俺の清姫が女子力高い系男の娘だったのだが・・・   作:金欠生首

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ネタが浮かんだ……ただそれだけだ。
何がしたいのかはオレにも分からん。
言えるのは……一つ。
『深く考えるな』


後輩が俺の知ってる後輩じゃなくなってるんだが……

どうも皆さん、○○です。

突然ですが……助けて。

何からって?

それは……

 

「先輩❤️ あーん❤️」

 

目の前であーんしてくる後輩からです、

あ、待って! 解散しないで! 舌打ちしないで! 本当にマジでヘルプミー!

 

「ふふ♪ 私の手料理は美味しいですか?」

 

美味しいよ……普通に美味しいよ…………でも

 

「美味しいですか……えへへ」

 

いや、ナチュラルに思考読んで喜ぶとか怖いんだけど……まずここどこ?

確かレイシフト終わってから種火回収の為に仮眠室で少し寝てた筈なんだけど……ここどう見ても個室だよね?

 

「あ、ダヴィンチさんが『時間あるから仮眠じゃなくてキチンとした睡眠を摂らせておいて』と言っていたので私の部屋に運んだのですが……もしかして、嫌でしたか?」

 

ここは後輩の部屋だったのか。

部屋にはないレディ特有の甘い香りがするわけだ……正直、清姫の匂いがしないから自室じゃないとは分かったんだけど。

あれはもうあれだよ……嗅ぐタイプの愛の妙薬だよ。

部屋に帰るだけで安心する。たまに……というか一緒に戻る時以外は清姫本人もいるからマジで天国……というかね、部屋に入って早々に清姫が胸元に抱きついて顔をスリスリと擦り付けてくるんだよ。

そして深呼吸してから

 

『お帰りなさいマスター。……あの、もう少しマスターの匂い嗅いでもいいですか?』

 

って、上目遣いで聞いてくるんだよ。もう好きなだけ嗅いでくれって感じだよ。最初の頃に他の女性サーヴァントの匂いもしてるかもしれないけど怒らない?って聞いたら

 

『マスターの匂いが一番強いのであまりしませんよ。あぁ、臭うと言う意味ではありませんよ。それに……他の女性に好かれる程の魅力のあるマスターを独り占め出来るのですから少しくらいじゃ怒りませんよ』

 

って、言うんだよ。もうそこからは互いの匂いを堪能してじゃれあってまぁ魔力供給するんだけどその時の顔がまたこれが……ってか、清姫って犬っぽいよね。鬼ヶ島の時も犬発言してたから首輪着けてもいいよな?ってか、つける。つけてずっと撫で続ける……今度何処かで首輪手に入れてこよ。

 

……っと、話が脱線しすぎたな。

そっか、後輩の部屋か……そろそろ本題に戻ろう。

え? 最初から後輩ってわかってて助け求めただろうって?

まぁそうなんだけど……なんで助けて欲しいかって言うとな

 

ーあの……後輩ー

 

「はい。何ですか先輩?」

 

ーなんで俺ー

 

「どうかしましたか?」

 

ー縛られてんの?ー

 

「それは……先輩が悪いんですよ」

 

……Why,Why,Why,Wh--y?

 

「私に色んなはじめてをくれたのにあんな蛇と結ばれるなんて」

 

……え? てか、言い方言い方

 

「なんで清姫さんなんですか……清姫さんは男じゃないですか」

 

……女性なんだけどね。なんやかんやで男の娘で現界したけど女性だよ。それと滅茶苦茶可愛い。

 

「先輩って……そっち系だったんですか?」

 

ー違うよ!? 好きになった清姫がたまたまそうだっただけでー

 

「もしかして、アストルフォさんやデオンさんにも手を出してたり……」

 

ーしてないよ!?ー

 

「本当ですか?」

 

ー本当だよ!?ー

 

「先輩は自分の子供とか見たくは無いんですか?」

 

……子供か……サーヴァントとは出来ないだろうけどもし出来たら……きっと可愛いんだろうなぁ。

 

「先輩……清姫さんとだと同じ性別同士……その機会は無いですよ」

 

ー知ってる。それを覚悟の上で好きなんだー

 

「……私は先輩との子供……欲しいです?」

 

ー……え?ー

 

「だから……」

 

ーちょっとタンマタンマ!! 俺には清姫がいるから!!ー

 

「でも、同性同士だと出来ないこともたくさんありますよ?」

 

ーそれでも清姫を裏切るような事は出来ないー

 

「私はデミサーヴァントですから子供も出来るかもしれませんよ? それでも?」

 

ーそれでもー

 

「私の身体を好きにしていいんですよ。女性だから清姫さんにはないここも……ここも使えるんですよ?」

 

ーそれでも俺は清姫を選ぶー

 

「何時でも何処でも先輩のお願いだったらなんでも聞きますよ?」

 

ーなんでも?ー

 

「はい。なんでも」

 

ーだったら……ー

 

「先輩……!」

 

ーこんなこと、止めてくれないかなー

 

「え……」

 

ー後輩……いや、マシュはここから外に出た事無いんだっけ?ー

 

「はい。レイシフトを含めなければカルデアから外に出た事はありません」

 

ーじゃあさ。もし人理焼却を防げたら外に出て……街にでも遊びに行ってきなよー

 

「……」

 

ーきっと、色んなはじめてが待ってるしきっといい出会いにも巡り会え「ません」……ー

 

「先輩は私にたくさんのはじめてをくれました」

 

ーさっきも言ってたねー

 

「草原の爽やかさ。海の香り。雲一つ無い青空……全て先輩が教えてくれました」

 

ーすぐに戦闘になることが多かったけどなー

 

「それでも……私にたくさんのはじめてをくれたのは事実です。だから、これからもたくさんのはじめてを先輩から受け取りたいんです。これから先……死ぬまで一緒に」

 

ー……ー

 

「だから……」

 

ー……悪いけど、死ぬまでは無理かなー

 

「……」

 

ー……だから、これからも先輩後輩として仲良く「嫌です」ー

 

「……決めました。やっぱり蛇なんかに先輩を渡したくありません。先輩は、私が守ります」

 

ー……気持ちは嬉しいけど遠慮した\ガァン!/…ヒィィッ!?ー

 

「先輩は清姫さんの魅了に掛かって騙されているんです。私が先輩をお守りします」

 

ー魅了か…確かに清姫は可愛いからな……特に夜なんて\ガァァンッ/ー

 

「先輩。これからは安心してくださいね。清姫さんにこんなこと辞めさせて先輩を元に戻してみせます!」

 

ーいや、騙されて無いからね。相思相愛だからね!ー

 

「だから……先輩」

 

ーん?ー

ハイライト無いんですけど!?……怖ぇぇぇぇぇ……

 

「先輩はもう任務の時以外は部屋から出しませんから」

 

ー……は?ー

 

「えへへ♪ 先輩と一緒♪ ね、先輩♪」

 

ーいや……あのー

 

「もう離しませんよ……私だけの先輩♪」

 

せめて、目に光を灯しながら言って欲しい……

 

「先輩♪ セーンパイ♪ 先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩先輩……センパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイセンパイ……」

 

ーヒィィィィィ!?ー

れれれ令呪を持って命ずる!! 清姫!! 助けてぇ!!

 

「転身火生三昧」

ー清姫!!ー

「……チッ」

 

「助けをお求めになりましたねマスター!」

ーありがとう清姫! 愛してる!!ー

「まぁ……マスターったら」

「清姫さん……先輩をこれ以上弄ぶのはやめてください」

「弄んでなんていません。真剣に愛し合っているんです。マシュさんこそ……何をなさるおつもりでしたの?」

「先輩を蛇から解放してあげようとしてただけですよ」

「……」

「……」

「シィャァァァァァッ!!」

「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

ー誰か……ー

 

「流れ弾でクーフーリンが死んだ!?」

「この人でニャシー!」

 

ー……誰か!ー

 

「お? 喧嘩か! 盾の嬢ちゃんもやるじゃねぇガフッ!?」

「飛んできた破片がキャスターのクーフーリンに当たったぞ!?」

「この人でな「まだ死んでねぇよ俺!?」」

 

 

 

 

 

ーこの拘束ほどいてぇぇぇぇぇ!!ー




シリアスは無理だったぜ(キラッ★
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