俺の清姫が女子力高い系男の娘だったのだが・・・   作:金欠生首

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俺の清姫が女子力高い系男の娘だったのだが・・・

「んぁ・・・朝か」

 

【朝】・・・それは、太陽が顔を出し、生命が活動を始める一日の始まりとも言える時間。

人理継続保障機関・カルデアにある俺のこの部屋にでもそれは同じ事。

俺は歪んだ歴史の修正と様々な英霊達との珍道中で疲れきった体を起こし、今日も歴史の修正に尽力を尽くす為に布団から出ようとした・・・しかし、そんな時にふと下半身に重みを感じ布団を剥がした。

 

「あ、おはようございます。旦那様(マスター)♪」

「あぁ、おはよう清姫。・・・とりあえず、俺の股の間から顔を出すな・・・と言うか、何時からそこにいた?」

 

俺の股の間から可愛らしい顔を覗かせるのはこの前のフランスでの定礎修復の際に会い、そのまま契約を結んだ狂者(バーサーカー)のクラスを持つ英霊の【清姫】だ。

 

「フフ・・・ないしょですわ。「おい。嘘が嫌いな癖に嘘をつくな」そ・・・そんな事より、朝食をお持ちしましたわ。旦那様(マスター)♪」

「あぁ、有難う。ところでその朝食は何処にあるんだ?」

 

見る限り何も持っていない清姫しか見えない俺が飯がどこにあるかと聞くと清姫は答えてくれた。

 

「何処も何も・・・私が朝食ですわ。旦・那・様(マ・ス・ター)♪」

「は?」

 

こいつは何を言っているんだ・・・全く持って分からん

 

「だから、私が旦那様(マスター)の朝食なのですよ」

「いや、ナチュラルに心を読むな」

「フフ・・・。旦那様(マスター)♪」

「なんだ・・・って、うぉ!?」

 

俺が答えようとした瞬間に清姫が俺を押し倒してきた。

 

「清姫! 危ないだろうが!」

「フフフ・・・大丈夫ですわ、旦那様(マスター)♪ 下が布団なのを理解した上でやっていますから♪」

「だからってなぁ・・・んッ!?」

 

俺が清姫を注意し、そろそろ日課である戦闘訓練に行こうと計画していた時に清姫は俺の口を塞いできた。

所詮、『キス』と言うやつだ。

ゆったりと貪るようなキスになすがままにされていたのが尺で引き剥がそうとしたら頭をしっかりとホールドして舌まで絡めてきやがった。

俺は逃げられないと悟るとそのまま清姫が満足するまでキスにつきあう事にした。

結局、解放されたのはそれから3分後の事だった。

・・・ほのかにショートケーキの味がして美味かったと言うのは黙っておこう。

 

「フフ。ごちそうさまですわ旦那様(マスター)♪」

「お前、あくまで朝食を持ってきた筈だろうが・・・」

「あら。そうでしたわ。私ったらドジな人」

「はぁ・・・もう良いからさっさと俺の上から降りてくれ」

「・・・しょうがないですわね。本当はもっと楽しみたかったのですが」

 

少し不満げに漏らしながら俺から降りて横に寝そべると清姫は再び俺の方を見ながら微笑んだ。

 

「ところで旦那様(マスター)♪ 朝の処理は手伝わなくてよろしいのですか? 旦那様(マスター)が望むなら、この清姫は何時でもこの体を、舌を・・・清姫という存在すべてを使ってご奉仕して差し上げますわ」

 

女なら確実に抱いているだろう・・・確かに見目は絶世の美女である俺の清姫だが実は秘密があった。

史実通り巨大な蛇への変身能力ともう一つ・・・ある秘密が

 

「それに・・・私の方が誰よりも旦那様(マスター)を満足させられますわ。殿方の感じる所は・・・私も感じますから」

 

そうこの目の前で顔を赤らめる清姫は男なのだ。

しかし、見た目はどう見ても女そのもの・・・つまりは『男の娘』というやつだ。

その上、料理も上手く家事もこなせる以上に高い女子力を持っている。

正直、女だったら本気で旦那様になろうかと思ってたくらいだ。

 

そんな俺の気持ちも気にせずに俺の槍を撫で、肌蹴ていた服の隙間から俺の胸板を舐め上げる清姫に対して俺は流石に我慢しきれずに清姫に覆い被さった。

 

「へ? 旦那様(マスター)?」

「清姫。そんな事を言うなら・・・本当にしてくれるんだろうな」

「ま・・・旦那様(マスター)!?」

「ほら、シてくれるんだろ? その可愛い口や体を使って」

「そ・・・それは・・・」

 

耳まで真っ赤にしながら恥ずかしがっている可愛い清姫を一通り堪能すると俺は布団から出る事にした。

 

「全く・・・俺をあまりからかうな。ほら、着替えたいから部屋から出てくれ」

「・・・はい」

 

顔を真っ赤にしたままの清姫が部屋を出て行くのを確認してから何時もの様に着替えと身支度を済ませると机の上にサンドイッチの皿が置かれているのに気がついた。

多分、清姫が置いていったのだろう。

 

「全く・・・あいつも馬鹿な事をせずに素直に渡せばいいのに・・・」

 

そう呟いて食べたサンドイッチは前に清姫に話した懐かしき好物の味がした・・・

 

「・・・あいつが本当に女だったら良かったのにな・・・」

 

そんな絵空事と共にサンドイッチを飲み込むと俺は気持ちを切り替えて定礎復元の為に部屋を出た。




・・・一時のノリって・・・怖いですね
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