ISの世界に来た者。   作:北方守護

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第28話 新たな生活 (中学生編)

武昭達が小学校を卒業して、中学校の入学式の日……

 

「さてと、今日から中学生か……じゃあ雪子さん行ってきます」

 

「えぇ、行ってらっしゃい武昭君。ごめんなさい、今日は私が一緒に行けなくて……」

 

「仕方ないですよ、雪子さんにも用事があるんですから……

それに、入学式には陣さんと蓮さんが来るって聞いてるんで」

 

「そうなの……一度、顔合わせしておきたかったのだけど……」

 

「蓮さんは店をしてますし陣さんは会社務めですからね……

だったら今日の入学式が終わったら道場に一緒来ますか?」

 

「それも良いけど……私の方の用事がいつに終わるか分からないの……」

 

「そうですか、なら俺の方から今度会いたいって言っておきます」

 

「えぇ、お願いするわ……それよりも、そろそろ行った方が良いわよ」

 

「そうですね、じゃあ行ってきます」

時間を確認した武昭は道場を出て入学式に向かった。

 


武昭が学校に行くと鈴と両親達が来ていた。

 

「よっ鈴、どうも海崙(ハイロン)さん春音(シュンイン)さん」

 

「ちょっと!何で私には適当な挨拶で父さん達は丁寧なのよ!」

 

「だって、店に行けばたまに奢ってくれるし……」

 

「たかだか、そんだけかい!!」

 

「こらこら、夫婦喧嘩は止めるんだ」

 

「そうよ、お父さんの言う通りよ」

 

「んにゃっ!?な、何がふ、夫婦喧嘩よっ……」

顔を赤くした鈴は大きな声を出したが少しずつ小さくなっていった。

 

「おーい、武昭ー」

 

「よう弾、久し振りです、陣さん、蓮さん」

誰かが声を掛けたので見ると弾と両親が来ていた。

 

「久し振りだね武昭君」

 

「そうね、ちゃんとご飯は食べてるのかしら?」

 

「大丈夫ですよ蓮さん そうだ陣さんと蓮さんに聞きたい事があるんですけど、実は……」

武昭は雪子の事を2人に話した。

 

「その篠ノ之さんの言う通りね……私達も一度会わないと考えてはいたのよ……」

 

「お義父さんに頼んで日にちを調整してもらおうか」

 

「えぇ、その方が良いわね 武昭君こっちが決まったら連絡するから篠ノ之さんに、そう伝えてくれるかしら?」

 

「はい、分かりました「なぁなぁ武昭」ん?何だ?弾」

 

「この女の子って……」

 

「あぁ弾は初対面だったか、彼女は凰鈴音って言って俺がコッチの小学校に転校してからの付き合いなんだ。

鈴、彼は五反田弾って言って、俺の幼馴染だ」

 

「あっ、初めまして凰鈴音って言います、鈴って呼んでください」

 

「あぁ、俺は五反田弾、俺も弾で良いぜ」

自己紹介をしてる2人に武昭が声を掛けた。

 

「そうだ鈴、一夏には会ったか?」

 

「いいえ、まだ見てないわ私達も今さっき来たから」

 

「そうか、なら先に教室に行ってるのかもな、確認しに行くか」

 

「だったら俺も行くぜ、じゃあな父さん、母さん」

両親達と別れた団達は自分のクラスを確認に向かった。

 

確認した結果、武昭と鈴が同じクラス弾と一夏が同じクラスと書かれていた。

 

「同じ学校の生徒はいるみたいだけど、顔を見た事あるって位だな」

 

「そうね、まぁ私と武昭は途中からの転校組だしね……(やった!また武昭と同じクラスだ!!)

武昭と話してた鈴は心中喜んでいた。

 

そんな中、弾が一夏と一緒にクラスに来た。

 

「よっ!武昭!鈴!中学生は別になったな!」

 

「あぁ、そうだなって……弾が居るって事は……」

 

「あぁ、さっき武昭と鈴が話してたから自己紹介して直ぐに分かったんだ」

 

「俺も武昭が前に話してたのを覚えてたんだ……それにしても俺だけ別のクラスなんて……。」

 

「まぁ、そっちには弾が居るから良いじゃない」

 

「鈴の言う通りだな、おっと、そろそろ自分の教室に戻った方が良いぞ」

武昭が言うと先生が来る時間が近かったので一夏と弾は教室に帰り、鈴は席に座った。

 


 

始業式が終わって、皆はそれぞれの家に帰宅し武昭が鈴の家族と歩いてる時だった……

 

「はい、分かりました……」ピッ

武昭だけは誰かと電話をしていた。

 

「武昭、どうかしたの?」

 

「あぁ、雪子さんから今日は帰れなくなったから晩飯とかは自分でって言われたんだ」

 

「そうなんだ……じゃあ武昭が良かったらウチの店に来ない?」

 

「え?鈴が良くても海崙さんと春音さんが良いとは……」

 

「ウチは構わないよ嬉しい事は皆で祝えば良いんだよ」

 

「そうね、武昭君はよく来てくれてるから家族みたいなものだし。

そうだ、ついでに、そのままウチに泊まっていきなさいよ、明日は土曜日で学校も休みなんだから」

 

「そうですか……じゃあお言葉に甘えて泊まらせてもらいます。

着替えとかを用意したら店に行きますんで」

武昭は断りを入れると一度道場に戻った。

 

 

 

 

 

 




オリジナルキャラ

凰 海崙(ファン・ハイロン)鈴の父親。
少し茶色の入った黒髪の短髪。

凰 春音(ファン・シュンイン)鈴の母親。
背中まで伸びてる黒髪で出る所は出てるスタイルの良さ。

陣さんは五反田家に婿入りした設定です。
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