というわけで事前に書いてたやつの+文字量を増やしたものです。
「早く答えてよ、司令官」
「・・・いや、そのな、普段からお前に体力をつけろといわれてただろ。だ、だから体力づくりのために筋トレをしていたんだよ」
・・・
「本当かい、司令官?」
「あ、ああ、ほんとうだ。神に誓ってだ。ていうか俺にこの状況で嘘をつくほどの勇気はねえ」
・・・私の思い過ごしだったかな?
しかし、
「じゃあなんで私にじゃなくて皐月になんだい?」
「だってお前はそんなに筋トレしないだろ?ていうか最低でも俺は見たことねえ。だから普段からやろうって誘ってきてた皐月にお願いしたんだ。まあ、その報酬といっちゃなんだが、皐月には出撃や臨時秘書官、臨時第一艦隊旗艦をやらせてやったわけだが」
・・・私だって自主練ぐらいはするけど。
皐月が最近出番が増えてたのも単に司令官の筋トレに付き合っていたからで、出番も司令官とかかわってる艦が自然に多くなることはうなずけるな。
まあ、司令官の言ってることにも一理あるな。
でも、
「じゃあ、なんで私に言わなかったんだい?」
「あ、いや、それは、まあ、照れ臭かったというか。だってお前が運動しろって言うのに大丈夫だ、って言って聞かなかっただろ?なのにやり始めたんだからな」
・・・まあ、私としては不服だが、確かにそうなのかもしれないな。
司令官も妙なところで意地っ張りだしな。
「ていうか司令官はなんで急に筋トレなんてしようと思ったんだい?」
「い、いや、母港の規模も大きくなり、艦娘たちも増えて勤務が激化して来て流石に堪えて来て、おかげでおまえにばっかり負担が増えるだろ?だからお前の負担を軽くするために体力をつけておこうと思ってだな・・・。まあ、なんだ、言わないでやって心配かけてすまなかったな」
・・・やはり私の勘違いだったか。
それどころか私のためと来た。
司令官はだいぶ不器用だな。そんな陰ながらにやらなくてもいいのに。
あとはこれだけ聞けたらいいな。
「それじゃあ別にいいことだけど、なんで私に指輪をくれないんだい?錬度最大は私だけだよ?」
「ん、ああ、そのことか。いや、だって結婚って6月がいいって言うじゃないか?」
・・・///
「し、司令官、カッコカリだよ?そんなこと関係ない。ていうか司令官の中でいろいろと混ざってる気がするよ。大体6月がいいっていうのは結婚式で・・・」
「あ、あれ、そうだったの?でも重婚するつもりないし、カッコカリでも本当でも俺からしたらさほどには変わんないしなぁ」
・・・ほんと、司令官って奴は///
「ま、今回のことは許すよ、司令官♪」
「ん、許される意味はさておき、よかった」
まあ、そうだよな、司令官は初めての建造で私が着任してからずっと私が秘書官、心配するまでもなかったな。
「ところで響、なんであんなに起こってたんだ?何かあったのか?」
「・・・そんなに私は怖かったのかい?別にそんなつもりはなかったんだが」
よかった、司令官の本当の気持ちを知ることができて。
でも後でしっかり指輪はもらわないと。
6月まで待てないよ。
「それと司令官、今度から体力づくりをするなら私が付き合うよ。まず基本メニューで鎮守府を100周ランニングを10セット。それにこの時間帯からなら川内がやーせーん、とか言ってるから生身でその相手をしてもらうといいよ」
「お前は俺を殺す気か!!やっぱり皐月にお願いするわ!!」
司令官もようやく自分の体力が危ないと分かってくれたんだ、徹底的にやらないとな。
・・・やっぱり司令官と笑って話すことが一番楽しいな。
「・・・なんかいい雰囲気なところ悪いけど、ボク達の部屋のドア、壊れちゃってるんだけど?ていうかそのドアがベッドを半壊させてるんだけど」
・・・
「あー、これは今日中には直らんな。もう夜だし」
「・・・」
このあと司令官がこの部屋の皐月と長月を司令官の部屋で寝かせよう(司令官の部屋なら駆逐艦娘の二人ぐらい余計に眠れるでしょ)としましたしたら、響がそれはいいと了承したけど、司令官を夜中ずっと体力づくりさせることになって司令官は徹夜したことは別の話。