ソードアート・オンライン 導きの剣   作:零ちゃん

31 / 42
第8話 休憩

俺達はホロウエリア管理区に一度戻り、休憩を取る事にした。数時間近く行ったり来たりを繰り返していたので疲れも溜まった。

 

「もう疲れたよ〜…」

「暫く休憩だな。こんな事もあろうかとアスナからお弁当を貰っている!」

「ほ、ホント!?」

「勿論。ちょいと待ってくれよ。」

 

俺はメニューからアイテム一覧を開く。え?いつ貰ったのかって?4人で探索してた時だ。ま、描写はカットしたがな!!おっとメタい発言は控えめにしておこう。そんなこんなで俺はアスナから貰ったお弁当を取り出す。

 

「確かサンドイッチだったかな?お、当たりだ。」

「凄い…美味しそう…」

「結構な数作ってくれてるし、好きなだけ食べな。」

「いいの!?」

「『フィリアに食べさせてあげてね。』ってアスナから言われてるしな。存分に味わって食べてやれ。俺もいくつか貰うけど。」

「うん!!」

 

フィリアはサンドイッチを頬張る。その姿はただの可愛らしい女の子だ。

 

「俺は…コレを貰おうかな。」

「私がそれ食べる!」

 

フィリアがそう言うと俺の持っていたサンドイッチが一瞬にしてフィリアの口に運ばれた。ま、まぁ、ここまで喜んでるならアスナも嬉しがるだろう。

 

「まだあるのに俺の持っている物を取らなくていいだろ!」

「だって美味しそうだったから…」

「あのなぁ…」

「で、でもまだあるし!早くしないと食べちゃうよ?」

「…そうだな。」

 

俺もサンドイッチを取り口に運ぶ。偶々俺が取ったサンドイッチの味が俺好みのやつだった。よくもまあ、俺の好きな味を覚えているなと感心した。アスナは良い嫁だな。キリトには勿体無い気がするよ。一応、俺も料理はするがSAOではしようとは思わなかった。何故かっていうと、あまりにも簡略化されていたからだ。それじゃ料理をした気にならないし、達成感もない。それでもアスナはゲーム内の味付けの研究を重ねていたらしい。料理をする者として尊敬するよ。

 

「って…もうほぼ無いし…まぁ、フィリア用に作ったらしいから構わないけど。」

「アスナに言っておいて!とっても美味しかったって!」

「分かったよ。それだけ喜んでるならアスナも張り切って作るだろうよ。」

 

そうしてサンドイッチを食べ終えた。すぐに行動するのも良かったんだが、フィリアが眠ってしまった。まぁ、俺が寝なければ見張りは出来る。いつ何が起きるか分からない中で2人して寝るのは危険しかない。それにフィリアの寝顔を見れるしな。そうして俺とフィリアはホロウエリア管理区でとても有意義な休憩を過ごした。




今回は後1つ投稿します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。