ、装備品はどうなってるんだ?
ほら、同じ一個の艦載機でも艦娘によって搭載数は変わるじゃねぇか。」
色々と腹案があったのか、武蔵の回答に頭をボリボリと掻く。
そして次の質問にかかった。
ルパンの疑問は同じ【一個の艦載機】なのに、艦娘によって搭載している【艦載機の総数】が変化する、というのが理解できなかった。
【一個の装備】が出来ているなら、いくつにでも増やせるというならまだ理解はできる。
しかし、一人に装備させると他の艦娘には装備させれないという便利なのか不便なのかわからない仕様が理解できなかった。
その疑問にクスッと武蔵は笑うと、手のひらをルパンに見せつければ何もなかったところに一枚のカードが現れる。
「これが私の艤装に装備している九八式水上偵察機(夜偵)だ。
今まで直接は装備品を見たことはなかったのか?」
「生憎事務仕事が忙しくてな…へぇ、こんなのなのか。
…カードゲームのカードにしか見えねぇな。」
そのカードを武蔵が差し出すと、ルパンはおずおずと受け取ってから角度を変えて眺める。
カードはレインボーの背景に飛行機と、翼の上に仰向けで寝ている妖精が描かれている。
「そのカードの形態をした装備品を我々は艤装に『装備』する。
そのカードを『装備』する枠を俗に『スロット』と言い、その『スロット』の総数は艦娘によって違う。
また、『スロット』によって艦載機の数も分かれるわけだ、ここまではいいな。」
「なるほどね、そのカードがなきゃ『スロット』に装備できない、だから同じ艦載機でもカードを多数そろえる必要があるわけか。
それで?」
カードを差し出された武蔵の手に返しながら、説明に頷く。
そして、武蔵の手にあったカードが手のひらから消えると、武蔵が吹き抜けの倉庫である工廠の天井を指さす。
すると何もなかった指先から先ほどのカードの絵に会った艦載機が飛び立って、狭い工廠の空を舞う。
「うぉっ!?…これが、運用時の姿なのか。」
「そうだ、このカードがなくては艤装には砲塔が見えていても砲弾を撃つことができん。
カードをこうして『装備』して、『使って』我々は戦うのだ。
ああ、どうしてカードがこのように姿を変えるか、などと聞いてくれるな。
我々も感覚というか…『こういうものだ』という知識しかない。」
「ま、要はオカルト的な何か、ってわけか…。
ちなみに…修理とかはどうするんだ?」
「それこそ妖精さん任せだな。
出撃から帰って、補給担当の妖精に全て託すと新品同様に綺麗になって帰ってくる。」
全ての説明をした武蔵も少し困ったように笑うが、ルパンもまいったとばかりにパイプ椅子から脚を投げ出してぐてっと脱力する。
要はこれまでの説明でわかったことは『よくわからない理屈』で運用されている、ということがわかっただけだ。
「イメージとしては、龍驤ちゃんとかみたいな陰陽師とかの式神みたいな形で運用してるわけ?」
「…そうだな、加賀や赤城といった弓矢を使う航空母艦でも放った矢が変化するからそうなんだろうな。」
流石のルパンの頭脳でもオカルトとなるとお手上げなのか、ため息を漏らす。
すると、妖精たちが誘導して夜偵がルパンの傍の床に滑走して着陸する。
「遠征などの資材に関しても同様だな。
艦娘に積む時は相応のサイズに凝縮された小さな形で現れるが、あくまでそれは艦娘用だ。
人間が使う時には変換、といえばいいのか…相応のサイズになる。」
「…そう言えば…確か鎮守府の単位1辺りで数百キロの鋼材になる、だったか?」
ふと、ルパンが漏らした呟きは事実である。
先日の窯などを作った際にも、鉄材を使ったがそれは修理の際に出た端数で事足りた。
妖精が生み出す資材は全て艦娘とその装備専用である。
それを人間用に使おうとすると、妖精に依頼して変換してもらって使っている。
その資材は採掘などで生み出すわけではなく、それに適した場所で妖精が『何か』をすることで生み出されている。
その辺りの研究もなされてはいるが、成果はない。
シーレーンの多くが崩壊し、通常の方法では資材の入手は困難になった。
その一方で不足する分を要請が賄っている形になる。
「ん?ちょっと待てよ?…この夜偵はこのサイズが限界なのか?」
「む?…どうなんだ?」
ふとした疑問をルパンが疑問に思えば、武蔵も知らないのか足元の夜偵の妖精に問いかける。
すると、妖精が頷いて手を振れば掌サイズだった夜偵がほんの一瞬の後にルパンが乗り込めるサイズへと変化していた。
「うぉぉぉっ!?…こいつは…これだけで十分お宝だぜ!」
「お、おいおい、提督よ…愛用の装備なんだから壊すのは止めてくれよ?」
倉庫のほとんどをしめかねないほどの大きさの夜偵をルパンが貼りついて興奮して叫ぶ。
現在では復元・修復されたものや、レプリカですら希少である。
それなのに目の前には実際に稼働する夜偵が現存している。
その興奮して器機を何やら弄るのを見て、不安そうに武蔵が見つめる。
流石にいきなり中身を弄るようなことはせずに稼働機であること、そして機器が戦時のものであることなどを確認してから夜偵から降りた。
「もういいか、提督。」
「あぁ、流石に数少ない夜偵で実験するわけにはいかねぇやな。」
「…実験?」
訝し気な武蔵にルパンはニヤリと笑う。
「例えばどこまでを『彗星』として判断するかってな。」
武蔵と妖精が顔を見合わせた。
それを笑いながら長い脚を組む。
「そりゃ完全に機体を変えちまったら、ソレは『彗星』じゃねぇよな?
じゃ、フラップとかだけなら?エンジンだけを交換したら?」
「…え?」
妖精もキョトンとして、首を傾げる。
「まぁ、まだ段取り踏んだりで実験しなきゃいけねぇからなぁ。
ダメ元で少しやってみるかね。」
ニヤリと笑って、ルパンはパイプ椅子から立ち上がるのだった。
後日、晴天の鎮守府の広場。
ルパンは油に塗れながら、目の前の零式艦戦52型のエンジンの換装をしている。
栄二一型と呼ばれるエンジンをルパンが近代までの研究を活かした上での改造を施したルパン印のエンジンへと換装している。
当然、金星六二型と呼ばれる後の上位のエンジンよりも出力などは上回る性能になるようにしている。
その傍らには加賀が立って、その様子を食い入るように見ている。
自分の艦載機がダメになるかどうかの瀬戸際であるためか、心配なようだ。
ルパンは自分で複葉機なども所持したり、飛ばしたり、または弄ったりもしている。
その経験と卓越した頭脳をもって装備品の改造を施したパーツをいくつも創り出したのだ。
それでわかったことは、ミサイルや自動操縦などの電子機器の類を利用したものは搭載不可。
しかし、あくまで原理さえ外さずにいれば改良は可能だということは判明した。
だが、難しいのはフラップ・エンジン・機銃などの一部の換装をしても同じ機体という扱いにはなるが、翼など外見まで弄るとカードに戻せなくなる。
という、わかりづらい線引きになっていた。
「ま、今までの実験の結果、機銃・フラップ・エンジンまではルパン印ので大丈夫のはずだ。
とはいえ、こればっかりはわかんねぇけどな。」
「…行き当たりばったりなのですか?」
「だって、基本ルールがわかんねぇんだもん。
やってみるしかないっしょ。さ、できた。」
加賀の責めるような言葉に肩を竦めて機体から離れる。
すると興味深そうに少し離れた位置で見ていた妖精達が頷くと、一瞬のフラッシュの後に一枚のカードに変化する。
それをルパンが拾うと、奇妙なことが起きていた。
『零戦52型(ルパン仕様)』と絵柄は変わっていて、背景もレインボーへと変化していた。
その変化に少し目を見開きつつも、ルパンが加賀に渡す。
加賀も困惑の色を浮かべつつ、カードを艤装に装備する。
そのまま加賀が海に向かって弓を放つと、ルパン仕様の零戦52型が空を舞う。
その機動力は明らかにこれまでの零式艦戦52型とは一線を画していた。
「……普通に、気分が高揚します。」
こうして、ルパンは各艦載機の改造を徐々に施していく。
とはいえ、単純にすべてのエンジンなどを変えればいいわけではなく、艦載機の機体が耐えられるようにと出力なども全て各機種ごとに調整を施しているが。
しかし、奇妙なことに大本営も、また違う鎮守府でも同じ改装をしようとしたが全てカードに戻せなくなった。
機銃のみ、エンジンのみの換装でもできなかったのだ。
浦賀としては全鎮守府で使えないのは残念だが、だからといってルパン鎮守府での実用を止める気は一切なかった。
このルパン仕様の艦載機で、戦艦との練度差を埋めてもらい、第一線で活躍してもらえるという計算に至ったのだった。
「…なんつーかねぇ…俺、過労死してもおかしくないんじゃないかなぁ?」
「自業自得なんじゃないかしらー?」
こうして新たな仕事も生み出してしまったルパンの執務机は隣にもう一つパソコンが設置される羽目になった。
その新しいパソコンは設計用のソフトの入った、専用のものである。
しかし、龍田はそれを切り捨てる。
「…龍田ちゃ~ん…空母の子たちをもうちょ~っと、落ち着かせてくれない?」
「空母の子たちを贔屓する提督なんて、知りませ~ん。」
ルパンがこれだけ急務として艦載機の(魔)改造を急いでいる理由の一つは空母勢の熱い要望。
もう一つが大本営からの情報で、近いうちに大規模作戦の兆候が表れているという情報。
空母は一航戦の龍驤・鳳翔が練度以外の技術指導をし、さらに演習や出撃でも練度を高めていっている。
しかし、それでもまだ場数が足りないという報告が出ている。
「その理由はわかってるでしょ、龍田ちゃん…流石に砲塔や砲弾の改造までは出来ねぇって。」
「…本当に~?出来るって言われても今更驚かないんだけど~?」
龍田は唇を尖らせてルパンを睨む。
それに困ったようにルパンは笑うのを見て、龍田はすっと立ち上がる。
「しょうがないわね~?コーヒー飲んで、やっちゃいなさい~。
こっちの仕事はやっといてあげるから~。」
そう言って、ルパンのデスクに積まれていた書類の束を自分の机の上に移動させるとそのまま給湯室へと脚を運ぶのであった。
「あんがと。……甘えたいお年頃、なのかねぇ?」
龍田の我儘ともとれる反発に苦笑しながら、ルパンは艦載機の装備の設計を設計を進めるのだった。
幸いだったのは、バリスタマシンの蒸気の音でその呟きが聞こえなかったことだろうか。
そのままルパンがディスプレイとにらめっこをしながらマウスを小刻みに動かしながら設計を続けていたところに龍田が二人分のカップを持って戻ってくる。
「あ、そこ置いといてね。ゆっくり飲むから。むほぉっ!?」
ディスプレイから目を切らずに龍田に言うと、急にルパンの背中に温かく、柔らかな感触が伝わる。
「うふふ~。…砲塔は無理でも艦載機は大丈夫なのよね~?」
「う、う、うん。できちゃうできちゃう!」
「……わたし~…ルパン仕様の水上観測機欲しいなぁ~?」
急なアプローチについ上ずった声を出してしまうルパンの首に背後から龍田の腕が回される。
その様子を見て執務室詰めの艦娘達に小さく歓声が上がる。
龍田の声が僅かに上ずっているのはご愛敬だろう。
「え?龍田ちゃん、執務室詰めメインなんじゃ…」
「欲しいなぁ~?」
「作っちゃう作っちゃう!龍田ちゃんのために作っちゃう!!」
「ありがとね~?」
そう言って、後ろからさらに顔を寄せるとほんの少し龍田の顔とルパンの頬が触れたか触れないかでスッと龍田はまた給湯室へと移動していった。
なお、龍田の顔のどことルパンの頬が触れたのかは、定かではない。
ちなみに。
龍田は給湯室へ10分近く籠って出てこなかったが、誰もその間給湯室へ入れなかったため中の龍田がどうしていたのかも不明である。
というわけでルパンチート炸裂。
震電改>52型(ルパン仕様)>烈風
と思っていただければ幸いです。
……これが標準装備になるんだぜ?(白目