Legend of Galaxy~光満ちたその先に~   作:takanist

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ここからいよいよ最終章になります



最終章~闇と光、新たな希望~
最終章:第一話


辺り一帯を闇が覆う

さっきまで太陽が出ていたのに、もう真夜中のようだ

そして僕の目の前には邪神が鎮座ましましている

僕の心には恐怖心しかない

(怖い・・・)

実際に目にすると本当に恐怖以外の感情が出てこない

でも、あの中には桃耶が捕らわれてる

(どうやっても助けなきゃ!)

 

「さぁ、貴方は友達もろとも私を倒せますか?」

「・・・」

 

(どうやって助け出せば・・・)

そう考えているとガタノゾーアの触手が僕を突く

「くぅっ!」

僕は姿をネクサスからギンガに戻し

「ギンガスラッシュ!」

技を放つが

(全く効いてない・・・)

直撃はしたものの、微動だにしていない

(桃耶を助けて、尚且つガタノゾーアも倒すなんて・・・)

しかも桃耶は、もうライブすることができない

邪神を倒せる力を持っているのは僕だけ

 

「悩んでいますね?」

「!!!」

「勝利を取るか、友を取るか

 勝利を選べば友は助けられず

 友を選べば私を倒すことは叶いません

 まぁ貴様程度の力ではどちらも成しえませんけどね!!」

 

(いや、なんとかするしかないんだ!)

 

僕は全身のクリスタルを青く発光させ

腕を胸の前でクロスし、回しながら横に持っていく

その腕をL字型に組み

「ギンガクロスシュート!!」

光線を放ち、直撃する

ゆっくりと腕を下す

けどそこには無傷のガタノゾーア

(やっぱりダメなのか?)

 

カラータイマーが点滅しだす

大分、エネルギーを消費し過ぎた

(もうこれまでなのか・・・)

ガタノゾーアの触手が僕の両腕を掴み、僕の身動きを止める

(そうか、僕の力はこの程度なのか・・・)

僕は自分の力に失望した

みんなを守るとか豪語していたわりに、この程度の力しか出せない

 

 

「自らの無力さを思い知りなさい!!」

ガタノゾーアから紫色の貫通レーザーが僕の体を貫く

「っっっ!」

触手が僕の腕から離れていく

僕はそのまま後ろに倒れてしまう

僕が最後に見たのは、体中から黒い霧を出しているガタノゾーアだった

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

「ミチル・・・」

今俺の目の前でギンガが倒れた

カラータイマーは点滅もしなくなり、クリスタルや目からも光が消えた

(もうダメなのか・・・)

 

「さて邪魔者もいなくなりましたので始めましょうか」

エクセラーのその声をきっかけにガタノゾーアは体から黒い霧を発生させた

「何をする気だ?」

「闇ですよ。世界を闇で覆い、私の望む世界にするのですよ」

「お前の望む世界ってなんだ?」

「世界を覆い人を覆い、人の心の中の闇を解放させ

 人間同士で殺しあってもらう

 そして下等生物のいなくなった世界に私の帝国を築く」

「お前!!」

「私は自らの手を汚さずに済み、世界は勝手に崩壊していく

 こんなに素晴らしいことはありませんよ!」

「お前、人間をなめるなよ」

「ん?」

「確かに誰でも心には闇がある、でも闇があるから光もある

 闇が大きくなっていくのなら、それ以上の光で照らしてやればいい

 人間にはその力がある

 お前みたいな奴には一生分かんないだろうけどな」

 

 

 

 

 

《だ・・・k・・・・た・s・・・・・》

「えっ?」

俺に誰かの声が聞こえた

エクセラーには聞こえていないようだ

(俺以外にも誰か捕まってるのか?)

俺は周りを見渡した

「ん?」

かなり奥の方で一瞬何かが光った気がする

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

周りが暗い、何も見えない

これが闇

(そうか僕は負けたんだ・・・)

僕はガタノゾーアに負けた

手も足も出なかった

これが力の差

(もうダメだ、この世界は終わりだ)

 

 

 

 

 

 

「ミチル君!」

 

 

 

「はっ!」

声が聞こえる

凄く聞きなれた声

 

 

「ミチル君!」

レナの声だ

(どうしてレナの声が?)

 

 

「お願い!立ち上がって!」

レナの声を聞くだけで、少し力が湧いてくる

僕は力を振り絞りその場に立ち上がる

「レナ!!」

 

 

「あなたの力が必要なの!」

そうエクセラーに立ち向かう力を持っているのは僕だけなんだ!

なら僕がやるしかない

僕が諦めちゃいけない!

 

僕の周りが少しずつ光で照らされていく

 

「みんなを守って!」

僕の力でみんなを守らなきゃ

桃耶を、レナを、母さんを、学校のみんなを、町のみんなを

僕が

 

 

 

 

 

 

 

 

守るんだ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

倒れていたギンガが突如光りだした

「なんだ!?」

エクセラーも驚いている

その光がどんどん強くなっていく

光が強すぎて目を瞑ってしまう

 

 

 

 

 

目を開けるとそこには、さっきやられた筈のギンガが立っていた

「ミチル!!」

帰って来た!

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

「なぜ立ち上がるのですか!!」

「僕にはやるべきことがある

 守りたい人がいる

 守りたいものも守れなくて、何がウルトラマンだ!!」

「なんだと?」

「僕はもう諦めないし、負けない

 人の光を甘く見るな!」

 

 

その時僕の前に一体のスパークドールズが現れた

「見たことない、ウルトラマンだ・・・」

《これで、ビクトリーを除くウルトラ10勇士全員にライブ可能になったな》

「ウルトラ10勇士?」

《ウルトラマンティガからウルトラマンビクトリーまでの10人をウルトラ10勇士と言うんだ》

「そうなのか

 で、このウルトラマンもその一人?」

《そうだ、M78星雲・光の国の若き戦士》

僕はそのスパークドールズをギンガスパークに当てる

 

ウルトライブ!

《その名は・・・》

 

ウルトラマンゼロ!!

 

 

 

 

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