Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
ウルトラマンアグル
今、自分の目線の先にいるウルトラマンは両腕を下に下ろし僕の方を見る
「ギンガの他にもウルトラマンが?」
《そんな筈はない
私以外に、他のウルトラマンにライブできるものなんて・・・》
「でも実際に、目の前にいるじゃないか」
そう目の前にいるのだ
本来、テレビの中の存在であるウルトラマンアグルが・・・
アグルが近づいてくる
《ミチル、気を付けろ》
「でも敵を倒してくれたんだよ?
きっとライブしてる人はいい人だよ」
それに僕のピンチを救ってくれた
悪い人な筈がない
そう思ったのも束の間
アグルの手から光の玉が放たれ、僕の胸に直撃した
「うぁぁ!」
そのまま僕は倒れてしまう
アグルはどんどん近づいていき、最終的には僕の目の前まで来た
そして僕の首を掴み持ち上げた
《ミチル!》
「ダメだ、力が入らない・・・」
先程まで、戦いをしていて自分の体力ギリギリのところまでもっていかれた
そんな状態で応戦できる訳がない
僕は必死にアグルの腕を掴みながら
「なんでこんなことするの?
さっきは僕を助けてくれたじゃない」
なおも手を緩めることないアグル
「僕たちは同じウルトラマンじゃないか
だったら一緒に戦おうよ
僕たちが戦う必要なんてないよ」
アグルは僕を地面に叩き付けた
「がはっ!」
全身に激痛が走る
「ダマれ」
アグルから声が聞こえた
「おマエとイッショにタタカうリユウがどこにある
オレはおマエがニクい
そのテイドのチカラでウルトラマンをナノるな!」
アグルはそう言いながら、右手から光の剣を出現させる
「それにおマエをタスけたワケじゃない
おマエをシトめるのにジャマだっただけだ」
アグルは右腕を引く
そして僕を突く瞬間、咄嗟に足をアグルの腹に当てそのまま後ろへ投げた
すぐに立ち上がり構えるが、もう体力が持たない
そんな中アグルは額の前で腕をクロスさせ、頭部に青い光が集まっていく
(このままじゃやられる!)
僕は両腕を横に広げ、腕を顔の前に持っていき屈むような体勢をとる
そして両者とも頭を突き出すような体勢になり
「フォトンクラッシャー」
「フォトンエッジ!!」
同時に光線を放つ
しかし光線が拮抗することはなく
アグルの光線が僕に直撃する
「くぁは!!」
僕はなんとか耐えようとするが、体はもう限界を越えていた
そのまま僕は力なく倒れた
僕が最後に見たのは黒い光に包まれ消えていくアグルの姿だった
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「貴重なスパークドールズを!!」
エクセラーの前に一人の男が現れる
「貴様、なぜアパテーを倒した!
あのままにしておけば、礼堂ミチルは敗北していた!!」
エクセラーは男に対して憤慨していた
しかし男は
「あのタイミングがベストだった
俺の存在を知らしめるにはな・・・」
そして
「それに、面白くない」
「なに?」
「あいつは俺の手で倒す!必ずな」
そう言い残し、男は立ち去った
「いかがしましょうかエクセラー
なんなら私が奴を処理しても・・・」
「その必要はありませんよ」
「え?」
「気が変わりました
もっと彼に自由にやらせましょう」
そしてエクセラーは一体のスパークドールズを手に取る
「これを使う日も、そう遠くはないかもしれませんね・・・」
不気味な笑みを浮かべながら、エクセラーはスパークドールズを見つめる
彼が見つめていたのは
最強の闇にして邪神
ガタノゾーア