魔法少女リリカルなのは~天を穿つ深緑の狙撃手~   作:グリューン

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エピローグ 機動六課へ…

 

―雨が降りしきる中、俺は墓前の前に傘も指さずに立っていた。

 

 

 

その墓に刻まれている名前は

 

 

 

ラーナ・シールズ

 

 

享年、19歳。

 

 

訓練校の時から、1年間俺とコンビを組んでいた女性だ。

 

だが、彼女はジェイル・スカリエッティが作ったと思われるガジェットと一緒にいた、或いは指揮していた何者かによって殺された。

 

…彼女のことを好きだと気付いたのはあの悲劇が起こる前だった。

 

なのに俺は自分から告白することが出来なかった。

 

彼女を守ることが出来なかった。

 

 

そのことを後悔し続けながら、俺は死にもの狂いで武装隊としての任務をこなし、1年後に航空武装隊へと転属された。その中で偶発的とはいえ、レリックなどのロストロギアを密輸しようとした奴らから確保したりもした。

 

だが件のロストロギア確保の成果からか、階級は三等陸士から空曹長へといつの間にか昇格していた。

 

あの悲劇の後の俺はガンダムマイスターだった時のように他人と上手く付き合いながらも、内心ではテロやジェイル・スカリエッティの一団に対する憎しみでいっぱいだった。

 

あの事件の報告でデュナメスからラーナの傷口と空気中から僅かに疑似GN粒子の反応があったことが明らかになった。そのため犯人を特定しようと調査もしたが、成果はなかった。それに立場上、ミッドチルダを離れることが出来なかったこともあって遠出での調査が出来なかった。苛立ちは積もるばかりだが、それを周りにぶちまける真似だけはしなかった。

 

それにラーナが言っていた『幸せになる』というのは、スカリエッティの一団を全員取っ捕まえてからだ。

 

だが以前だったら容赦なく殺すといっていたが、今はそんな気はさらさらない。

 

多分、ラーナの願いもあるが、違う生き方をするために殺すことを止めたがっているのかもしれない。

 

それでもアリー・アル・サーシェスだけは必ず殺すが…。

 

ってもう奴は死んだんだから言ってもしょうがねえ!

 

今は航空武装隊に入って約一年経ち、三年前に一度会った八神 はやてが設立する機動六課への転属命令が来ていた。

 

そこはロストロギアを保管したり回収したりする部署だ。

 

そしてなのは曰く、ロストロギア『レリック』の回収やスカリエッティの一団を捕まえるための部署という意味合いがあるとのこどだ。

 

 

 

……今の俺にはお誂(あつら)え向きだな。

 

 

[マスター、もう帰りましょう。あまりいると風邪をひいてしまいます。]

 

 

「ああ、そうだな。」

 

 

 

 

 

向かってくる敵は全員……

 

 

 

 

 

俺が

 

 

 

 

 

 

狙い撃つぜ!!

 

 

 

 

 

 

to be continue…




次回から機動六課、つまりStrikers編に突入します。
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