Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
「委員長」
アスカ先生の言葉で大切なことに気づいた僕は、教室に戻ると真っ先に委員長に声をかけた
「放課後、話があるんだけど・・・」
さっきあんな態度をとってしまったので、なんて言われるかと思ったが
「いいよ。私も礼堂君に話があったから」
放課後
僕は屋上で委員長を待っている
(許してくれるだろうか)
そんなマイナスの事ばかりが浮かんでしまう
その時、ドアが開き委員長がやって来た
「ごめんね、先生からの頼まれごとがあって
待った?」
「いや、全然・・・」
お互いに沈黙してしまう
「・・・」
「・・・」
謝ることがこんなに難しいことだなんて思わなかった
(でもここは男を見せなきゃ!)
「「ごめんなさい!!」」
「「えっ?・・・」」
「どうして委員長が謝るの?
ひどいことをしたのは僕の方なのに」
「私だって礼堂君にひどいことをした・・・」
委員長が何をしたというのだろうか
「決死の思いで戦ってきた礼堂君に怒っちゃった
勝ち負けなんてどうだっていいの!
私は礼堂君に傷付いてほしくなかっただけなの
前に怪獣になって礼堂君を傷つけた私が言えたことじゃないけど・・・」
(そんな事を思っていたのか・・・)
「僕の方こそごめん!
せっかく心配してくれたのに冷たく突き放しちゃって
今まで何とか勝ててたことに調子に乗っちゃってたみたい
だから初めて負けたことが悔しくて、周りを見れてなかった
こんなにも近くに僕のことを信じて、支えてくれる人がいるのに」
「礼堂君・・・」
「僕は今まで一人で戦ってると思ってた
でも僕の周りには僕を支えてくれる沢山の人がいる
これからはそんな人達を守るために戦っていきたい
勝つために戦うんじゃない、守るために戦うんだ」
「私のことも守ってくれるの?」
「あたりまえじゃないか!」
「ありがとう」
僕たちは二人とも笑顔になっていた
ついさっきまでギクシャクしていたとは思えないくらいに
ダークライブ!
ゲランダ!
昨日と同じ場所にまたゲランダは現れた
「委員長逃げて!」
「いや、ここで見てる」
「なんで?」
「だって守ってくれるんでしょ?
それにちゃんと見ておきたいの、もう一つの礼堂君の姿を」
僕は頷き、振り向き、ギンガスパークを手にする
「礼堂君!」
委員長が僕を呼ぶ
「なに?」
僕は振り返らずに返事をする
「いってらっしゃい」
「いってきます」
ウルトライブ!
ウルトラマンギンガ!
「ギンガーーーーーーーーー!!」
ゲランダと対峙する
(もう昨日みたいなことにはしない!)
ゲランダは急に口から火の玉を吐き出した
僕はそれをそのまま受け止める
「礼堂君!!」
僕は顔を少しだけ委員長の方に向け、小さく頷いた
そして目線をゲランダに戻した
(守る人がいるだけでこんなにも戦う勇気が湧いてくる!)
そしてギンガスパークに意識を集中する
ウルトライブ!
ウルトラマンコスモス!
「コスモーーーーーース!」
僕は変身してすぐに右手を上に揚げて
体の色を変化させ、コロナモードになる
「はっ!」
こっちに向かってくるゲランダの腹に蹴りをきめ
「だーーーっ!」
怯んだところにパンチを喰らわせる
後ずさったゲランダはまた羽を広げ空へ飛んで行った
僕は体をギンガに戻し、空を見る
《ミチル、まさか!》
「やるよ、ギンガ!」
地面を蹴り空へと飛び立つ
《また無茶をするつもりか!》
「大丈夫!僕に考えがある」
ゲランダが見えた
ギンガの体のクリスタルを白く発光させ、右腕から光の剣が出てくる
「ギンガセイバー!」
その光の剣をゲランダに向けて振り下ろす
「はぁーーーーー!」
ギンガセイバーでゲランダの右翼を切り落とし
下した腕を上に揚げ、左翼を切り落とす
ゲランダは悲鳴を上げながら下に落ちていく
「よしっ!」
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怪獣と礼堂君が空に飛んで行ってしまった
また昨日みたいに無茶をしていないか心配になってしまう
その時、怪獣が空から降って来た
「きゃっ!」
すごい揺れだった
「礼堂君は!?」
すると目の前にウルトラマンがゆっくり降りてきた
―――――――――――――――
ゲランダはもう逃げれない
このまま決着をつける!
「本当の戦いはここからだ!」