(まぁ、タイトルで予想がつきますが………)
弾から連絡を受けた武昭がセシリアを連れて警察に行くと金髪の男女がおり
それを見たセシリアが慌てて駆け寄ったので女性も駆け寄ると、そのまま抱き締めた。
「お母様!………ご迷惑を掛けて、すみませんでした……」
「良いのよセシリア、貴女がこうして無事だったのだから」
「いえ、実はわたくしはある方に助けてもらったのです」
セシリアが視線を武昭に向けると父親と思われる男性が近寄って来た。
「うちの娘を助けてくれて感謝する……おっと、言葉が通じないか……」
「大丈夫ですよ。日常会話くらいなら話せますので」
「そうか、では再びお礼を言わせてもらおう。娘のセシリアを助けてくれて、とても感謝するよ」
「わたくしからもお礼を申し上げます。」
「いえ俺がした事は、そんな風にされる為じゃないんで頭を上げてください」
セシリアの両親にお礼をされた武昭は何処か戸惑っていた。
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その後、武昭はセシリア達が宿泊してるホテルに連れて来られて
レストランで高級料理をご馳走になっていた。
「別に、こんな事をしてくれなくても良いんですけど………」
「いやいや、私達の大切なセシリアの恩人なのだから、これ位でも足りないよ」
「そうですわ、ジャックの言う通りですわ」
「まぁ、そこまで言われて断り続けるのも悪いんでご馳走になります
けど、こんな料理は食べた事が無いんで、ちょっとマナーがわからないんですけど……」
セ 「そうだったのですか、では、わたくしがお教え致しますわ」
武昭の隣にいたセシリアがテーブルマナーなどを教えてくれた。
「なぁマリー、こうして見てるとセシリアと武昭君はお似合いじゃないか?」
「そうねジャックの言う通りね。」
「お父様!お母様!、何を言ってるんですの!?」
二人の話を聞いたセシリアは大声を出したがその顔は真っ赤になっており
武昭も気まずそうに頬を染めていた。
それから日にちが経ちセシリア達が帰国する日になったので武昭が
見送りに行くとイギリスに来る事があったらいつでも連絡をもらえないかと連絡先を教えてもらっていた。
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セシリアが帰国して数日後武昭は自分の街からバスで20分程離れた街に来ていた。
「えっと……手紙にあった住所はここだな」
武昭の目的地は神社の境内に道場がある場所だった。
「すみませーん、誰かいませんかー?」
「お前、誰だよ?」
武昭が誰かを呼ぶと機械的なウサ耳を頭に付けたアリス風ドレスを着た女性が出てきた。
「はい、こちらの家の方に呼ばれた者ですが」
「あっ、そう。だったら勝手に上がって道場に会いに行きなよ。わたしには関係無いから」
女性は武昭に興味が無く、その場から立ち去った。
「なんだろ、あの人は?まぁ、許可はもらったから上がりますか」
武昭が上がると道場を目指した。