彼がISの世界に転生して5年経っており、今は………
「ハァハァハァ 朝の運動終わりだ………」
体を鍛えて終えて縁側で横になった。
「朝飯は昨夜の残りにするか。まずはシャワーを浴びるか……
父さん、母さん、おはようございます……」
彼は浴室に向かう途中に仏間の仏壇に線香をあげた。
実は彼の両親は彼が3歳の時に交通事故に合っていた。
その後彼はシャワーを浴びて朝食を食べ居間で休んでいた。
「さてと、今日は何をするかなぁ………ん?」
「おーい、居ないのかー?」
「あの声は、“アイツ“か 居るぞー鍵は開いてるからー」
彼はチャイムを鳴らした人物に心当たりが合ったので
家内に招き入れると、そのまま居間に来た。
「おっ、こんな朝早くに悪いな“武昭“」
「気にするなよ、お前の両親には世話になってるからな“弾“」
入って来た少年は赤い髪をした五反田弾という人物で彼の両親が武昭の保護者をしていた。
「うちの両親が武昭の両親と同級生だった繋がりだけどな。
それよりも、爺ちゃんが持って行けって」
「あぁ、悪いな。巌さんにも迷惑を掛けて」
武昭は弾から料理が入ったタッパを冷蔵庫にしまうと麦茶を出した。
「おっ、ありがとうな武昭」
「それで今日はどうしたんだ?」
「とくに理由は無くて暇をしてたら母さんに持ってってくれって言われてな」
「そうか、だったら何処かに行くか?」
「そうだな、そうするか」
弾が麦茶を飲み終えたのを確認すると二人は外出した。
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外出した二人は近くの公園で遊んでいた。
「それにしても、武昭って何処か子供らしくないよな」
「まぁ、両親を亡くしてるとどうしてもな……
(俺が一度命を落としてるって話しても信じないだろ)」
「おっ、武昭あそこ見てみろよ」
「ん?どうしたんだ弾」
考え事をしてた武昭が声を掛けられたので弾が指差した方を見ると
同い年位の金髪の女の子が何処かアタフタしていた。
「すっげー! 俺、外国人を始めて見たぞー!!」
「俺もだけど、何か困ってるみたいだな。
弾、ちょっと待っててくれるか?」
弾に断りを入れた武昭は女の子に近寄った。
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その金髪の女の子は両親と日本に来ていたが、はぐれてしまい迷子になっていた。
「どうしたら良いのでしょう?………お父様とお母様に
連絡を取ろうにも、わたくしはこの国のお金を持ってませんし……」(因みに外国語です。)
「あのーどうかしましたか?」
武昭が女の子に声を掛けると英語だったので何処か安堵した様な表情を見せた。