外が暗くなり、月が見え始めたころ..........。
ここは、クラリネス王国·王城。
........コンコンコン.....。
白雪がゼンの寝室の扉を叩く。
白雪 ゼン?起きてる?
少し扉を開けて部屋の中を覗いてみる。
ゼンは、椅子に座り、本を読んでいた。
ゼン .....ん?白雪か?
読んでいた本を隣の棚におく。
ゼン 入っていいぞ。
とゼンに言われてゼンの寝室に入る白雪。
ゼン どうした?こんな夜中に.....?
椅子に座っていたゼンは、立ち上がって、不思議そうにこちらをみてくる。
白雪は、少し顔を赤らめながら言った。
白雪 一緒に寝たいなぁ....なんて思って、ダメ?
少し首を横にしてゼンを見つめる白雪。
するとー、顔を真っ赤にするゼン。
それを見て、すぐに言い直す白雪。
白雪 べっ別に変な意味じゃなくて、ただ単に一緒にいたいなぁと.....。
ゼン あっあぁ.....。
シーン...と静まり返る部屋。
ゼンは、ベッドに座り、左手で真っ赤になった顔をかくし、右手で
ベッドをポンポンと叩いた。
白雪はそれを見て、少し顔を赤らめ、横に座った。
そのまま、離れていた距離を縮めて手を重ねてくる白雪。
ゼンは、白雪と指と指を絡めて、ただ窓から月を眺めていた。
.......トン.....。
急に右肩が重くなってビクッとなるゼン。
バッ...とよこを見ると、白雪が肩にもたれかかっていた。
自分から、こっちに来ることがほとんどなかったから、少し心配していたが、
スヤスヤと寝ている白雪を見て少しホッとするゼン。
そして、........少したって、ゼンがウトウトしはじめていた時だった。
........コンコンコン.......。
木々 ゼン、入るよ?
木々が扉をを開いた.....。
唖然とする木々に首を傾げるゼン。
ゼン ......ん?どうした?
ウトウトしていたゼンは、寝ぼけているのか、白雪のことを完全に忘れていた。
やっと目がさめて、ハッとなるゼン。
白雪のことを完全に忘れていたゼンは、顔を真っ赤にした。
すぐに、白雪を横にして、布団をかけ、話しを戻そうとした。
ゼン ......で?なっなんのようだ?
しかし、動揺は隠しきれなかった。
木々 えっ....あっ....イザナ殿下より、伝言を預かってまいりました。
ゼンの初めてみる姿に少し驚く木々。
ゼン あぁ.....それで?
木々 明日中に、王室にくるように だそうです。
なんでも、ゼンに、貴族からの招待状が届いたらしく。
ゼン .........えっ!?
つづく