艦隊これくしょん~天使と竜と艦娘と~   作:sinku0004

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執筆をやめた訳ではない・・・・・・


03

雄二とその指揮下の艦娘たちが、この世界に来たのは現在より、1ヶ月程前のことである。

 

雄二はいつも通り、所属する鎮守府の私室で0600に起床した。

 

0700から食堂で本日担当の秘書艦と一緒に食事をとりながら、予定の確認。0800より課業が開始される。

 

0800になり、彼は執務室で仕事を始めた。程なくして、彼の元に複数の艦娘や職員から報告が入った。大本営や他の鎮守府と通信が繋がらないと通信棟から。衛生からの情報を受信できないと指揮所から。周辺海域がおかしいと訓練や哨戒にでた艦娘から。他にも色々な報告が入った。

 

彼は本日の秘書艦、扶桑と共にこの対処へとあたった。通信関連は関係する全ての機器を点検したがは異常は見当たらなかった。これだけでも1300までかかった。その後、昼食をとり周辺海域の調査を行った。

 

「どういうことだ。これは。何一つデータと一致しない」

 

調査は伊勢、日向、扶桑、山城の航空戦艦4名。軽巡洋艦から天龍、神通の2名。駆逐艦から叢雲、不知火の2名。計8名で行った。

 

提督である雄二は指揮所から調査部隊から送られてくる結果を手持ちのデータで検証する。

 

航空写真。島の位置。岩場の位置。深度等どれをとっても海軍が掌握している鎮守府の周辺データと一致しない。

 

ビーッ! ビーッ! ビーッ!

 

その時、警報が鳴り響き、非常事態を知らせる赤色灯が点滅する。

 

「何事だ! 敵襲か?」

 

「お待ちください。確認します」

 

そういうと職員はコンソールを操作する。

 

程なくして指揮所のスクリーンに一つの映像が映し出される。

 

「判明しました。どうやらこれが原因みたいです」

 

スクリーンには鎮守府近海の映像が映し出されている。衛生は使えないので、恐らく艦娘を通した映像だろうと雄二は予想した。

 

映像は普通の海が映し出されていたが、突然、空が歪み黒い穴が空いた。 そしてそこから次々怪物達が現れる。

 

「なんだあれは・・・・竜?」

 

「司令、調査に出ている扶桑から緊急通信です」

 

「繋げ」

 

『緊急事態です。提督』

 

「把握している。突然現れたあの竜のことだろう?」

 

『はい。どうしましょうか?』

 

「ふむ。扶桑、相手の数と出現範囲は?」

 

『正確な数と範囲はわかりませんが、こちらで目視できるのは10体程です。分かれて調査をしている伊勢姉妹と天龍、不知火、さらに哨戒部隊からも同様の現象が起こっていると報告がありました』

 

「・・・・了解。扶桑、現在の装備での戦闘は可能か?」

 

『厳しいですね。調査のため瑞雲をフルで積んでいます。山城と伊勢姉妹も同じです。天龍、神通、叢雲、不知火の4名は護衛のため通常装備での出撃なので戦闘可能です』

 

「了解。少し待て」

 

雄二は所属艦娘で現在即時出動可能な艦娘を調べるため、所属艦娘のリストをスクリーンに映し出す。 

 

「今動けるのは睦月型に白露型、金剛型に古鷹型、あとは赤城と加賀か・・・・・・よし、扶桑」

 

『はい』

 

「全艦に通達。現時刻をもって第三種非常勤務態勢を発令。総員、第一種戦闘配置。すべての艦娘、職員は即応可能状態にて待機。扶桑、山城、伊勢、日向の四名は順次帰港。通常兵装に換装後再出撃。近海の警戒監視を続行せよ。なお、以降相手勢力を竜もしくはドラゴンと呼称する」

 

『了解』

 

「それから絶対にこちらからは攻撃するな。正当防衛のみを許可する」

 

『わかりました』

 

「さて・・・・どうなることやら。もし敵なら・・・・その時は」

 

容赦はしない。と呟き、スクリーンを睨むように見つめる。彼我との距離30km。艦隊は展開しているのは20km地点。現在のままだと10分程で接触する。

 

 

 

 

 

 

非常勤務態勢発令後、鎮守府は慌ただしく動き出す。艦娘達はそれぞれ艤装が保管してある倉庫に。職員達はそれぞれの持ち場へ。

 

発令から20分後、次々と雄二のもとへ報告が飛んでくる。

 

「第一から第四駆逐隊、第三、第四戦闘隊準備完了。なお、一部の艦娘の艤装に不具合が確認されていますが致命的なものはなく戦闘可能です」

 

「重要施設への防衛部隊の展開完了しました」

 

「鎮守府防衛システム、起動完了。いつでも使用可能です」

 

「了解。艤装に不具合のある者はすぐに工廠へ行ってみてもらえ。戦闘時には何が起こるかわからんからな」

 

「了解です」

 

「相手の動きは?」

 

「変化ありません。10分前に20km地点到着後から変化なし。こちらの艦隊とお見合い状態です」

 

「了解。扶桑、艦隊の状況は?」

 

『こちら扶桑。現在、私と山城は装備換装を完了。鎮守府を出発し大よそ15分後展開完了です。伊勢、日向は装備の換装中。空母部隊を鎮守府より10km地点に配置、あと10分程で展開を完了します』

 

「了解。空母部隊の旗艦及び装備、それから竜の展開範囲の特定は?」

 

『空母部隊の旗艦は鳳翔さんです。装備は全員紫電改二や烈風、一部数が足りなく零戦を搭載している者もいますが全員が戦闘機をフルで積んでいます。竜の展開範囲ですが、東、

北、西でそれぞれ出現が確認されています。南方には確認されていません。以上です』

 

「了解。引き続き警戒を怠るな」

 

『了解です』

 

そう言って扶桑との通信を切った。

 

「現在、最も竜に近い位置にいる艦は?」

 

「少々お待ちください・・・・・わかりました。第六、第七、第八駆逐隊が竜を視認できる距離にいます」

 

「旗艦は?」

 

「それぞれ、電、漣、朝潮です」

 

「電に繋いでくれ」

 

「了解です」

 

『・・・・こちら第六駆逐隊、電なのです。本部どうぞ』

 

「こちら本部指揮所。司令の影浦だ。竜たちの様子はどうだ?」

 

『はい。えと・・・当初、相手は私たちを見て戸惑っているような感じでした。ですが今は落ち着いています。異常接近等はありましたが攻撃してくる素振りは今のところありません』

 

「異常接近? 大丈夫だったのか?」

 

『はい。大丈夫なのです。怪我や損害等、異常はありません』

 

「了解。警告は?」

 

『到着後すぐに行いました。現在も継続中です』

 

スクリーンに暁の姿が映る。暁は懸命に警告を発していた。

 

『貴君らは当鎮守府の警戒空域を飛行している。ただちに進路変更し速やかに当空域を離脱せよ」

 

暁の後に続いて響がロシア語、雷が英語で警告を発している。

 

「了解。引き続き警告を続けよ」

 

『了解なのです』

 

そう言って雄二は通信を切った。

 

「空母部隊の展開状況は?」

 

「はい。現在先遣隊の赤城、加賀が目標地点へ到達。待機しています。後続部隊はおおよそ5分で目標地点へ到達。展開完了します」

 

「了解。先遣隊にすぐ発艦するように伝えろ。後続の部隊も到着次第発艦。展開空域、戦力分配は鳳翔に一任する」

 

「了解」

 

それから30分。雄二の元に態勢完了の報告が入った。

 

 

 

 

 

 

 




次回更新日・・・・・未定。
なのはの方もまぁそのうち。


というかまた新作の案が。どれもこれも中途半端だというのに・・・・・
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