「ふおははうあはははひゃひや 」
怪物が何か言い出した。
「それ‥‥笑い声か?ウケ狙いならちっともおもんないのだが、いやただ音並べただ‥‥」
「うっせいわ!ウケ狙いでやったんだよ!!悪いか畜生!」
最初はこいつはウケ狙いで油断を誘うつもりだったと思っていたがどうやらこの怪物は表情から察するに単純にウケ狙いだったようだ。
はっきりいって完全になめられてる。こいつは俺を自分のギャグを試す相手と見なしており敵とは見なしてないようだ。
「お前は俺をなめてるようだが、さっきおまえが戦っていた奴らと一緒にしない方がいい。」
とかいっても他の戦闘員の実力知らないのだが。
でも判る、俺なら油断しきっているこいつに勝てると。
「ほぉ。ガキが‥‥いってくれるじゃねぇか
でもはったりじゃねぇてことくらい俺でも判るぜ。」
「だが、お前がさっきの雑魚より数段強くても俺の敵じゃねぇ!」
「いってくれるじゃねぇか!」
次の瞬間俺は奴の足に切りかかった。予想以上のスピードであったのだろう。奴は驚き慌ててかわすのだがバランスを崩し尻餅をついてしまった。
隙を見逃さない。
「シネ!」
もう一度全力でぶった切る。
グサッと首をとってしまった。俺の勝ちだ。
「ふぅ」
あっさり終わったので驚いたがよくよく考えたらこうなって当然だった。奴は決して弱くない。単純な戦闘力なら俺と互角かそれ以上はあると思う。しかし、奴は俺が自分と同程度の実力をもっているとは夢にも思ってなかった。奴は俺の実力を知って大きく動揺した。自分に近い実力をもっている奴と戦うのは初めてだからであろう、結果実力をだせずにやられた。おまけに奴は強いが動きが素人そのものであり。こっちは五年間死ぬ気で専門的に鍛え上げられ、さらに刀という武器持ち、あまりにもこっちの持つアドバンテージが多すぎた。
なんか一瞬虚しい気分なったが怪物を仕留めたことで結果親父を少し見返しできたような気になった。
太陽が少し暖かい。
「すごーい! まさか一人で倒すとは!さっすが!」 希美が隣ではしゃいでいる。はっきりいってうるさい。
「半分不意打ちみたいなもんだ、別に実力で倒したわけじゃねーよ」
「でもあの怪物は危険度6よ、とんでもないバケモンなんだよ、不意打ちでもすごいよ!」
ちなみに危険度っていうのは文字どうり怪物の危険度を表す。実は自然災害や事件、そして軍隊や警察など組織の総合戦力を表すときにも適用できる。危険度6は戦力なら先進国の軍隊一師団分、災害なら数時間以内に首都圏が壊滅するレベルだ。
「まあ、それはいいんだが、俺の所属は?奴が危険度6なら自衛隊所属ってことはないよな。」
「多分S級になるから所属はヒーロー機構ってことになると思う。」
日本国に所属する戦闘員(自衛官 警察官 ヒーロー 海上保安官)はその強さごとにそれぞれC B A Sとランクわけされる。そしてaとs は規格外として元の所属に関係なくヒーロー機構所属となる。
「ヒーロー機構か、本物のバケモンが集まるとこかよ、しかもS級って‥‥」
「凌君も十分バケモンだから大丈夫!自信もって!」
「人をバケモンあつかいすんなよ」
うざいと思う反面、少し嬉しいと思う自分がいる。
「まあいいわ、あとさ、もうきょうは私も凌君も仕事はないから、自宅に一緒にいってあげる。」
「一人で帰れるわ!」
「でも、凌君、方向音痴じゃん。話さなければいけないこともあるし。お願い。」
そういえば今後のことをちっとも聞いてなかった。おまけにここ二年で東京きたの高校受験の時だけだしいまはこいつに頼るのがよさそうだ。
つーか何で俺は敬語使うのやめたんだ?まあいいか。
「行こう。」
希美がこっちを向いて笑う。どっちにもとれるような笑顔だ。頭が困惑した。
俺たちは本部の建物を出て帰路についた。夕日がとてもきれいだった。
相変わらず文章下手です‥
一応補足説明
危険度について
危険度は十段階で評価される、数時間以内が目安で壊滅するのは一つだけ
1 人が死ぬ
2 多くの命の危機
3 町が壊滅
4 地方都市が壊滅
5 政令指定都市が壊滅
6 三大都市圏が壊滅
7 中堅国が壊滅
8 大国が壊滅
9 地球が壊滅
10 太陽系が壊滅
戦闘員のランクわけ
C 一般人が鍛え上げただけ 危険度1
B 常識内の強さ 危険度2 3
A 常識外の強さ 漫画の世界 危険度4 5
S 本物の怪物 危険度6以上
なおAとSはあまりにも強いので数人もしくは
単体でやらせたほうがよいと判断される(B以下が巻き添えを食らうため)また外部からの勧誘も多く核兵器扱いされるため国家同士の戦争で使えないので怪物退治の専門組織ヒーロー機構に配属される