Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
目が覚めると、そこは自分の部屋だった
体中が痛い
(やっぱりあれは、現実だったのか)
僕は、突如出現したウルトラマン・アグルに敗れた
圧倒的な力で、一方的に・・・
全快の自分でも勝てたかどうかは分からない
'これで終わりじゃない’そんな気がする
ふと、僕のお腹あたりが重いことに気付く
目線を下げると
「・・・委員長」
そこには僕のお腹を枕にして寝ている委員長の姿が
なんとなく頭を撫でてみる
「んっ」
そんな可愛らしい声とともに、少し口角が上がった気がした
5分程撫で続けていると委員長と目が合った
どうやら起きたらしい
「やぁ、おはy」
続きを言うことはできなかった
僕は、委員長に抱きしめられていた
「よかった・・・」
「・・・ごめんね」
「ごめんなさい、取り乱しちゃって・・・」
「いいよ、委員長の気持ちは凄く伝わったから」
「なんか恥ずかしいな」
あの後僕は、しばらく委員長に抱きしめられていた
「そういえば、僕はどうして家に?」
「片野君がミチル君を運んできてくれたの」
「桃耶が?」
「うん。ミチル君がやられるのを見ていて、すぐに駆けつけてくれたんだって」
「そっか。それで桃耶は?」
「ミチル君をベッドに寝かせたら帰っちゃったの
'ミチルにはヤナセがついててあげな
今のミチルにはヤナセの力が必要だ’って言って」
「そう・・・」
僕たちが付き合っているのを察したのかな
でも桃耶には感謝しなきゃな
それから何度も敵は襲ってきた
襲ってきては、あの謎のウルトラマンもやってきた
時にはニセダイナ
またある時はダークメフィスト
やはりウルトラマン型にしかライブできないみたいだ
気になるのは誰がライブしているかということだった
分かっているのは、僕に恨みを持っている人の仕業だということ
そして奴は言った
「そのテイドのチカラでウルトラマンをナノるな!」
これがすごく引っ掛かる
ダークライブ!
イーヴィルティガ!
その音声とともに、また奴が現れた
今度は怪獣と一緒ではなく、一人で
しかも僕の目の前に
僕がこの道を通ることを知っていたかのように
ウルトライブ!
ウルトラマンギンガ!
僕もライブし、イーヴィルティガの前に現れる
「君は一体誰なの?」
「・・・」
返答はなし
(本当に戦うしかないのかな)
そんなことを考えていると
「フッ!」
イーヴィルティガは腕を横に広げ、そのまま前に持ってきてクロスさせる
僕は迎え撃つべく瞬時にティガへライブした
ウルトライブ!
ウルトラマンティガ!
そして腕を前に出し、左右に開いていき
僕はL字型に、イーヴィルティガは逆L字型に腕を組み
「イーヴィルショット!」
「ゼペリオン光線!!」
二つの光線が放たれた
――――――――――――――
雫が丘町境
一人の青年が町の中を見ている
「やっぱり中には入れないか・・・」
《特殊なバリアが張られているようだ》
「どうにかできないか?」
《外部からの干渉に非常に強くできているようだ
壊せるなら、君の力でもうとっくに壊せている》
「そうだよなぁ・・・」
《内部からの干渉なら或いは・・・》
「けど、町の人間が気付くか?」
《それはないだろうな。その為のバリアだ》
♪♪♪
《おい、携帯が鳴っているぞ》
「あぁごめん」
「もしもし。そっちはどうだった?
・・・やっぱり同じか
ということは、この町は半球状のバリアで全面覆われてることになる」
《(この科学力、まさか・・・)》
「・・・分かった。引き続き頼んだ。」
「さて、一旦戻るか」
《そうだな、戻って体制を立て直そう
進之介》