IS 千の冬の物語   作:smsm

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番外編です。
ネタ多めに……というよりネタばかりです。


番外編1『なぜなにIS学園』

「あれ、先輩…御波先生はいらっしゃらないんですか?」

 

休日が明けた、月曜日の昼休み。

いつもなら、千冬の隣で手作りの弁当を頬張っているはずの凪がいない。

 

「ああ、麻耶か。御波先生なら、放送室に行くと言っていたが?」

「そうなんですか?天王寺君もなんですよね~」

「……うちの凰も。3年の黛に呼ばれたらしい」

「あ、(リー)先生」

 

会話に入って来たのは1年2組を担任する、(リー) 令々(レイレイ)。口数は少なく無表情なことが多いが、好きなものはお笑い番組らしい。笑うところが想像できない…というのが生徒からの印象だ。

 

「黛さんということは…」

『あー、テステス…マイクテストーマイクテスト』

「……そのようだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

どっか~ん!

 

「「わ~い」」

 

『なぜなにIS学……

 

ちょっと、何するのよ放送部!…何?色んな所から怒られる?

貴女たちだって前回は『オールナイト全時空』なんてやってたじゃない!夜でも全時空でもないクセに!

……やり直し!!

 

 

 

 

 

 

 

どっか~ん!

 

「「わ~い」」

 

『なぜなにIS学園』

 

 

 

おーいみんな~、集まれ~。『なぜなにIS学園』の時間だよ~

 

「おねーさん、おねーさん」

 

どうしたの、うさぎくん?

 

「人…うさぎくんのセリフを取らないで!あと、おねーさんはそこまでテンション高くないから」

「あたし白衣だし、サイズ全く合ってないし…」

(このグラサン…見辛い。あと、全体的に黒い)

 

どうしましたか、黒衣の復讐者さんと説明おばさん?

 

「なんで復讐者なんです?」

「おばさんなの!?あたしまだ10代なんだけど…」

「主人公がその状態だと、先生…最後まで捕まってるんだけど…」

 

おや、このネタが通じるのは御波先生だけですか。

ところで、御波先生の口調ですが、少し変わってますね?どういった心境の変化ですか?

 

「いや、1組の生徒たちにこっちの方がいいと言われただけです」

 

おや、そうだったのですか。てっきりオルコットさんの試合を通して「あの夕陽に向かって走るぞー」みたいな展開を期待していたんですが……。まあ、良いでしょう。私個人としては、親近感が湧いていいと思いますよ。

 

さて、始まりました『なぜなにIS学園』。正式名称「学園放送 presented by 新聞部」。

進行は見事、放送部からジャンケン3連勝を勝ち取った、迫りくる大学受験に戦々恐々としております、3年の(まゆずみ) 薫子(かおるこ)がお送りします。

そして、本日のゲストは

 

「えー、就職を考えている生徒さんは力になれると思います。家の事情で大学受験はしていません、1年1組副担任の御波 凪です」

「え!?そういう感じ?……編入試験は難しかったです、ハイ。1年2組の新入生、(ファン) 鈴音(リンイン)よ」

「…色々あって、高校受験はパーになりました。学園へは強制入学です。……なんか、すいません。天王寺 夏人です」

 

はい、各々の受験の思い出を自己紹介とともに振り返って頂いたところで、次のコーナー。……というか、今回はこのコーナーだけです。

題して、『新入りに聞け!』

あ、尺の都合で天王寺 簪さんと篠ノ之 箒さんの出演及び質問は無しとさせて頂いているので悪しからず。

 

「言うの遅くないかしら…?」

 

外野のセリフは放っておいて

 

「ゲストよ!!」

 

質問がいっぱいあるので、箱から適当に1つ抜き出していく形になります。

では…最初のお便り

なになに~?PN.ジャンさんからのお便り

『御波先生と天王寺君、好きな男性(ひと)はいますか!?』

…ですって

 

「「いません」」

 

この先は?

 

「作りません」

「出来れば女性で…」

 

ふむふむ…。御波先生はワンチャン…と。

 

「曲解かな?」

 

では次。PN.貧乳の総意の器さんから

『鈴音さんの胸部装甲って偽物でしょ?』

だ、そうですが?

 

「…偽って何よ!?本物よ!」

 

今のちょっとした間は?

 

「「装甲に偽物??」」

 

は~い、まるで分かってない男性2人はお静かに。……で、実際は?

 

「ホ・ン・モ・ノよ!」

 

そういうことにしておいてあげましょう。じゃ、次。

 

「その言い方は、確実に誤解を生む気がするわ……」

 

PN.ハルトオオオオオさんから

AV(アークファイブ)でも負け無しだよ、ハルトオオオオオ』

 

あら…これは、放送部の方のお便りですね。私が代わりに答えておきましょう。

 

お便りでも叫ぶ兄さんは嫌いだ……。

 

はい、次。

 

「…………」

「夏人、どうしたの?」

「…何でもない」

 

PN.摩訶不思議アドベンチャーさんからのお便り

『何でも願いが1つ叶うなら、何をお願いしますか?』

 

「やっと、まともな質問が…」

 

で、どうですか?

 

「願いを増やす」

「願いは自分で叶えてこそだと思っています」

「あ、あたしは……無い訳じゃないけど…やっぱり自分で勝ち取らないとね」

 

…………………。

 

「………人生は努力してこそですよ、摩訶不思議アドベンチャーさん」

 

未来ある若者の、素晴らしいコメントに対して俗にまみれたコメントをした御波先生、誤魔化しても無駄ですよ~。

 

「…PN.魔神乗りさんからのお便り」

 

流しましたね。

 

「『いきなり現れた奴らのせいで、愛機がボロボロです。このままでは地球が……』

グレートが来るまで耐えて下さい。そしてグレートも助けてやって下さい。はい、どうぞ」

 

ど、どうも…。

先程のお便り、状況が分からないままでしたが…まあ、いいです。

PN.恋せよ男同士(しんじつのあい)さんからのお便り

『夏×凪か凪×夏かで迷ってます。アドバイスを、本人たちからもぜひ!』

 

「なんだろう、凄く答えたくない」

「同じく」

 

む…ノリの悪い男性陣ですね~。凰さんは、どうですか?

 

「ふぇ!?…………………………………な、夏×凪で…」

「鈴…………」

 

はい、今年はとりあえず夏×凪で頑張って下さい。、PN. 恋せよ男同士(しんじつのあい)さん。楽しみにしていますね~。

 

「「……………」」

 

男性2人が死んだような目をしたところで……あらあら時間的に次が最後になりそうですね。

 

「やっとですか……」

「まともな質問が異様に少なかった……」

「………」

「鈴……俺と御波先生を交互に見ないでくれ」

 

PN.緑髪の美人教師さんからのお便り。……うーん、ちょっと読みづらい字ですねぇ。

こほん。

『で、けっきょく~年上と年下の、どっちが好みなんですぅ~?ていうかぁ~、女性経験とか、あるんですかぁ~?』

………どうやら、随分酔ってらしたみたいですね。御波先生、お答え下さい。

 

「あれ、先生だけ?」

 

確実に御波先生にだけ聞いてますよ、この質問。さあ!

 

「………女性との付き合いは今まで無かったかな。仕事の関係とか、クラスメイトくらいまで……いや、昔はお隣の、年上の女の子と遊んでいたか…」

 

ほほう……。希少種たる異性の幼馴染ということですか?その人とは今、どのようなご関係で?

 

「き、希少種?……今の関係と言われても、中学…10年前くらいに海外に引っ越した以来、会ってないんですよ」

 

ぬう…。ちょっとした昼ドラ展開かなとドキドキしてたのに……。

 

「それ、先生が刺されるパターンじゃ…」

 

今も大して変わりませんよ、このままだと。

 

「え?」

 

え?

 

 

 

 

 

……さて、残念ながらお時間が来てしまいました。367枚ものお便りが寄せられてましたが、9割も消費せず終わっています。

 

「多いな…」

 

8割が男性陣へのお便りでしたけどね。ちなみに、凰さん個人へのお便りは貧乳の総意の器さんだけでした。

 

「あれだけなの!?」

 

更についでに言えば、男性陣への質問の9割が腐向けでした。

 

「「…………」」

 

それではみなさん、また次回も、サービスサービスぅ~

 

 

 

「懐かしい……」

 




さて、いくつ分かったかな?

誤字脱字等のご指摘やご感想、お待ちしております。

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