Legend of Galaxy~光満ちたその先に~   作:takanist

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今回で一応の最終回を迎えます


   :第五話

「「ギンガビクトリー!!」」

 

 

 

「なんかこの空間にもう一人いるのは、変な感じだな」

「確かにな」

今、僕と父さんとショウさんは同じ空間にいる

「なんかミチルの戦い方がヒカルと似てるな」

「そうか?」

「なんとなくだけどな」

父さんとショウさんの会話をすぐ傍で聞いている

「さすが親子ってとこか?」

「やっぱ実感湧かねぇな」

「まぁ、違う世界だしね・・・」

 

「貴様ら程度に、私の野望は止めさせませんよ!!」

エクセラーの言葉を聞き

「残りの会話は、戦いが終わった後にしようぜ」

父さんは会話を切り上げる

 

ガタノゾーアから黒い霧が現れ、僕らを包み込む

「闇に呑まれろ!!」

 

 

「「ウルトラマンメビウスの力」」

「「「メビュームシュート!!」」」

十字を組んだ腕からメビウスのメビュームシュートを放ち、闇を払う

 

 

「なんだと・・・」

「もう僕たちは迷わない!

 もう心を闇に染めはしない!」

「俺たちの世界は俺たちで決める

 お前に支配される筋合いはないぜ!!」

僕らの中の光がどんどん強くなる

「人には不可能を可能にする力がある

 それは心があるからだ

 心があるから人は成長し続けることができる」

「お前には心がない

 その時点でどっちが勝つかなんて目に見えてんだよ!!」

「黙れ!!

 そんな矮小なものなど私の闇の前では無に等しい!!」

「本当に小さいかどうか、その身で確かめてみるといいさ!」

 

 

ゼロは左腕を横に伸ばしポーズを決めた後、腕をL字型に組む

 

父さんはブレスレットの回転盤を回しボタンを押す

「「ウルトラ10勇士の力」」

そして十字型に腕を組む

 

エックスは両腕を左後方に持っていき、同時に右足を軸にして左足を回して

腕を胸の前でX字にクロスした

 

「シャイニングワイドゼロショット!!」

「「「ウルトラフュージョンシュート!!」」」

《「ザナディウム光線!」》

 

三つの強力な光線がガタノゾーアに直撃する

「くぅぅっ!この程度では!」

耐えるガタノゾーア

「「「「《はあぁぁぁぁっ!!!》」」」」

全員が同時により力を籠め光線を放ち続ける

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光線が止み、みんながガタノゾーアを見ている

「成程、これが人間の力ですか・・・」

エクセラーの声が聞こえる

「ですが、忘れないでくださいよ

 私は必ず帰ってきます、もっと強大な力を持って」

「もう僕たちは負けない

 お前が強い力で来るなら僕らは、それ以上の力で迎え撃つだけだ」

僕はエクセラーの言葉に強く反論する

「では・・・楽しみにしてますよ・・・」

その言葉を最後にガタノゾーアは霧のように消え去り、同時に空を覆っていた闇も消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いは終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「父さんたちは、いつ元の世界に帰るの?」

変身を解いた僕たちは、そんな会話をしていた

「ここに来れたのはゼロの力だからな・・・

 ゼロ、どうだ?」

「今日だけでかなりの力を使っちまったからな・・・

 エネルギーの回復に一日は欲しいな」

「だってさ・・・」

「じゃあ時間はあるね、父さん!・・・」

僕は父さんとしたいことがあった

 

 

 

 

 

 

「久しぶりだな、テントで寝泊まりなんて」

「父さんは、したことあるの?」

「一時期、世界中を旅してたからな。時には野宿とかもしてたさ」

「この世界の父さんもそうだった

 よく世界旅行をしてたって母さんが言ってた」

「どの世界でも、似るもんなのかもな」

父さんは優しい笑顔で僕に答えた

「そうだ、父さんとギンガの出会いってどういう感じだったの?」

僕は父さんに問いかけてみた

「じゃぁ俺の話をした後に、ミチルの話も聞かせろよ

 俺とギンガが出会ったのは・・・」

父さんはどこか嬉しそうに語ってくれた

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

「あいつら、わざわざテント張って寝泊まりなんて・・・」

「久しぶりの親子水入らずなんだからいいじゃないですか」

俺はショウさんと一緒に寝転がって星を見ながら話している

「ヒカルはビックリしただろうな、年の近いやつが息子なんて」

「ま、違う世界の存在なんだしそんなこともありますよ」

「お前は随分と楽観的だな」

「なんか星空を見てたら、細かいことなんてどうでもよく感じちゃって

 ミチルがまた親父さんと会えて嬉しそうにしてるなら、それでいいかって」

「随分と友達思いなんだな」

「親友ですから」

なんだかゆっくりとした時間が流れる

こんな時間は久しぶりに感じた気がする

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

翌日、僕は桃耶と、父さんとショウさんとゼロのお見送りに来ていた

「じゃあな、ミチル」

「・・・」

「どうした?」

また父さんが僕の前からいなくなってしまうと思うと涙が溢れてくる

「・・・」

父さんはそんな僕に近づいて

「泣くなって、男だろ?」

そう言いながら頭を撫でてくれた

「俺は、ミチルに笑って見送ってほしいな」

僕は涙を袖で拭って、顔を上げ

「うん!!」

「よし、いい笑顔だ!」

《ミチル》

ギンガが僕を呼ぶ

「なに?」

《君には非常に感謝している、短い間だったがとても世話になった》

「それはこっちのセリフだよ、君と出会えたおかげで僕は変われたんだから」

《だから、礼と言ってはなんだが・・・》

僕の胸の辺りが一瞬光った

「これは?」

《私の力を少し君に残しておく

 もしまたこの世界を闇が覆ったとき、その力で大切なものを守ってくれ》

「ありがとうギンガ!」

 

 

「もう行っちゃうんですね、ショウさん」

「あぁ、元々俺たちはこの世界の住人じゃないからな」

「もっとお話ししたかったです」

「今度会えたら、また話そうぜ」

「はい!!」

 

「そろそろ時間だ、行くぜ!」

ゼロはそう言いながら空にワームホールを開く

そしてゼロは手を地面に置き

その手にショウさんが乗る

父さんも乗ろうとして、ふと僕の方に振り返る

「ミチル、一つ聞きたいんだけど・・・」

「なに?」

「お前のお母さんってどんな人だ?」

どうやら父さんは、異世界とはいえ自分の奥さんが誰なのか気になるようだ

僕はちょっとイタズラ心が出てきた

「母さんはとても優しくて、和菓子が得意で」

「・・・」

父さんの顔がちょっとづつ強張っていく

「旧姓は石動っていうんだけど・・・」

そう言うと

「えっ!?それって・・・」

「ヒカル、行くぞ!」

ショウさんが父さんの腕をとってゼロの掌に乗せる

「ショウ待てって!

 ミチル、お前のお母さんの下の名前ってm・・・」

「ゼロ!父さんたちをよろしくね!」

「任せろ!!」

そしてゼロが飛び、ワームホールに近づいていく

「え、ちょっ!ミチル!?」

父さんのその言葉を最後にゼロ達はワームホールに入っていき、消えた

「お前、最後の最後に親父さんにイタズラって・・・」

「いいじゃない、父さんも気になってたみたいだし」

 

 

「ミチルくーーーーん!」

遠くから僕を呼ぶ声が聞こえる

「レナ!」

見るとレナがこっちに走ってくる

「はぁ、はぁ、はぁ」

「大丈夫?」

「はぁ、大丈夫!」

息を整えたレナは僕の目を見て

「終わったんだね」

「うん、終わったよ」

「よかったぁ」

レナは深く息を吐いた

「じゃ、これからデートね!」

「えっ、これから!?」

「約束したでしょ?」

「したけど・・・桃耶!」

「俺は知らねぇよ。二人でラブラブデートをしてきな!」

「さっすが片野君、分ってる!

 ほら、ミチル君行くよ!」

レナは僕の腕をとって歩き出す

「ちょっと待って、レナ!」

レナの赤くなってる顔を見て、笑みがこぼれる

 

 

 

 

 

青い空、白い雲

レナの綺麗な黒髪

木々の緑

こんなにも世界はカラフルだったことを、ギンガと出会う前の僕だったら気付かなかっただろう

でも僕は変わった

これからはこの世界を黒一色に染めないように頑張っていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

暗い路地を歩く金色の異形の姿

「ん?」

足元には、これまた異形のもの

「あ、、あ・・・」

どうやら死にかけているようだ

金の異形はそれを拾い上げた

「君が噂の・・・」

異形は目を金の異形に向けた

「あ、、なた、、は・・・」

「ふっ」

金の異形から息が漏れる

「ははははははははは!!」

金の異形は狂ったように笑う

「もう一度、私にチャンスが舞い降りたか!

 私は最強の駒を手に入れた!」

金の異形は拾い上げた異形をもう一度見る

「今一度、私の頭脳を世に知らしめる時が来たのだ!

 この私、蛮野天十郎の頭脳をな!

 あははははははははは!!」

 

 

 

 

悪意は今一度少年たちを襲う

 

 

 

 

続く




現在、続編を鋭意制作中です
みなさん、楽しみにしていてください!

次回作からは、扱う作品数を増やしていくので
今以上に慎重に用語などを扱うことにもなるので
おかしな点などがあれば、報告や注意などをよろしくお願いします


次回作の投稿日はまだ未定ですが
年内にはなんとかあげたいと思っています!
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