流星のロックマン×ロックマンエグゼ ~願いが希望に変わる時~   作:フレイムナイト

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伯爵
「ぬおーー、納得できない!! なんで私の最後があんななのだ!!?」

フレイムナイト
「それは伯爵をやっつけるよりもアイツの登場のほうが熱斗達にとって衝撃的だったからだ!!」

伯爵
「NO---!!」


第五十三話  Ver.サンシャインマジシャン!!!

「月光魔法、ライジングサン!!!」

 ジャンゴの右手から放たれた小さな光の玉が上空に放たれ、弾けた。

すると、今は夜だと思えない位、周りが明るくなる。

 

「ヌオオォォォ・・・!!!」

 伯爵は思わずマントで目を光から遮る。

 

「これは・・・」

「あったけぇ・・・」

 スバルと熱斗は、その光に心が温まるような気がした。

 

『少年!! ジャンゴの魔法によって今この場には太陽の光が満ちている!! 伯爵の力が弱まっている内に倒すのだ!!』

 オテンコサマがスバルに攻撃をするように促す。

 

「うん!!」

『いくぜ、この吸血鬼野郎!!』

 スバルとウォーロックは伯爵に向かって突進する。

 

「なめるな!! 火の玉!!」

 伯爵はマントを広げ、そこから数発の火の玉が現れ、スバルを襲う。

 

「スバル、危ない!!」

『ウォーロック様!!』

 熱斗とアリエルが叫ぶ。

だがその叫びも虚しく、火の玉は全てスバルに直撃した。

 

 

しかし、その直前、ホープ・キーが光っていることに誰も気が付いていなかった・・・・・・。

 

 

「ス、スバル君・・・」

 力尽き、地に伏せているジャンゴが弱弱しくスバルの名を呼んだ。

スバルの立っていた場所は、火と煙が立ち上がり、スバルの様子を確認することが出来ない。

 

「次はお前だ、太陽少年 ジャンゴ」

 伯爵がゆっくりとジャンゴに近づく。

 

「グッ・・・」

 

 

「ジャンゴ君に近づくな!!!」

『まだオレ達はやられてないぞ!!』

 そこに、火の中からスバルとウォーロックの声が聞こえてきた。

 

「チッ! まだ生きて・・・なっ!?」

「スバル君、その姿は・・・!!?」

 煙が消え、その姿を現したスバルは、さっきまでのナイト・マジシャンの姿とは違っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤茶色のボディに深紅のマントを羽織り、両腕両足に赤い宝石をはめ込んだ黄色いアーマー、太陽を連想させるヘルメットを身に着け、スバルはそこに立っていた。

 

「『クロス・マジシャン、Ver.サンシャインマジシャン!!!』」

 

 

「何!!?」

「サンシャイン・・・太陽の光・・・!!」

『あれは、ジャンゴと同じ太陽の力か!!?』

『キターーーーー!!!』

「新しいクロスマジシャン!!!」

 伯爵、ジャンゴ、オテンコ、アリエル、熱斗が言う。

 

 

「フッ、面白い・・・。 その力、私に見せてみろ!! 太陽の力を使う者よ!!!」

 伯爵は両手を頭上に掲げる。

 

「・・・!! ブラットランスが来る!!」

『ゆけ、少年!!!』

 ジャンゴとオテンコ様が叫ぶ。

 

 

「ブラッドランス!!!」

「HFB、ソル・プロミネンス!!!」

 伯爵とスバルの攻撃が同時に放たれた。

 

伯爵からはスバルに向かって地面から赤い血の槍が、スバルの突き出した手からは赤く燃え上がる太陽の光が放出される。

そして、伯爵のブラッドランスは、スバルのソル・プロミネンスの光に貫かれ、伯爵に向かっていく。

 

 

「ぐあああああああ!!!」

 ソル・プロミネンスが伯爵に直撃し、伯爵の体は火に包まれる。

 

「やった!!」

 スバルは勝利を確信し、握り拳を作る。

 

 

『・・・!!? まだだ!!』

 オテンコサマがそう言い終わらない内に、火の中から伯爵が飛び出し、熱斗に飛び掛ってきた。

 

 

「熱斗君!!」

『ヤベェ!!!』

 スバルはダッシュで熱斗の元に走るが、間に合わない。

 

「せめて、一人だけでも・・・!!」

 伯爵は熱斗を道連れにしようと、火達磨になった体で、熱斗に突進する。

 

「熱斗くーーーーーん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ロックバスター!!!』

 スバルの絶叫が響いた瞬間、熱斗の後ろから一発の弾丸が放たれた。

その弾丸は、伯爵に向かい、伯爵の体を貫いた。

 

「ぐ・・・がぁ・・・・・・」

 伯爵はその場に倒れこみ、そのまま太陽の光の火に焼かれ、消滅した。

 

 

しかし、その場にいた全員が伯爵の最後を見ていなかった。

全員が見ていた者は・・・・・・

 

 

「・・・・・・ロックマン?」

 熱斗は恐る恐る振り返り、後ろにいたダークロックマンと向き合った。

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