Legend of Galaxy~光満ちたその先に~ 作:takanist
「ウルトラマンゼロ?」
《そうだ、彼の名はゼロ
M78星雲・光の国の若き戦士、そしてウルトラセブンの息子だ
頭のゼロスラッガーがその証拠だ》
「これかぁ・・・」
僕は頭のゼロスラッガーを撫でてみる
「目の前の邪神をお忘れではないですか?」
その言葉の直後に、触手が僕に向かってくる
僕が両手を広げると、頭のゼロスラッガーが手元に飛んでくる
それをしっかりと握り、触手を切り裂く
「ゼロスラッガーアタック・・・」
セロスラッガーを手元から離して、頭に戻す
「貴様!!いい気になるな!!」
今度は複数の触手を僕に飛ばしてくる
僕は大きくジャンプしながら
「エメリウムスラッシュ!」
額からの光線で僕に向かってきた触手を次々と打ち落としていく
ガタノゾーアの背後に着地すると同時に、自分の体を炎で包み
「ストロングコロナゼロ!」
体を赤色に変え、モードチェンジする
エクセラーからの攻撃が来る前に、右の拳を前に突き出し
「ガルネイトバスター!」
炎状の光線を放ち、直撃させる
「うっっ!」
エクセラーが怯んでいる間に、体を青い光で包み
「ルナミラクルゼロ」
青いゼロにモードチェンジする
すると
「まだまだですよ!」
今度はより多くの触手が僕に迫る
僕は目の前にゼロスラッガー状の光を出現させ
「ミラクルゼロスラッガー!」
その光を無数に分裂させて、全ての触手を切り裂いていく
そして超高速移動しようとした時に
「あっっ!」
いつの間にか触手が僕の足を掴んでいた
そのままガタノゾーアの前の方に飛ばされてしまった
背中から地面に叩き付けられて、しばらく動けないでいると
また両腕を触手が掴み、上空に持ち上げていく
「まだ抵抗しますか?」
エクセラーが僕に聞いてくる
「僕が諦めるわけにいかないないじゃないか
君に勝たなきゃ、誰も守れない
守りたい人を守り切るまで僕は諦めないよ!!」
「では貴方の決意を、粉々に打ち砕いて見せましょう」
直感した
(また、あの紫色のレーザーを放つ気だ)
僕はまだ負けるわけにはいかない!
「よく言った!少年!!」
その声がした方を見ると、空に穴のようなものが開いていた
その穴から、光の刃が出てきて僕を掴んでる触手を切り落とした
僕は、なんとか体勢を立て直して地面に着地する
「なんだ!?」
エクセラーが驚いている中、空の穴から銀色の鎧を付けた光の巨人が現れた
その巨人は僕の目の前に降りてきて、鎧が消えた
その姿は上半身は青、下半身は赤、肩と胸にある銀の装甲
そして頭にある二つのブーメラン
そこにいたのは今の僕の姿と同じ姿
「あなたは?」
「俺か?俺は・・・ウルトラマンゼロ」
(本物のウルトラマンゼロ?)
ゼロは僕の方に手を差し伸べて、僕はその手を取って立ち上がった
「お前なぁ・・・」
ゼロは呆れたように言葉を続けた
「俺の姿をしながら、押されてんじゃねぇよ」
「はぁ・・・」
「なんか複雑な気持ちになるだろ」
(もしかして、ちょっと面倒くさい人なのかな・・・)
「それにしても、本当に他のウルトラマンにもなれるんだなぁ。初めて見たぜ」
ゼロは僕をジロジロ見ながらそう言った
「ギンガの事、知ってるんですか?」
「知ってるも何も、探してたんだよギンガを」
「探してた?」
ゼロはおもむろに自分のカラータイマーに手をかざすと、光の球が出てきた
その球が僕の元に来た
「手を出しな」
そう言われた僕は、球の下に皿になるように手を出した
するとその球が消え、中から二人の人が現れる
「探したぜ、ギンガ!!」
《ヒカル!?》
(ヒカル?)
「ギンガ、もしかして・・・」
《あそこにいるのは、ウルトラマンビクトリーことショウ
そして、礼堂ヒカルだ》
「礼堂、ヒカル・・・」
僕は二人を地面に下ろして、ライブを解除する
「ウルトラゼロディフェンダー!」
ゼロは盾を取り出し、ガタノゾーアの攻撃を防いでいる
「俺が時間を稼いでるから、さっさと用事を済ませな!」
「やっと見つけたぜ、ギンガ」
《ヒカル、心配をかけたな》
「本当だぜ」
「おいギンガ、そいつは誰だ?」
《彼は、この世界に飛ばされた私を助けてくれた恩人だ
名を礼堂ミチルという》
「「礼堂?」」
《この世界における、礼堂ヒカルの息子だ》
「俺の・・・?」
僕はそのやりとりを傍で見ていた
そして目が合う
「父さん・・・」
分かってる。違う世界だし、僕の記憶の姿よりだいぶ若いけど
やっぱり僕は、父さんにまた会えた感動で全く動けなかった
《ミチル?》
「なんか全く実感湧かないけど、俺の息子なんだよな?」
僕は静かに頷く
「そうか・・・」
すると父さんは僕に近づいてきて
「ギンガを助けてくれて、ありがとうな」
そう言いながら頭を撫でてくれた
「!!!」
僕は涙を流してしまった
「えっ!?俺、変なことしちゃったか?」
「違うの、昔よく頭を撫でてくれたなと思って・・・」
「そろそろ加勢してくれないか?」
ゼロの声が聞こえる
まだ防いでいるが、確実に押されてきている
「ヒカル、ミチル、俺は先に行くぞ!」
ショウさんはそういうと槍のような形をした変身アイテムとスパークドールズを取り出し、ライブサインを読み込ませる
ウルトライブ!
ウルトラマンビクトリー!
ゼロの横に赤と黒を主調として体にはV字型のクリスタルが付いているウルトラマン・ビクトリーが現れる
「あれが、ビクトリー・・・」
「ビクトリウムエスペシャリー!」
するとビクトリーは全身のクリスタルから光弾を連発して、応戦をしだした
「ミチル、一緒に戦おうぜ!」
「言われなくてもそうするよ」
「頼もしいな」
僕と父さんは二人でギンガスパークを握る
「行くぜ!ミチル!!」
「ちゃんと着いてきてよ、父さん!!」
ウルトライブ!
ウルトラマンギンガ!
「「ギンガーーーーー!!」」