ISの世界に来た者。   作:北方守護

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どうも、北方守護です。

少し期間が空いてしまいましたが、出来る限る更新していきます。




第11話 手合わせを終えて

武昭と千冬が道場で手合わせを初めて、15分程経っていたが……

 

「へぇ、さすが柳韻さんが言うだけはありますね、これ程の腕前とは思いませんでした」

 

「私も、武昭の様な相手と会ったのは初めてだよ」

 

(ふむ……やはり千冬ちゃんでも武昭君の相手はキツイ様だな……

それに、武昭君はまだ“アレ”を使ってはいないからな……)

未だに手合わせをしている二人を見て柳韻は何かを考えていた。

 

そんな中………

 

「武昭……お前が言っていた“アレ”とは、その強さの事なんだな?」

 

「いえ、まだ使ってませんよ……千冬さんじゃ中々隙がありませんから

使う暇が無いんですよ」

 

互いに竹刀を打ち合った二人は距離を取って話していた。

 

「そうか……なら“アレ”を見せてもらおうか」

そう言った千冬は竹刀を上段に構えた。

「今から私は武昭を一人の剣士として見る事にした。

 

そして、これが今の私が出せる最高の一撃だ!!」

 

「そうですか……だったら俺も本気を出させて貰います!!」

武昭が千冬を見ると同時に視線が鋭くなった。

 

 

「(なんだ、この気迫は!?面白い!!)食らえっ!!」

武昭の気迫を感じた千冬は獲物を見つけた肉食獣の様に襲い掛かると

同時に竹刀を振り下ろしたが武昭の姿が無かった。

 

「なっ!?武昭は何処だ!!」

 

「千冬さん、俺はここですよ」

千冬が声のした方を向くと武昭が天井にいた。

 

「何だとっ!?あの一瞬で天井に飛び上がったと言うのか!!」

 

「千冬さん、ちゃんと防いで下さいよ!飛天三剣流!龍槌閃!!」

 

「くっ!何っ!?竹刀が!!」

千冬が竹刀を横にして武昭の一撃を防いだが勢いに負けて互いの竹刀が折れた。

 

「あらら、これじゃ、もう戦えないですね?」

 

「あぁ、そうだな……(あの時、武昭の竹刀が折れてなければ、私は……)」

 

「それでは、今回の手合わせの結果は引き分けとする」

 

「「ありがとうございました」」

柳韻に礼をした二人は更衣室に向かうと帰りの支度をした。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

武昭が着替えを終えて道場を出ると先に出ていた千冬に声を掛けられると一緒に歩き出した。

 

「武昭、お前が良ければ私の家に寄っていかないか?」

 

「まぁ、俺は構いませんよ。家に帰っても一人ですから」

 

「ん?武昭のご両親はどうしたんだ?」

 

「数年前に亡くなりました。それで今は知り合いの人が保護者になってくれてます」

 

「そうか……それは悪い事を聞いてしまったな……」

 

「別に気にしなくて良いですよ、いつかは話す事ですから……」

 

(私は両親が失踪した時に一夏がいてくれたから頑張れたが武昭は……)

千冬は武昭の表情が一瞬だけ暗くなった事に気付いた。

 

「武昭、もしも辛い事があるなら私に話してくれ、話す事で楽になる事もあるだろう」

 

「ありがとうございます千冬さん、それで千冬さんの家はまだですか?」

 

「あぁ、もう少しで着く、ここだ」

二人が話してると二階建ての一軒家の前に着いた。

 

「そうだ、私には弟が一人いてな武昭と同い年なんだ」

 

「へぇ、俺と同い年ですか」

千冬が家に入ると千冬に似た一人の男の子が出てきた。

 

「おかえり、千冬姉。あれ?その子は」

 

「あぁ、彼は道場に通っている子でな一夏に会わせたいから連れて来たんだ」

 

「そうか!俺の名前は織斑一夏って言うんだ!!よろしくな!!」

 

「俺の名前は宮本武昭だ。武昭って呼んでくれ」

 

「だったら俺も一夏で良いぞ!!」

二人は自己紹介をすると家に入った。

 

(ふふ、やはり同い年だけあって仲良くなるのも早いな)

千冬は二人を見て笑っていた。

 




はいっ! 久し振りの更新ですが、今回は武昭の二つ目の転生特典が出ました。

二つ目は”るろうに剣心の飛天三剣流“が使える事です。

漢字はうろ覚えですので間違ってるかもしれませんが、この小説ではコッチで進ませて頂きます。

それで今回でやっと原作の主人公が出ました。

これから、たくさん絡ませたいと思います。

それでは次回を楽しみにしてて下さい。
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