Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
特撮ヒーロー・ウルトラマンが世に出てから50年になるこの年
しかし、メビウスを最後に新たなウルトラマンは世に出ていない
そんな時代設定です
第一章:第一話
皆さんにはこの世界は何色に見えていますか?
大抵の人にはカラフルに映っているだろう。
でも僕の目には・・・モノクロにしか映らない
2年前に父さんが死んでから世界は変わってしまった
いや
変わったのは僕か・・・
父さんが死んだという現実が僕を変えてしまった。
僕は、何事にも無関心になってしまった。
父さんがいないこの世界で、何に興味を持てばいいのだろうか。
僕は父さんが大好きだった。
父さんの話を聞くのも、その日の出来事を父さんに話すのも。
でも、もう父さんはいない。
通り魔的犯行らしい。犯人は未だに捕まっていない。
でもそんなことはどうでもよくなっていた
犯人が捕まったところで父さんは帰ってこないのだから。
朝。それは1日の始まり
いつもは7時に目覚ましをかけているのだが
「朝よ。早く起きなさい」
母さんの声が、2階の僕の部屋に届く
携帯で時間を確認すると
「7時半・・・」
少し寝坊をしたようだ・・・
寝間着から制服に着替え、リビングに降りていく
「おはよう。寝坊なんて珍しいじゃない」
「・・・父さんの夢を見てた」
「・・・・・・・・・そう」
母さんは特に追及もせず
「さっ、早くご飯食べちゃいなさい。もう少ししたら桃耶君来ちゃうよ。」
桃耶が来るのは8時前後。ちょっと急がないとな
朝飯を済ませ、顔を洗い、歯を磨いているところで
ピンポ~~~~ン!
「
もうそんな時間か
「桃耶君来たよ!」
「ふぁーい」
身支度は完璧。家を出る前に日課を・・・
「父さん、行ってきます。」
「お待たせ」
「おしっ!行くか!」
こいつは片野桃耶。小学生の頃からの親友。僕が唯一心を許してる存在。
父さんが死んだときも、こいつがいなかったら僕はどこまでも心の闇に堕ちていたかもしれない。
「突然ですが問題です!」
「本当に突然だな」
「今年2016年は何の年でしょうか!」
「・・・・」
分らん。分るわけがなかろうよ。
「答えは・・・ウルトラマンティガ20周年だろうが!!」
お察しだろうか、彼はウルトラマンオタクだ
「・・・・」
「なんだその反応は。今年は超メモリアルな年なんだぞ!」
「と言うと?」
「マン50周年&ジャック45周年&ティガ20周年&コスモス15周年&メビウス10周年なんだぞ!!」
なぜお前が胸を張る・・・
「大抵が俺らが生まれる前の作品じゃん。全部見てんの?」
「当たり前だろ!特にティガは好きなんだよ。スーツのカッコよさもあるけど、ストーリーがいいんだよな!
好きな話は、30話の《怪獣動物園》。これはな怪獣の在り方を問う話でな。怪獣も人間と同じ生き物であるということを訴えかける話なんだ!後はな・・・・・・・・・」
桃耶はウルトラマン、特にティガの話になると熱暴走してしまう。
そんな彼と登校するところから1日は始まる。
でも、そんな日常の崩落がすぐそこまで近づいていることに誰も気付かない。
処女作になるので、温かい目で見ていただければ幸いです(笑)
亀更新にならないようにしていきます!