【テスト】「サトミタダシ」の店員さん【お試し】   作:秋野よなか

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 お久しぶりです。いいサブタイトルが浮かびませぬ。
 サトミタダシの店員さんは、敵意や殺意にはそこそこ敏感な方ですが、他はそれなりなポンコツ仕様。最早様式美?


女も悪魔も魅了する魅惑の「金貨と宝石」他男三人

 今の自分の姿は、半分……と言うか全身コスプレしたまま歩いているような恰好だ。

 極力恥ずかしさを我慢しながら表通りに出たのはいいが、特にこれと言った目標を決めていなかったので、適当に歩き回る事にした。

 途中具合が悪い人が多いのか、何人かが目の前でよろけたり、何度も凭れかかってこようとしたが、全て倒れる前に掴んで助け起こし事なきを得る。

 柄にもなく善いことをしたとせいで、少々目立ってしまったかも知れない。

 

(逃げる様に人の波に乗って歩いてみたものの、強い視線を感じるのは自意識過剰と言うか、さっきのが原因なんだろうな)

 

 二日酔いのせいにはしたく無いが、やはりもっと早い時間に起きて動いた方が目立ち難く、いくらかマシだったかもと考えながら、昨日よりも人通りの多く感じる通りを進む中で思う事は、昨日会ったタバサさんの髪の色は、何か理由があって染色したものだと推測していたが、どうやら違うかもしれないと先程から擦違う人を見て確信する。

 流石異界で暮らす現地人と言うべきか、道行く人の中に向こうじゃ現れない様な、不自然な髪の色をした人を今も結構な数見かけるからだ。

 

 まあ異界と言ってもタバサさんの話からすると、国どころか大陸サイズもあるから、俺の知る常識と違っても当然と言えばお終いだが、通りには人が行き交い露店が並び、石造りの建物を建て国まで興し、視線を少しずらせば大きな城や高い塔まで見える。

 こうした人の営みが普通に存在している事に、自分の中の異界への認識があっけなく壊され感嘆を禁じ得ない。

 

 これまで入った事のある、異界化した空間の雰囲気とは懸け離れ過ぎて、とても比較は出来ないが、悪寒や醜悪さの欠片も存在しない平穏がここには確かに在り、おどろおどろしい壁やループする通路も無い。代わりに風が吹き空も高く見慣れた風景とは全然違う為、興味深くきょろきょろと辺りを観てしまう。

 まるで海外旅行にでも来た気分だなと、つい呑気な事を考えていると、穏やかな気分をぶち壊す、聞き慣れた接敵を知らせる音が耳に嵌めたイヤホンから伝わり、チッと舌打ち顔を顰め意識を切り替える。

 

(マジかよ!? こんな人の多い場所でエネミーソナーが反応するなんて、街中でも遠慮なく悪魔が襲ってくるのがこっちの日常か!)

 

 シグナルの位置を確認しようと、COMPとコードで繋がる額のゴーグルを反射的に掛け直し、敵の数と相手との距離が表示され瞳に映る。

 

(はっ? 相手の数は二体、右斜め前方二メートル!? 油断した。何処に悪魔が居るのかさっぱり分からん!)

 

 不意打ち勘弁と口の中で毒づき、下手すりゃ周りを巻き込む事になる銃でなく、袖口に隠したナイフに手を掛けたのは良いが、悪魔からは何の反応も起きない。

 それに左右の何処を見回しても、視界内には「それ」らしいモノは見えないままだ。

 嫌でも緊張感が増しそれが最高潮に達したところで、唐突にイヤホンから聞こえる音が沈黙し、そのまま途絶える。

 

「何なんだ? 攻撃もされなきゃ敵意も殺気も感じない。おまけに姿形も見えないと来た」

 

 不審に思うが、ゆっくりナイフから手を離してそう呟いた後、肺に貯まった重苦しい息を全て吐き出し、ゴーグルを額に引き上げる。こんな事は初めてだった。

 取りあえず今迄出会った悪魔の中から、該当する奴が居ないかCOMPを手早く操作しようとしたが、それより早く御者付きの四頭立ての箱馬車が近付いて来たので、仕方なく避けようと二歩ほど後ろに下がる。

 立派な馬車だと見送った所で、再度イヤホンから接敵が知らされ不意打ちに備えたが、また直ぐに音が途絶えた。

 

「……まさか、エネミーソナーの誤作動か?」

 

 またゴーグルを掛け表示された情報から、どうも先程の馬車に反応した風に感じた。

 接敵と馬車との距離もほぼタイミングが合っていたし、それ以外に俺と素早く擦違うモノもおらず、しかも敵の数が今度は四つ、一体や二体でなく隠そうにも目立つはずのグループなのだ。

 流石に四体もの悪魔が固まって動いているのだから、この広い視界の中では透明化でもされてなければ見逃すわけがない。

 そこで頭に浮かんだ答えは馬鹿な考えだったが、潜む悪魔と馬車が一緒になって動いていた……? まさかと思い、試しに馬をアナライズしてみたが、そもそも馬は悪魔では無いので幾らやっても「NO DATA」分かり切った事だが該当なしだ。

 エネミーソナーが当てにできない以上、最悪の場合も想定して仲魔の召喚も已む無しかと迅速に思案する。

 

(だがここで、悪魔を探す為に馬車の中を見せろと止めたりすれば、咎められるのは俺の方だろうし、下手をしなくとも頭のおかしい気狂いに思われるのがオチか)

 

 そこまで考え、自分の思考が妙に物騒な方向に偏っている事に気付く。

 自分の身を守るのは当然だが、こんな人の多い場所で態々悪魔をあぶり出し、徒に騒ぎを起こして狩る必要も無い。

 今はそう言った仕事の依頼も受けて無ければ、漸く訪れた安穏な店舗経営の毎日。

 サマナー家業もお休み中だし、ここが異界の中とは言え一時でも、あの社長からの無茶な命令も早々来ないのだ。

 

(全く、警戒と保身ばかり得意になって、俺は他所の家から借りてきた家猫かっつーの。本当に昔と比べトロくなった。いや臆病になったのか?)

 

 この異界に偶然来る事になり、緊張からかこうして好戦的になっていた己が酷く馬鹿らしく思え、不安定なソフトの起動をOFFにし、後で再起動だなとCOMPから視線を上げる。

 気分を変えようと肩の力を抜いて、脳天に一つの妙案が閃いた。

 

(あれ? ここが異界の地だとは言え、悪魔が居るのは向こうと変わりない。つまりこれってもしかしなくても、断然こっちの方がある意味ではとても安全だったりしないか?)

 

 そもそも暴れ回っている訳でも無い悪魔を、報酬も無しに狩るのは昔と違い今の自分の流儀じゃない。

 COMPを手に入れ浮かれた勢いのまま銃を乱射し、異界化物件を自分本位に吹き飛ばしたお蔭で被った、不公平な数々の命懸けギリギリで凶悪な頻度の依頼の日々、その頃に遭遇した敵との会話で「悪魔を殺して平気なの?」と言われた瞬間感じた衝撃。

 アレは二度と起こしちゃならんと視線を上げ、遠くをみつめる――

 

 

 

 

 

「ねえ、さっきから何ボーっと突っ立ってんの? そこで立ち止まられると邪魔だし、考え事をするならもっと端っこでやってよね。それとも道にでも迷った?」

 

 突然聞こえた声には驚いたが、数瞬かけてそれは自分が対象なのだと気付きゆっくり振り向くと、長いストレートの髪型をした、異界に来て始めてみる黒髪の女性だった。

 そんな自分に対し、やっとわかったのかとでもいう風に、半ば呆れたような表情でこちらを見上げて来る。

 周りから「おお!」と何かに感心したような声が聞こえたが、気のせいだろう。

 

 よく見てみると、昨日会ったタバサさんよりは年上のようだが、意思の強そうな太い眉をした、十分可愛いらしいと思える顔立ちの女の子だった。身長からして中、いや高校生くらいかな? と頭に浮かんだが、こちらにそう言った教育機関はタバサさんの通う学校くらいか?

 

「ちょっと、人が親切に聞いて上げたんだから、何か言ったらどうなのよ」

 

 取りあえずゴーグルを外しながら、相手の武装を確認する。どうやらすぐ分かるような凶器の類は持って無さそうだった。

 自然を装い無言で確かめている自分に、女の子は腰に手を当て口調を強め不満を露わにする。

 こちらの態度が多少気に入らない様子だが、特に怒っている風ではなさそうなので、これは元々の強気な性格の現れなのだろう。

 今度はどよめく声ではなく、パチパチと拍手が聞こえたが、きっと空耳に違いない。

 これ以上相手の気分を害する前に人間観察を止め、軽く咳払いをすると、店に来たお客さんに接客するつもりで応える。

 

「これは申し訳ありません。迷った訳では無いのですが、つい最近此方に来たばかりでして、道を覚えながらこの辺りを回ってみようと考えていた次第です」

 

 帽子を脱ぐ様に被っていたジェ○イ・ローブのフードも取り、軽く目礼をして話し掛けた。

 如才なく答えたはずだと満足しながら女の子の様子を見ると、腰に当てていた手は口元を隠し、更に肩を震わせ俯きだす。

 ……何か対応を間違えただろうかと、顎を掴み方眉を上げる。

 

「ぶっ、くくくっ、随分と、芝居がかってるわね。その似合わない話し方と仕草、私を笑い死にさせる気なのっ! ……はぁ、よし。えっとね、丁寧なのは構わないけど全然似合ってないから、止めた方がいいと思うわよ? お兄さん」

 

 このお嬢さんは、どうやら俺の丁寧な話し方が、思いのほか笑いの壺に嵌ったらしく、指を指しながら腹を押さえケタケタと笑い、これでも必死に堪えているつもり……らしい。

 同時に笑いと囃し立てるような「いいぞー」やら、「もっと言ってやれ」なども耳に届く。

 自分としては渾身のできだと思っていた説明を、この子は俺を肯定するようで的確に貶めながら、更に憐れみを含んだ視線を一瞬送った後に、その瞳まで逸らした。

 

 何故そこまでされるのかと考えた所で、今の自分の格好が「似非ジ○ダイ風」な姿だったと思い出し、忘れていた羞恥心に燃料が注がれ火が灯り、開ききった毛細血管が顔の血の巡りを加速させ、真夏のアスファルトの様に耳が熱を持つ。

 

(うおおおおおぉぉぉ! めっちゃ恥ずかしいぃぃぃっ! 何この今直ぐ叫びだしたい気持ち!)

 

 いっそこの場で殺してくれ、何処かえ去った悪魔よ再び戻って来い!」と願い、頭を抱えその場に蹲る。

 視界が地面に近付く中、「あれは仕方ないな」とか「まだ台詞が気障ったらしいわ」などと、心を抉る幻聴が頭に響き打ちのめされた。

 

 まるで過去、異界で遭遇した女悪魔を、交渉で仲魔に誘おうと自信満々で話し掛けたつもりが、「あなた、私より弱いから無理ね。また出直しておいで」と言われ、可哀想な物を見るような目で結構な額の魔っ貨を恵んで貰った時の黒歴史のようだ。

 

「あーえっと、ほら、さっきの話からするとお兄さんって、たぶん田舎からこっちに出てきたクチでしょ? ちょっと都会の空気に中てられて、つい気取った風になっちゃっただけよね。大丈夫、割とそういう人って羽目を外しちゃって、景気よく飲んで騒いだ後、支払いの時に顔を青褪めたり、仲間内にお金借りたりして周りの女の子の視線で、羞恥に悶えたりしているから」

 

「なんかもの凄く具体的な例を挙げて比較して貰って、自分はまだ大丈夫だ……なんて余計に全く思えないから! まって! その優し気な眼差しは止めて!」

 

 話しぶりから王都在住らしいけど、俺の醜態を見て慌てて励まそうと色々気を使ってくれるのは有難いけど、的確に心の隙間にジャブをHitさせ、開いた傷に塩を擦りこんでくれやがります。

 憐れむ視線から一転、心を折った後の慈母の微笑みはあざとく、まさに飴と鞭。

 若干、そのテク使い方間違ってますよお嬢さん状態だが、将来男を掌の上で転がし手玉に取る、女王的片鱗が今から垣間見えるようだ。

 これで精神抵抗が極端に低い相手なら、「是非豚と呼んでください! ブヒィィィ!」くらい仕込めそうで、背中に冷汗を掻く。

 何故かこのやり取りを見ていたらしい人達から、歓声と御捻りが飛んで来た。解せぬ。

 

 

 

 

 ――何だか良く分ら無いまま御捻りを頂戴し、話し掛けてきた件の女の子と分け合う。

 名前はジェシカと言うそうで、この子が言うには俺の恰好はやはりかなり浮いていたらしい。

 そう言われて今の恰好を一つ一つ頭に思い浮かべていくと、フード付きの厚手のウールコートに、滑らかなベージュ色の布地で拵えた長袖にパンツ、加えて革製の細かな彫金が施された腰のベルトにロングブーツ。

 ちょっと見ただけで誰もが、かなり値の張る仕立ての物ばかりだと分かる拵えだった。

 

 普通の平民が着るには無理があり、それが可能なのは余程の金持ちか商人、はては御忍びの貴族様かと思えば、道の真ん中で可愛い女の子と漫談をし始めるその姿は奇異であり、また話題としてもそれなりに笑いが取れたらしく、この細かい所まで金の掛かった格好も、芸を目立たせる一種の滑稽さを出す為の道具と捉えられたようだ。

 

 全く意図した物では無かったが、もう少し草臥れたと言うか着崩した風合いが出ないと、似たような服装でもTPOが伴わず「浮く恰好」だった事は日本と同じだと理解できた。

 

 そうして世間話を挟んでいると、ジェシカが街を案内してくれる事になったので、色々と聞いて回り、立派な馬車が走っていた場所が大通りらしく、道幅はあまり広く無い五メートルくらいだが、露店の並ぶ中央広場を挟んで遠くに見えた高い塔は、貴族の屋敷が建つブルドンネ街にあるサン・レミ聖堂と、ここ王都トリスタニアの宮殿だと教えて貰う。

 

 貴族の住む街には今の所あまり用がないので、チクトンネ街で店を冷やかし歩きながら普段着を買い揃える為に、ジェシカお勧めの一番の店だと紹介された服屋……と言うか古着屋を尋ねると、新品は種類のない吊り物かオーダーしかなく、下着以外はほぼ中古品ばかりだった。

 流石に中古はどうかと思ったが、中には貴族が一度しか袖を通してない様な一品もあり、たかが服とは言っても、中々面白い品揃えで流石一番の店と感心する。

 

 自分では普通の基準が分からないので、ジェシカに服を選んで貰い、五着ほど作りの良さ気なものを買おうとして、御捻りで手に入った金額では足りないと分かり、念の為に持ってきた宝石を出すと怒られた。

 曰く、宝石は鑑定ができないと、魔法で錬金された粗雑な複製品と天然モノを比べる事が出来ないので、チクトンネ街の普通の店では売買に使えないらしい。

 日本じゃ無理だけど、異界での反応を見る為もあって試したが、ここでも一般的ではなく、基本的に店の支払いに宝石を出せるのはブルドンネ街くらいで、チクトンネ街では事前に換金しておくのがベストだと理解した。

 

「もし店員が何も言わず宝石で支払いができたら、大抵は安く見積もられるか、騙されていると考えた方がいいわね。けど逆に無理難題を押し付けごねる、嫌な客だと思われる場合もあるから、お兄さんは十分気を付けないとダメよ」

 

 と、有難い知識を教えて貰いなるほどと納得し、お礼を言うとジェシカには心底呆れたとばかりに溜息を吐かれる始末。傍で聞いていた店員さんもうんうんと頷き、耳元で「言葉だけのお礼じゃ足りないよ」と囁かれ、目で了解の意を伝えるが、まさに物を知らないお坊ちゃん扱いだろう。

 きっとこの店員の頭の中では、街での買い物の仕方とお金の扱いを女の子に教わる、ダメな大人の図式が出来上がっているに違いない。

 悔しいがこうまでフォローされちゃ反論できん。こりゃジェシカさんには借り一つだな。

 

 そんなやり取りをした後、結局服は一時預かりしてもらい、宝石を換金してから改めて買う事を伝え、宝石を扱っているらしい洒落た作りの店の前に着く。

 

「他にも知り合いで「ピエモンの秘薬屋」って所でも換金してくれるんだけど、昨日から店を閉じてるらしいの。仕入れを頼まれていたのに、やってきたら開いて無くて支払いに困るって、愚痴を零してる人が居たって聞いたわ」

 

「えーと、それは大変だねぇ。あはははー」

 

(ここにもフィレモンさんの迷惑を被った人が居たよ! 仕入れって事は最悪俺が品物を買い取らないと、その人不味いよな。後でそれとなく聞いて支払いを済ませれば、こっちで扱う秘薬の種類を知るいい機会だ)

 

 ジェシカさんが怪訝な顔をしていたが、構わず店内に入り中を見渡す。どうやらタイミング良く自分たち以外の客は居ないようだ。

 では早速と店員の居るカウンターへ行き、持っていた三個の中から一つを取り出し、一言二言話し宝石の由来や出所を聞かれた後、簡易なルーペらしき道具で宝石の鑑定が始まる。少ししてから別の店員が呼ばれ「ディテクトマジック」と言う魔法を使っての鑑定が開始された。

 

(まさか宝石の鑑定に魔法の詠唱が始まるのは驚いたが、魔法が目の前で使われてもジェシカさんの反応を視るに、魔法の秘匿はこの異界では無く、普通に使われている物と判断……昨日もタバサさん何気に「ヒーリング」とか使ってたしな。それにしてもメガネも作られてる上に、ルーペ等の道具に代わる魔法まであるなんて、意外と便利な社会だ)

 

 どうやら天然モノで間違いないと分かり、魔法を使った店員、店長の説明で鑑定料と換金手数料の差額を引いても、一つ三百エキューでどうかと交渉され、昨日タバサさんに聞いた通貨の価値からすると、小粒な宝石一個が一番高い額面で三百となれば暴利だが、それで問題無いと向こうが言うのだし、それ以上黙して語らず笑顔で握手を交わし商談は成立。

 

 傍に居たジェシカはと言うと、最初は隣で一緒に話を聞いていたが、小さめの杖を取り出した店長を見て首を竦め怖々と眺めた後、直ぐに飽きたのかガラスで遮られたケースに納まる宝飾品を見つめ、交渉が済むと支払いの為にカウンターに積まれた金貨に視線を移し、それが袋に納まるまで瞳をキラキラさせていたのが印象深い。女の子は光物が好きだよな、悪魔もだけど。

 

 「是非次の宝石の換金も、当店でどうぞ」と金貨を入れる袋をサービスして貰ったけど、店の出口まで見送ってくる店長と店員二人の、ギラギラした視線を背中にひしひしと感じるのであった。

 

 




 全く話は進んでいませんが、今回は此処まで。
 誤字脱字、感想、ツッコミ等お待ちしておりますが、余り心臓が強くないので、偶々廊下で会った普段それほど会話しない同じクラスの、密かに可愛いと噂される大きなダンボールを持った女子に、「それ重いだろ、持ってやるよ」とさり気なく言う難易度の優しさで、どうぞお手柔らかに……。


 アナライズ:デビルアナライズが正式名称、作中では簡略しています。
 悪魔との遭遇の中で蓄積された、COMP内の悪魔のデータとも比較し、選んだ対象の能力の解析・検索を実行し表示する機能。
 全ての悪魔には相性があり、それを知らずに戦闘行為を行うのは、時としてパーティの全滅をも招く恐れがある。
 ……が、死んで慣れるのも真・女神転生系の醍醐味(?)の一つじゃないかと筆者は思う。
 ただし、悪魔でもゲームの中だけの醍醐味である。

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