長い間開けてしまい申し訳ありません
大学生って夏休みを大いに遊べると勘違いしてました
大学生って…辛い
さて、前回の話の続きだが
俺はラナっていう子と出会った所で終わったな?
そこから少し話を飛ばす
つってもそんなには飛ばないな
俺はラナのレべリングを手伝ってやる事にした
そんなある日だ
「そういや、ラナ」
「は、はい!?な、な、なんでしょう!?」
「……レべリング、手伝うのは構わないが、場所は俺が全て決めるぞ?」
「か、構いません!だ、だ、大丈夫で、です…!」
「そ、そうか…」
ラナと話すとどうも調子が狂うんだよ
迷宮区に入ってからは打って変わって、めちゃくちゃ凛々しくなった
戦闘にかなり慣れたような動きだった
あっという間にその場に居た敵は全滅だ
さて、ここで勘の良い人は気付いただろう
そこまでの戦闘能力を持っていながら、あの程度のモンスターで足を竦ませていたのか─
あの時の周りの人達だけが弱い、何て事はあり得ない
それなりに戦えたはずだろう
疑うべきはこの子の素性だ
どういった目的を持ってあの迷宮区に居たのか
これほどの戦闘能力を持っていたのに、何故足を竦ませていたのか
レベルも安全マージンギリギリだがそれなりには上げられている
誰もが思うだろう
この子は何かを隠しているのでは?─と
だが、ここで結論を出すとしても、まだ根拠や証拠などが少なすぎる
まだ言うべきではないと俺は思った
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「さて、粗方狩れたしレベルも結構上がったろ」
「は、はい!あ、ありがとう…ご、ございます…!」
ここで俺は気になった事を聞いてみた
「ラナはギルドに入ってるのか?」
「は、はい!ラフ……ら、ラフィールというギルドに…」
「そうか…あの時他に居たのはギルドのメンバーか?」
「は、はい…現実世界での友人です……」
「…………そうか」
俺はこの子が言う友達を救ってやれなかった
そこは俺の落ち度だ
しかし、ギルドを聞いた時に言い直したのは何故か
ラフィールというギルド名だと彼女は言った
ラフィールがどういった意味かも分からないが、言い直した時点で咄嗟に考えたという可能性がある
ラフ──俺には彼女の属するギルドがラフィンコフィンとしか考えられなかった
俺はラナと別れ、彼女の言ったラフィールというギルドを調べるために色々と聞いて回ってみた
しかし、誰も知ってる奴は居なかった
やはり咄嗟に考えたのだろうか
そんな時
「お、レイじゃないか」
突如として後ろから話しかけられたので振り返ってみた
そこにはキリトが居た
「キリトか…アスナは一緒じゃないのか?」
「ちょっとな…それはそうと、考え事をしていた様だけどどうしたんだ?」
そうだ、こいつには聞いていなかったな
良い機会だ
「キリトはさ、ラフィールってギルド…知ってるか?」
「ラフィール?うーん…聞いた事ないなぁ…」
キリトが知らないとなると、咄嗟に考えたという可能性が高い
というかそうとしか考えられない
「何でまたそんな事を聞くんだ?」
俺はキリトにラナとの会話の内容を話した
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「…………それは疑うべきだな…そのラナって子がラフィンコフィンの可能性は大いにある…」
「…注意しておくよ」
「………気をつけろよ、レイが対象になっているかも知れないんだ」
「あぁ…分かってる…」
彼女─ラナがラフコフだとするとだ
あの時のラナと一緒に居た人達はラフコフのメンバーって事は考え辛い
ラナの獲物だったのだろう
だったら何故、立ち竦んで居たのか
俺が来るのが分かって居たのだろうか
だとすると彼女には索敵スキルがある
これからは彼女をラフコフとして考えるのがいいだろう