それに今回は前話から1年ほど経った時間軸となってます。
それでは、お楽しみに
武昭が篠ノ之道場に通い初めて1年ほど経ったある日の事………
「こんにち柳韻さん。あれ?彼女は……初めて拝見しますけど」
「やぁいらっしゃい武昭君、彼女は織斑千冬と言ってウチの道場に通いたいと来たんだ。
あぁ、彼は私の友の息子で宮本武昭と言うんだ」
武昭が道場に向かうと柳韻と黒髪で武昭よりも年上の女性が正座をしていて
柳韻から紹介をされると互いに自己紹介をした。
「初めまして、この道場に1年ほど前から通っている宮本武昭と言います」
「若いのに礼儀正しい子だな、私の名前は織斑千冬と言う、よろしく頼む」
互いに自己紹介をした武昭と千冬は握手をした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
千冬が道場に通う事になって半月ほど経ったある日の事……
道場内の部屋で柳韻と千冬が話をしていた。
「千冬ちゃん急に呼び出して悪かったね」
「いえ、気にしないでください柳韻さん、それで今日はどの様な要件ですか?」
「実は千冬ちゃんに武昭君と一つ手合わせをしてほしいんだ」
「はぁ、私は別に構いませんけど……何故、武昭となんですか?」
柳「実は、この道場内で千冬ちゃんに敵う相手がいないのでね、
それで武昭君と手合わせをしてもらおうと考えたんだ」
「柳韻さん……その言い方では武昭が私と同じ程度の様に聞こえるのですが?」
柳韻の言葉を聞いた千冬は軽く怒りを感じていた。
「確かに千冬ちゃんが、そう感じるのはわかるけど……
この道場内で武昭君は1~2を争う程の腕前だよ」
「分かりました……柳韻さんが、そこまで言うなら、その話を受けさせてもらいます」
「そうか、では武昭君を呼んで来よう」
柳韻は部屋を出て武昭を呼びに向かった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
柳韻に呼び出された武昭は理由を聞いて道場で正対していた。
「俺は構いませんけど、千冬さんは本当に良いんですか?」
「私は構わない。柳韻さんが、あそこまで言うのだ、どれ程のものか見せてもらおう」
「はい分かりました……そうだ柳韻さん俺は“アレ”を使っても良いんですか?」
「あぁ、私は構わないが……千冬ちゃんに聞いてみないと」
「アレとは何か分からないが武昭が使いたいと言うなら自由にするが良いだろう。
早くかまえろ」
「そうですか、じゃあ……始めますか」
「では……初めっ!!」
柳韻が合図を出したが千冬は攻めあぐねていた。
(なんだ……この気配は?……いつもの武昭から感じる物とは違う!!)
「千冬さんが動かないなら、俺から行きますっ!」
「なっ?!なんだ、今の早さは?くっ!(確か、武昭は一夏と同い年だったはずだ)」
千冬は武昭がいつの間にか目の前にいた事に驚いていたが何とか反応出来た。
「へぇ、さすがですね 今の早さに付いていけるなんて……
けど、手合わせは、まだ始まったばかりですよ!!」
武昭は千冬に向かっていった。
今回はここまでにします。
ちなみに話に出てきたアレは次の話で説明したいと思います。
それでは、皆さん次回もお楽しみにしててください。