緋弾のアリア A copy of what those eyes? その瞳は何を写すの? 作:包み焼きハンバーグ
一応最初に言っておきます。『ど う し て こ う な っ た !!』
一話の面影もねぇじゃんこれーーーーーとなってしまいましたが、勘弁してくだせぇ。
作者は悪くないんですよ、ハイ。ただ昨日、モバゲーのトレードで小判8400枚詐欺られたから落ち込んでいるんですよ………………(泣)
気が向いた人は慰めてやって下さい。多分むっちゃ懐きます。
まぁ、それではどぞ!
2.初弾ーーー何気ない日常風景
『努力』
ある目的のために力を尽くして励むこと。ーー国語辞典抜粋
俺は『努力』と言う言葉が好きだ。ただ一つの
ある人は根性論だと言うかもしれないし、そんなの綺麗事だと罵るかもしれない。自分で言うのも何だが、肯定は俺を含む僅かで多分殆どの人は否定するだろう。
『そんなの無理だ』
『出来る訳がない』
『いやだ』
『きつい』
『ダルい』
どれもこれも諦めの言葉で、俺が嫌いな言葉だ。だが、勘違いしないでほしい。何も俺は、こういった言葉全部を否定している訳ではないのだ。
誰だって嫌な事はあるし、キツい時、ダルい時だってある。そんな時は妥協も必要だし、何事にも完璧にこなすなんてそれこそ無理だ。人間なのだから限界もある。
だかしかしだ。俺が言っているのは、あくまでも『自分が限界までやった』事を前提としている。なので、最初から挑戦もしないで諦めろという意味なんかでは断じてない。
俺はそう考え生きてきたし、これからも曲げる気はない。なんだかんだあっても、『これが俺』なんだから…………
ーーーーー
ドォンッ! ドォンッ! ドォンッ! ドォッン!
胸のホルスターから素早く
秒間四発という、セミオートの銃にしては最早達人の領域にまで達しているといっても過言ではないその技術を用いて次々と出てくるターゲットを無言で撃ち抜いていく。
体の神経という神経を集中させ、体の神経を動かすということを自分で意識する。そうすることによって、一時的にスポーツ選手でいうゾーンと呼ばれるまでの集中し、ベストな状態で体を動かせる。
体さえ動かせれば後はこっちのものだ。生まれつき
2.5秒ごとにランダムに出てくる4体のターゲットを眼でしっかりーーそして一瞬で把握し、弾道予測、距離感などを無意識の内に計算し、すぐに発砲。
これが約五分間1セットで、120体ものターゲットの決められた部位によるポイントにいかに正確にーーーそしていかに早く当てられるかがこのトレーニングの目的となる。
ーーーーー
「…………ふぅ」
最後のターゲットを撃ち抜いた後、ブー!! というブザーが鳴り、取り敢えず1セットが終わったんだと認識する。まだ
壁に背を向け、その場に座り込む。さっきのトレーニングで落ちた薬莢がそこらかしこに転がってるが気にしない。そして、横に表示されてあるさっきのトレーニングのスコアを横目で眺める。
『score 24000』
五分間出てくるターゲットの数が120、肩と手を起点にそれから離れていく事に80、50、30、10…………と得点も下がる訳だ。ちなみに肩と手は100点で、俺の得点は24000…………まぁ、つまり満点だ。
といっても、出てくるターゲット全部の肩と手を撃ち抜いたので当然といえば当然なのだが。
まぁまぁかな、と自分で納得しながらも呼吸を整える。取り敢えず胸ポケットにいれてあった特殊な眼鏡を掛け、疲れた体に鞭打ちながらもその場を立ち上がり、近くのベンチまで向かう。
額から滲み出てくる汗を近くに置いていたタオルで拭いながら、俺は携帯を見る。時刻はもう7時になろうとしており、そろそろ
携帯をタオルとその場に置き、深く深呼吸する。こうしてここで
そして今日は3月1日ーーー卒業式だ。
「やっとだな…………」
思わず口から零れた言葉。やっとだ、やっとここまで来た、来れたのだ。ここまで来るのに長かった。色々あった。死にそうにもなった事もあったし、実際心臓を
「あいつも今頃生きてりゃ俺と‥………」
そこでふと気付く、自分が凄い勢いで拳を握り締めていた事が。手からはポタポタ……と血が垂れており、下の地面に軽いシミを作っていた。
いけないいけない、俺はもうすぐで高校生なんだ。こんな事といわれるのも心外だが、武偵としてこれから生きていくにあたって冷静さを欠くような事は避けなければいけない。だが、…………だがそれでも……
「なぁヒカリ……やっと……やっと俺ここまで来たよ……」
だが、それでも‥……いくら引きずるなと言われようとも忘れられる筈がない、忘れられないのだ。頭では理解してる。あれからもう一年たつし、俺は悪くないとみんな言ってくれた。
でも‥………それでもふと思うのだ。
『俺にあの時力があればーーーもしかしたら違う結末になっていたんじゃないか』と。
傲慢だと自分でも思う。諦めが悪く、過去を引きずっているのも自覚してる。だけど、それだけど……!!
「あの頃に比べて力もつけた。日本の中心である
今でも鮮明に覚えている。あの抑揚のない独特な喋り方に、こ洒落たシルクハット。片手にステッキを持ちあの鷹のような鋭い視線…………
「だからさ、見ててくれヒカリ…………今度こそ、あの時誓った約束を果たすときが来たんだから……」
季節は春ーーー4月から高校生になる。
あいつが好きだった桜が咲く季節……一年の始まりの季節……
「俺はやる。それが……例えーー」
法に反する事だとしても。止まらない。止めない。それが例え親友達を傷付けようとも。
そう自分に言い聞かせるように首につけてあるネックレスを握り締める。あいつからの初めての特別な贈り物。14年間生きてきて初めて思った大切な宝物。
そして、あいつとの記念ーーー付き合い始めて初めてのデートで貰ったモノ。
俺にもう春は来なくていい。なにせ俺がやろうとしてることは、武偵…………いや、人間としても最低な事だ。そんなやつに甘い時間なんて来る訳ないし、なによりそんな気も俺にはない。
それよりも、この最初で最後の
迷いはない。この道を選んだことに対しても後悔なんざしてない。
だからーーーそうだから始めようじゃないか。
ーーーーー復讐ってやつをな。
卒業式の準備や高校の入寮の手続きなど色々あるので、俺はベンチから立ち上がり
もう3月なのに、なんだか吹く風がとても寒く感じられた。
一応言っとくと、今回のこの主人公には前世ーーーつまり転生のことを覚えていません。なので、身体能力系しかつかえません、今は。
そして何故にシリアス……書いた俺にもさっぱりだぜ‥……
だが、なぜかシリアスのときのほうが普段より筆が進むのはこれ如何に!
評価、感想は作者の唯一の執筆意欲に繋がっとります。みんな、宜しくね!