ジト目の五月雨さん   作:旅猫AIくん

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投稿します。


五月雨さんと航空戦隊

 

 

 

 

ー呉鎮守府、空母寮にてー

(一航戦)

 

 

 

皆さん、こんにちは。五月雨です。

早速ですが僕はある人に膝枕をしてもらっている。

「加賀さん、めちゃくちゃ気持ちいい~・・・。」

「そう、ならよかったわ。」

 

そう、僕は加賀さんに膝枕してもらってる。

物凄く、ムチムチで柔らかくてすべすべで超気持ちいいです。男だったらもう興奮の域を越えてるね。

今は女だから、ただただ気持ちいいだけだけど。

ただね、気持ちよすぎるせいか眠たいんですよ。

 

寝そう、というか寝る。

 

すでに、意識を手放しそうです・・・・・・。

 

スヤー・・・。

 

 

 

 

 

ー加賀視点ー

 

 

 

コンコンッ、と扉の音が聞こえてきた。

「どうぞ」

すると、涼風が入ってきた。

「あの、五月雨が、あっ、」

「しーっ、」

ひょっこり入ってきた涼風に静かにするようにジェスチャーをする。

「加賀さん、ごめんなさい。」

「いいわ。気にしてないから。」

静かに近づいて、五月雨の顔を覗きこむ涼風。

ホントに仲がいいのね。

「あなたもゆっくりしなさい。今日は何もないでしょう?」

「え、あの、い、いいんですか?」

すると、涼風の肩にある人の手が乗った。赤城さんだ。

「いいんですよ。 ゆっくりしてください。なんなら私が涼風さんに膝枕してあげます。」

すると、涼風を仰向けに倒し、頭を自分の膝に置いた。

「わ、わわわ、赤城さん。きゅ、急にはやめてください!」

「しーっ、五月雨が起きちゃいますよ?」

少し暴れた涼風を一瞬にして硬直させる。

さすがね、赤城さん。

「いいですね。そのままゆっくりしてくださいね。」

そして、優しく頭を撫ではじめた。

涼風も最初は恥ずかしがっていたが、だんだんと目を細め気持ち良さそうにしていた。

暫くすると涼風も寝てしまっていた。

「寝てしまいましたね。」

「ええ。とっても気持ちよく寝ています。」

私達の部屋は2部屋に別れている。和室兼寝室と洋室のリビングだ。

2つとも、誰でも入ってきていいようにはしてある。

今は、2人を和室から洋室のソファに移し、そこで膝枕している。

「赤城さんは、これからの予定は?」

「今日はお休みです。飛龍さんと蒼龍さんが出撃していますから。」

「そう。二航戦の2人なら心配ないですね。」

「瑞鶴さんも出撃しているらしいですよ?」

「心配になってきたわ。二航戦の2人が苦労してないといいけど。」

「あらあら、心配ないって言ってたじゃないですか♪」

「赤城さん、怒りますよ?」

何故、赤城さん達は五航戦を出すのだろうか。

そして、チャチャをいれてくる。頭にきました。

あの子が帰ったら七面鳥にしてあげないといけないわね。

「瑞鶴さんのこと考えてます?」

「ええ、どう料理しようかと。」

「ふふふふふ、それは瑞鶴さんも大変ですね♪」

そんな話が五月雨達が起きるまで続いた。

 

 

 

 

 

 

 

ー別の日 呉鎮守府、本部にてー

(二航戦)

 

 

 

「待ちなさい! 五月雨!」

「うげっ、もう追ってきた!?」

「絶対に捕まえるわよ!」

「勘弁してぇーーーーー!!」

おはこんばんわ、皆さん、五月雨です。

なんか久々な気がするけど、気にしないで。

僕は、そんなことより逃げなければ行けません。

誰かって?

そりゃあ、二航戦ですよ。

 

 

 

スカートとか、ワンピースもってる悪魔からー

 

 

 

 

事は遡ってー

 

 

「はぁぁぁぁーあ。暇だ。」

「五月雨、ここは休憩所じゃないぞ?」

ゴロゴロしてる僕に注意するうちの提督。

因みに、大淀はもう諦めている。

今日の秘書艦は、なんと霞・・・なのだが、

「非番ならいいんじゃないの?」

と、伊達眼鏡をかけ仕事を進めている。

非番の子には物凄く甘いのが霞さんだ。

 

コンコンッ、ガチャ

 

誰かが執務室に入ってきた。

「提督ー。第2艦隊任務終わったよー。」

「これが報告書になります。目を通してくださいね。」

「ご苦労様、飛龍、蒼龍。今日は第2艦隊は休んでくれ。」

「あれ? 五月雨じゃん、どうしてここにいるの?」

飛龍が此方に気づいたのか、覗きこむように此方に来た。

「んー、今日は非番だから暇なんだよー。」

「ふーん、じゃあ、私達とデートでもする?」

何言ってんだこの阿呆は・・・。

「多聞丸に怒られますよ?」

なんて真似して言ってみたら、

「 五月雨はいいの!」

なんて言われてしまった。何故だ。

すると蒼龍が控えめにこう言ってきた。

「私達とは嫌?」

「そうじゃないけど、僕といるより他の駆逐艦と遊んだ方が楽しいよ?」

ぶっちゃけ、僕はそんなに遊びには行かない。

行ってもゲーセンとか本屋でマンガを買ったりゲーム買ったりするだけだ。あとたまに涼風と料理するぐらいか。

「いいの! とりあえず、外出しよ!」

そう言うと飛龍は僕の手を引っ張り執務室から連れていく。

「待ってよ! 外出申請あげてないし!」

「蒼龍がやってくれるわ! 私達は早く着替えましょ!」

うーん、話聞かないのは平常運転だね。(笑)

 

 

そう、ここまではよかったんだ。

ここまでは、問題はここからだったんだ。

 

待ち合わせ場所は何時もの各艦娘寮の前にある広場(僕らはロビーとか言ってる。)に集合だった。

時間通り待ち合わせ場所に来たら蒼龍と飛龍はもう先に来ていたのだが、

「五月雨? なにその格好・・・?」

「え? 何ってジャージだけど?」

そう、着替えるのが面倒な僕は何時もの黒のジャージで来た。

「いやいやいやいやいやいや。」

「五月雨? それは流石に・・・。」

「えー、良いじゃんこれでも」

すると、2人はじとっと此方を一睨みした後、2人で会話を始める。

「蒼龍、これは不味いよ? 出掛ける前にこの子の身だしなみを矯正する必要がありそうだね。」

「そうね飛龍。まずは五月雨を正しい方に導いてあげよう。」

 

え、何。何なの? ジャージで来たら身だしなみを云々言われたんだけど?

別に機能重視で良くない?

何が駄目なの? むしろ男に見られてるからこれが良いんだけど?

 

とりあえず、嫌な予感がビンビンするんでゆっくり後退り、距離を取る。

 

 

「ねぇ、五月雨。お洒落しよっか♪」

2人は結論を出したのだろう。その結論をここ最近見ていないような物凄く良い笑顔で飛龍はそう話しかけた。

 

 

 

 

 

ーそして、今現在ー

 

 

 

 

「五月雨、次はこれね。」

「・・・なぁ、外出ようぜ?」

いつの間にか、前世の口調が出てくるほどに俺は疲れてる。

というか、もうかれこれ2時間だよ。

着て、脱いでターンしてポーズを取るのをただただ永遠と繰り返す作業。

もういいわ! 疲れたわ、阿呆め!

「早く着替えて!」

「もう嫌! 部屋帰る!」

「まだ駄目よ!」

「HA・NA・SE・!!」

 

 

 

 

 

 

ー執務室にてー

 

 

ウワーーーーーーッ!!!

 

 

 

「あらら、五月雨も大変ですね。」

「天罰かな?」

「そうね。それよりさっさとしろこのクズ。」

「ぐすっ、大淀、霞が虐めるー」(。´Д⊂)

「あらら、こっちも大変ですね♪」

 

 

 

 

 

ー呉鎮守府、演習海域にてー

(四航戦)

 

 

 

 

 

 

 

「 さぁ仕切るで! 攻撃隊、発進!」

 

実を言うと、僕は四航戦というのは伊勢、日向達の事だと思っていた。

実際、それで正しいのだろうがそれはそれで戦時中末期のことだと思う。

そして、龍驤の戦時中(というより史実を見た感じ)のイメージは僕の中では南方戦線を中心とした遊撃空母であり、元一航戦の主力空母という位置付けなんだけど。

 

正直、艦娘の龍驤は・・・なんというか、悪友といった位置付けになる。

 

 

 

「五月雨! あとは任せたで!」

「ほいよー。」

 

 

龍驤は空母である。

だが、見た目は駆逐艦にしか見えない。

どの辺が?と言ったらそりゃまぁ、ねぇ?

胸b、

 

ヒュルルルルルルル、カツン、

ドカーンッ!!!!!

 

「こらぁ、五月雨? なんかふざけたこと考えてなかったかぁ?」

「イエ、ナンデモナイデス。」

・・・妙に勘がいいというとこも付随しとこうか。

「何もないならええんや。すまんかったな、誤射してしもうた。」

いや、思いっきり僕のとこにきたんですけど、しかも十数機ぐらい。

まぁ、タブーは口に出すことも心に思い浮かべるのも駄目らしい。

 

僕は龍驤は可愛いと思うんだけどねー。

 

「今度は何考えとるんやぁ? 言ってみ?」

だが、この龍驤は悪口はすぐに勘づく癖に誉められることは全く気づかない残念な奴なのだ。

 

そう、残念なのだ。

「そう、残念なのだ。」

 

「おい、どういうこっちゃ?」

 

「あ、いや、何でもないよ。」(-_-;)

 

「今なら、機銃で許したるで? それでも言わへんの?」

 

「いやぁ、だって龍驤言ったら怒るもん。」

 

「わかった。怒らんから言ってみ?」

 

すると、超至近距離で睨んできた。

いや、ちょっとね、近いよ!?

 

「言え」

 

「龍驤は僕的には可愛いと思ってました!」

 

ああ、言ってしまった。これで助かれば良いな・・・。

 

「な、な、なな、なぁ!?」

 

 

 

結論

 

助かりませんでしたー。(笑)

オワタ\(^o^)/

 

艦載機全部出すとは思わんかったわ。

 

 

 

 

 

 

ー呉鎮守府ー

(五航戦)

 

 

 

 

 

うちの鎮守府・・・52のメンバーがヨーロッパから帰還してから約半年ほど、一通の封筒が送られてきた。

 

送り主は、幌筵(ぱらむしる)泊地所属

第1航空戦隊旗艦、翔鶴。

 

彼女との出会いは約5年前。

 

当時、僕は鎮守府にやっと馴染めた頃でその時、僕は艦隊戦術や運用を全く知らなかったため、提督に無理を言って呉鎮守府の総合教育に入校させてもらった。

その時の同部屋の住居人が彼女だった。

 

 

「はじめまして」

 

互いに簡単に挨拶を済ませ、彼女も僕と似たような感じで入校したくちである。

期間は1年間だけ。長いようで短い共同生活が始まった。

 

 

最初は互いに遠慮がちであったが、徐々にはじめのような遠慮は無くなっていき、よくプライベートでも遊ぶようになった。

翔鶴・・・彼女は一般人から艦娘を志願した身でよくゲームをやっていたそうだ。

その為、互いにウマが合い消灯後もやって当直に怒られたこともあった。

演習で本当に戦闘になり、2人だけで遅滞戦闘と遭難して2日海を彷徨ったこともあった。

今となっては懐かしく、そして楽しい思い出だったと振り替えれる。

 

 

 

 

 

 

拝啓

五月雨様、秋涼の候、如何お過ごしでしょうか?

 

此方は1週間ほどの夏を終え、もう寒い冬を迎えようとしています。

お久しぶりです。私が貴女と一緒の教育を受け卒業したのももう5年も前の話ですね。

私は今でもあの時の思い出を昨日のように思い出します。

色々馬鹿をやったことも今では良い思い出です。

さて、私がなぜこの手紙を送ろうと思ったのか。

 

 

それは、今度私達が呉に遊びに来ます。

具体的には手紙が貴女に届く日なんです。

 

 

 

 

 

「・・・・・・えぇっ!?」

 

 

今日じゃん。

 

 

 

 

 

 

 

ー呉鎮守府正門前ー

 

 

 

「翔鶴姉、髪型変じゃないかな?」

「大丈夫よ、ってそれ何回聞くのよ。もう門前なんだから。」

「で、でもぉ・・・。」

「良いから行くわよ。」

渋る妹の手を強引に引き、門を通過する。

 

「来ましたよ、五月雨さん。」

 

 

ーほどなくしてー

 

 

「久しぶりだね、翔鶴。言ってくれれば、ちゃんとおめかししたのに。」

「おめかしって、どうせ制服に着替えるだけじゃないですか。」

「失礼だなぁ、ちゃんと寝癖も直すし。」

「せめて制服のとこは否定してください。」

思わず、苦笑してしまう、相変わらずだなぁと思ってしまった。

「でさ、そこの七面鳥は何してんの?」

「七面鳥言うなー!」

怒って私の前に出ていく、瑞鶴。

「相変わらず、沸点低いよね。」

「あんたはいつもムカつくわね!」

それから少しの間言い合いが続いていたが、区切りがいいのか、

「それにしても、瑞鶴とこんなに話すのも久々だね。」

「な、何よ急に。」

「いやぁ? 別にぃ~?」

「なんか腹立ってきたわ。翔鶴姉爆撃していい?」

「駄目よ。」

 

 

ー場所は変わって甘味処間宮ー

 

「にしても、どうしてここに?」

気になったのは、そこ。

「実を言うと、ついこの前、北方での作戦が終わったんです。」

あー、確かに由良さんも帰ってきてたしね。

「色々後処理も終わったので休みを貰ったんですけど。」

すると、瑞鶴が説明を繋いだ。

「正直、熊狩りとか、観光とか地域のボランティアも飽きたからそれならって思って。その、迷惑だった?」

とりあえず、最初の狩りは言わなくて良かったと思う。

「全然? むしろ来てくれて嬉しいよ。」

心の内に秘めとくか、ここで弄ったらめんどくさそうだし。

「ほんと? 良かったぁ。」

ほらね。

「まぁ、色々見ていってよ。 今日は非番だし。それに明日も休みの申請あげてくるよ。」

 

そう言って、僕らは間宮を後にした。

正直、僕としても2人が来てくれた事はとっても嬉しかった。

 

 

 

たまには、こういうのもいいものだね。

 

 

 

つづく。

 




ちょっと五航戦は強引な終わりかも。(-_-;)
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