Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
ダークライブ!
ゴルザ!
「さぁ少年。自らの感情に従え・・・」
暗い。とても暗い。
でも、とても居心地がいい。今の僕にとっては・・・
黒い感情が今の僕を支配している
「僕がこうなったのは、僕の所為じゃない!
周りが悪いんだ!みんなが僕を腫物に触るように扱うから!
僕は悪くない!僕は悪くない!!僕は悪くない!!!僕は
悪くない」
意識がはっきりしてきた。
目線がかなり高い。
ビルのガラスに映る自分を見て驚愕した
「これって、桃耶が大好きなウルトラマンティガに出てくる怪獣ゴルザじゃないか」
でも、そんなことはどうでもよかった。
僕は求めた、変化を・・・・・・・破壊による変化を
潰れる家々、踏み均される道路
僕の通った道が更地になっていく
快感だ
さぁ蹂躙しよう、この町を
この雫が丘を!
どれくらいの時間暴れたのか分らない
覚えてない
でもすごく気分がいい
僕と父さんを切り離したこの町を
僕の父さんを殺した犯人を
僕を哀れんだこの町の人を
絶対に許さない
その時目の前に、ローブの男が現れた
「少年の力は、予想以上だ!彼の予測を凌駕している」
彼?誰のことだ?
「私もこの町の破壊に協力しよう。君と行動を共にしていれば、面白そうだ。」
すると男は懐から僕に渡したものと同じ短剣のようなものを出した。
けど色が違う。彼のは赤い短剣だ
そして怪獣のおもちゃを取り出し、短剣の先に怪獣の足をつけた
モンスライブ!
メルバ!
男の姿はいつの間にか、怪獣・メルバに変わっていた。
「さぁ少年!共に行こうではないか。変化の先へ!」
父さんが祭られている場所だ
「死んだ者を祭るっているのか。くだらん」
「・・・」
「弱いから死ぬのだ。弱いものを祭ってどうする」
「・・・」
弱い?父さんは弱いから死んだの?
「この世は力がすべて。力がない者は、力のある者に従っていればいいのだ」
父さんは力がないから死んだの?
「そうは思わぬか、少年」
「・・・」
父さんは、いつでも僕と母さんのことを考えてくれてた
「お前と母さんの笑顔のために、俺は生きてるんだ!」
父さんはよく言っていた。
こんなことを言える父さんが弱い?
そんなはずない!
父さんは僕の誇りだ!
そんな父さんが天国で安心できるような人間になるって決めたのに
父さんが死んだ現状に甘えて、何もしてこなかった。
父さんが死んで悲しい。でも、父さんが笑顔でいれないのはもっと悲しい!
今からでも遅くない
僕は
変わるんだ!
「死した弱き者たちに居場所などいらん」
メルバが父さんの墓を踏みつぶそうとする。
「そんなことさせない!」
僕は、自身の尻尾をメルバに叩き付けて霊園から離した
「うがっっ」
メルバが倒れる
「少年!」
「ダメだよ!やっぱりこんなことは!
確かに僕は変化を求めてた。でも、これは僕の望んだ結果じゃないよ!」
「ならば・・・この町を消す前にお前を消してやる」
メルバが目から光線を出した
「くはっ!」
もろに直撃してしまった
あまりの衝撃に倒れてしまう
「少年、威勢だけは1人前だな。だが実力が伴ってないな」
倒れてるゴルザを足で踏み、至近距離で光線を放ってくる
「っっっく!」
もう声も出せないくらい痛い。
でも、諦めない!
僕は変わるんだ!父さんに自慢できるような人間になる!
そんな時、男から渡された短剣が光を放ち
黒色から銀色に変わる
「こ、これは?」
「まさか、この少年が封印を解いたのか。」
その瞬間、僕は光に包まれた。
なんだこの光は。すごく明るくて、すごく温かい
「?」
上の方から何か降りてくる。
「人形?」
僕はその人形を手にしようとすると
<いいのか?>
「・・・」
<もう戻れなくなるぞ>
「いいよ。僕は僕を変えるために一歩踏み込んだ。
この光と一緒なら、なんでもできる気がする!」
<アイツと同じだな>
「アイツ?」
<いいだろう、君になら私の力を託せそうだ>
「ああ、よろしくな!」
<君の名前を教えてくれないか?>
「僕の名前は・・・・・ミチルだよ」
<いい名前だ。さあミチル、掴め!人々を守る力を!光を!>
僕は光に手を伸ばす
光が収まり視界がもとに戻る
「なんだったのだ、今の光は」
「余所見してる場合?」
「?」
僕はゴルザの超音波光線を至近距離でメルバに当てた
「なに!?」
メルバが僕から離れる
「じゃあ今度は僕の番だね。」
僕は銀の短剣・ギンガスパークからそれを出す
「少年!まさか!」
「いや、僕たちの番かな
行くよ!ギンガ!」
僕の運命が動き出した
ウルトライブ!
僕は変われたかな父さん
《やっと変われたな》
そんな声が聞こえた気がした
ウルトラマンギンガ!
僕の姿は、神々しい光に包まれている。
徐々にその光は収束していく
そこに現れたのは
赤と銀のボディ、頭部・胸部・両手足のクリスタル
まさしく光の巨人
ウルトラマンであった。
なんか、急展開すぎる気もしますが(笑)
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